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究極の器用貧乏でチャンスを掴む〜増川さんのキャリア〜 

ソフトウェアエンジニア増川さんのキャリアを紹介します。

<略歴>
製造業支援をしているSIerにて、設計・開発・テスト、ソリューション設計、Web API新規開発、顧客に導入コンサルティングなどを5年間で経験。その後、2022年1月にLAPRASに転職。ユーザーの方に役立つ機能を2人のチームで開発しつつ、データアナリストも兼任している。

環境問題とポケモンが好きだった子ども時代

知的好奇心旺盛な子どもで、小学生の時はよく図書館にこもって理科の本を読みふけっていました。新しいことを学ぶことが楽しくて仕方がなかったです。
中高生の頃は、ポケモンに夢中になりました。読書もあいかわらず好きで、特に環境に関する本を読むのが好きでした。

環境に興味があったこともあり大学は農学系に進み、環境汚染改善について研究室で取り組んでいましたが、大学院の時は精神的に辛い期間でした。

オリエンテーリングで野山を駆け回っていた大学時代

研究室のフィールドワークでは、サンプルを取ってきて計測器にかけてデータを取るような精度の高い解析を日々求められたのですが、単調な手作業の繰り返しが苦手に感じ苦痛になっていきました。なかなか研究に身が入らずTwitterばっかりやっていた時期が1〜2年あります。パソコンのソフトウェアでポケモンの乱数調整をするのにも夢中になりました。

新卒で入った会社は?

農学系の環境系の大学はビジネスに繋がりにくく、環境省などの公務員になる人が多い中、IT系を中心に就活をして、製造業支援をしているSIerから内定をもらい就職しました。

最初の半年間の新入社員研修で、プログラミングが同期の中ではトップクラスにできたこともあり、クラウドSaaSを自社で開発する新規事業の部署に入ることになりました。最初はひたすらテストをやって、慣れてきたら開発に着手してプログラミングを始めました。

新規アプリケーション基盤を作るのが特に楽しくて、 ソリューション設計クラウドのどのサービスを増やすかを考えたり、どのように実現していくかを考えて実際にクラウドの設定をしたり、インフラを作っている感じがすごく楽しかったです。

しかし、自分が習熟していくうちに気になるポイントも出てきました。
設計書がExcelだったり、Subversionだったりと手法が前時代的で「新しい手法にしませんか?」と提案しても抵抗されてしまうことが多く、変化していくスピードが遅いと感じていました。
また、開発のチームに技術力の高い人はほぼいなくて、学べることがほとんど無くなってしまったことも不満がある部分でした。

プロジェクトに関わらせていただいた時もありましたが、自分に向いているのはプログラミングをして物を作っていくことなのではないかと思いました
社内の文化的にも、自分のやりたいことと60%はマッチしてても40%はマッチしていないみたいな感じでした。

ずっとこの会社にいることはないだろうなと思っていましたが、人間関係が良かったこともあり積極的に転職活動はしていませんでした。Linkedinにはとりあえず登録してスカウトが来て興味があったら受けてみようかなという感じでした。

LAPRASとの出会い

LAPRASがとある勉強会のスポンサーをしていて、そこでLAPRASを知りました。
自分の技術力を可視化してみたかったのと、アウトプットのモチベーションになるといいなという気持ちで、LAPRASに登録しました。転職のために登録したわけではなかったです。

Linkedinから来る求人は開発の技術力よりもコンサル力、客先折衝力みたいなのを求めるところからオファーが来ることが多くて、受けてみても自分が興味のある仕事ではないことが多くなかなかマッチしませんでした。

LAPRASからはスカウトを2回もらいました。1回目にもらった時は、忙しい時期だったのでスルーしてしまいました。その4ヶ月後ぐらいに追撃でスカウトが来て、スカウトメールの内容がちゃんとパーソナライズされてたので、1度スルーしたのに自分に興味持って見てくれていることに感動して受けてみることにしました。

選考中に、社内の人何人かと話す機会があり良い印象を受けたし、スキルチェックのリポジトリを解いていて良い感じに手応えがあったり選考はとても楽しかったです。

内定をもらい、2022年1月に入社しました。もうすぐ1年になります。自分の技術力に自信がついてきていた頃だったのでLAPRASが合わなくてもまた転職できる自信があり、転職することに対して不安はなかったです。

前の会社はリモートワーク中心ではありましたが、週2回は出社していました。LAPRASは入社時からフルリモートなので、「信頼関係ができていないのに最初からフルリモートで大丈夫かな?」という不安があったのですが、LAPRASの仕組みはすごくよくできていて、フルリモートでうまくいかないところを解消するための色んな施策や仕組みがあって、不安なくオンボーディングをすることができました。

 普段はリモートなので、3ヶ月に1回リアルで会えるオフサイトがすごく楽しいです。

オフサイトは毎回出席している増川さん

仕事に真剣に取り組み、社外で情報収集する両輪が大事

これまでの仕事の中で実力に繋がった業務は2つあります。

1つ目は、0からアプリケーション基盤を立ち上げたことです。
2年目の後半に外部連携用のWebAPIの立ち上げを、3年目の後半にデータ分析基盤の立ち上げを行いました。
WebAPIでは、開発基盤を0から作り上げて、他のメンバーも開発に参加できるように整備しました。
データ分析基盤では、要件を実現するためのクラウドサービスの選定・構成(ソリューション設計)から実装、運用設計までを実施しました。

2つ目は、前職の時に、テクニカルサポート的なことを通常の開発と並行してずっと行っていたのですが、その時に闇の深いコードに潜った時です。闇の深いコードに潜る業務の時は辛いと感じたこともありましたが、おかげで実力がつきました。

業務で開発をこなしていけば実力はおのずとついてくるので、日々の仕事に真剣に取り組むことは基本でありながらも一番大切なことだと思っています。

また、外から情報を取ってこないと、社外の状況から取り残されてしまうと思っていたので新卒2年目からDevOpsDays Tokyoやマイクロソフト系のイベントに参加していました。

Microsoft Build 2019 @Seatle に参加した時の1枚

カンファレンスやイベントに参加したことは、開発へのモチベーションが高まるきっかけになりました。

他の会社の事例に触れたり、最新の情報を直に知ることで、勉強してみようという気持ちや仕事のモチベーションに繋がりました。

自分の業務で役に立ちそうなイベントや、自分のプライベートでやってみたいことに関するイベントに行くのがお勧めです。

ターニングポイントで大事にしてたこと

面白そうだと思ったら、とりあえずやってみるようにしています。
失敗しても大したことない、死ぬわけじゃないという気持ちでチャレンジしています。

世の中には、1つのことを掘り下げることが得意な人と、色々なことに手を出すのが得意な人がいると思っています。
僕は1つのことを掘り下げることが苦手だったこともあり、1つのことでプロフェッショナルになっている人にひけ目を感じることが多かったです。
しかし、今は、いろんなことをやって究極の器用貧乏になろうという気持ちで生きてます

最近流行りのお絵描きAIの波にはまだ乗れていないので、そこは今後の課題にしたいと思っています。

今後もどんどんエンジニアの需要は伸びていくと思われます。エンジニアを続けていれば自信は後からついてきて、チャンスはどんどん舞い込んでくると思うので、ぜひ読者エンジニアの皆さんにもエンジニアとしての活動を続けていってほしいです。


今回は、ソフトウェアエンジニア増川さんに、ソフトウェアエンジニアとしてのこれまでのキャリアについて伺いました。
面白いと思ったことには、すかさず挑戦してきたと語っていた増川さん。
日々の開発業務に真剣に取り組み、社外で積極的にイベントなどに出て最新の情報をキャッチアップしていらっしゃる姿勢は是非真似したいと思いました。

LAPRASでは現在、一緒に働くエンジニアメンバーを募集しています。興味を持っていただいた方はぜひお気軽にお声かけください!

 また次回、別のLAPRASメンバーのキャリアをお届けできればと思います。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
今後もLAPRAS BACKBONEで発信を続けていきますので、是非アカウントのフォローや記事への「いいね」をよろしくお願いします。

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