幕間 虹色 _ interlude

さて、幕間です。
虹色とは大きくでましたね。それは色なのか、紬さん、と突っ込まれそうですが(最近突っ込まれたばかりなのにね)、まぁ、いいでしょう。

文字には、不思議な力があります、ドラマのトリックで言ってました。実際そうだと思います。言葉、にも不思議な力がありますが、文字そのものにも、そして、書いた文字、にも力があると思ってます。それは、自分にもたらされるものだったり、読んでくれた誰かに届くものだったりしますが、ただ、まぁ、肝心なのは、文字にする過程、ですよね。
この痛みを、なんと綴ろう
この思いを、なにに例えよう
この記憶を、どこから切ろう
この視界を、いつから見せよう
それはきっと魔法の時間。癒しの魔法。回復の魔法。復活の魔法。resurrectionといえば、かっこいいですが、なんでもいいんですよ。治癒の効果があるのであれば。おそらく、治癒、かつ、解放、放出による、軽減、安堵、ですよね。そして誰かがそれを知ってくれる、受け止めてくれる、あるいは、誰かの治癒となる。詩でも、物語でも、つぶやきでも同じです。

今日は、迷わずにlego big morlでしょう。

彼らのサウンドはかっこいいです。世界観もかっこいいです。vocalの声もとても素敵です。上の4曲はとくに、すごいと思う曲です。そして、なにより歌詞ですね。

太陽は見えなくとも
show me rainbow after the rain
愛を歌えと少年は言う
show me rainbow after the rain

この雨、涙を隠してくれるから
このまま濡れていたい 新しい靴でも

Let's leap before you look 水たまり映る
泣いた顔を踏む 君はそっと笑ってた?

太陽は見えなくとも
show me rainbow after the rain
愛を歌えと少年は言う
show me rainbow after the rain
永遠の雨なんかない
show me rainbow after the rain
愛が不足と細胞は言う
show me rainbow after the rain

lego big morl 「RAINBOW」より

君は知らなかったんだ 初めから鍵は開いていた
行こう 行こう 行こう 希望へと

同じような音が世界に染み込む 丘越える者は決まって笑われ
気づいておくれよ あれは警告音 鐘を鳴らすのは君

はぐれないでおいでよ ほら手を
鐘の音 笑い声かき消せ

lego big morl 「Strike a Bell」より

かなりこの二曲には助けられた記憶があります。イヤフォンやヘッドホンがおすすめですよ。


雨は、好きですか?紬さんは、割と好きです。雨の日には、その音楽やその文字が、いつもとは違った印象を持つような気がします。雨降りの間、雨上がりの隙間、虹が出そうな空を探している瞬間、どれも素敵で、そのときそのときの音楽や文字は、とても刹那的な特別な何かを、私たちにくれる気が、しませんか?(ちょっと強引?そんなことないよね。)
きっと、
あなたの痛みも
君の傷口も
僕の罪も
誰かの悲しみも
何かに変わって
大気圏を超えて
宇宙から降り注ぐから
無駄なんかじゃないと思うな
雨か、星か、雪か、光か、
何かに変わって
きれいだって、
誰かが呟くんじゃないかなと
紬さんは、思います。

では、また幕間にて。

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