かんな

映画観たり、美味いものを求めてうろついたり、一次だったり二次だったりの物書きしたり絵を…

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映画観たり、美味いものを求めてうろついたり、一次だったり二次だったりの物書きしたり絵を描いたりしてます。

最近の記事

ペンギンSFアンソロジー感想(ネタバレあり)

ペンギンSFアンソロジーとは さまざまなペンギンたちに出会えました。秋待様がまとめてくださったリストを元に頭から読んでいこうと思います。思ったことをつらつら書いていくだけの感想です。 ペンギンループ 喫煙所にペンギンの映像で既にかわいい。かわいいをあますところなく堪能できる一方で、ループする三時間のふと我に返るような怖さ。短い時間なので対処出来る範囲がとても狭い。これが続いたら…と思わずゾッとするのですが、そうありたいと願った結果なら許せる?かも?ぺんぎんの鳴き声もかわ

    • 2023年創作振り返るほどあるのか

      一年に一回は創作についてちょっと書いてみよう……と毎年参加させていただいています。 さて今年は本当に書いていない。 短いものは書いていましたが、長いものは少ない。けれど振り返ってみましょう。企画に参加してワイワイしている所の片隅で賑やかな空気を少しは吸いたいじゃないですか。 1月~3月 記録も記憶もない。 創作に関してはほぼ頭の中で全部こねるか呟くかなので、記録と呼べるものが爪先ほどもなかったです。 しかし書いていて思いだす。この頃おそらく、書き出し祭りという企画に惹かれ

      • 第十八回書き出し祭り 第四会場感想

        第四会場の作品一覧はこちら https://ncode.syosetu.com/n3146ie/ 4-01 ヒトゴロシンガー 物騒タイトルですがシンガーの部分で少し幻想味も滲む。雨の降る中の日常が細かに積み重ねられて、やや灰色っぽい風景が一転して赤黒い光景に変わる衝撃の強さ。Mの登場で蒼太の世界に色が増えるんですよね。ただし増えた理由が凄惨な行為によるもので、実行したMもですがすんなり受け入れた蒼太にも歪な所を感じて、これは存外似た者同士かもと思いました。 4-02 ス

        • 第十八回書き出し祭り 第三会場感想

          第三会場の作品一覧はこちら https://ncode.syosetu.com/n3140ie/ 3-01 とある王家の7人の忌子 忌子という単語がやや強い印象ですが、トータルするとどこか童話的な雰囲気を持つタイトルです。読んでみても同じ印象で、会話主体で進められていく中で王家に伝わる不穏な予言に王様がひたすらに怯えている、という姿が淡々とした語り口と反して歪に怖く思えました。優れた大臣にも一癖ありそうです。 3-02 ネコさんと一緒 ネコを信奉せよ。どこかで見たこと

        ペンギンSFアンソロジー感想(ネタバレあり)

          新作歌舞伎 刀剣乱舞 月刀剣縁桐感想

          ただ呟くだけにしようと思いましたが、呟くにしては気持ち悪いくらい長くなったのと、断続的な文章だと自分が見にくいと思ったのでこっちで書きます。思い出しながらなので場面が前後したりします。あと歌舞伎はここ最近になってぱたぱた観だした初心者です。 とにもかくにも。 はーーーーーーー良かった。めっちゃくちゃに良かった。全てが素晴らしかった。 刀剣乱舞の様式美を持ってきつつ、歌舞伎のうまみもしっかり加える。序盤、三日月以外が名乗りを上げた後?だったと思うんですが四本の細い幕が間を

          新作歌舞伎 刀剣乱舞 月刀剣縁桐感想

          第十八回書き出し祭り 第二会場感想

          第二会場の作品一覧はこちら https://ncode.syosetu.com/n3137ie/ 2-01 胸いっぱいの花束をあなたに 母娘のわいわいした感じはかわいいですよね。それもハレの日の、結婚式前と思しき状況でのこの賑やかさ。お母さんは素かもしれないけれどお姉ちゃんの緊張をほぐそうとしているのかなとか、お姉ちゃんも母親に甘えているのかなとか、そう思っていたところで場面も感情も反転して落としてきた……途中、気になる言葉があったので不穏さは滲んでいました。「誰にも」。

          第十八回書き出し祭り 第二会場感想

          第十八回書き出し祭り 第一会場感想

          書き出し祭りとは… はい。というわけで感想です。だいぶ遅くなりました。思ったことをただ書いているだけです。 第一会場はこちらですね https://ncode.syosetu.com/n3123ie/ 1-01 Me et eam falsam accusationem fugae 途中からラッパが聞こえてくるような場面転換に華麗なる登場。これはコメディと言いつつ実はかっこいいアウトローたちの物語になるのでは?と思ったらちゃんとコメディでした。賞金首の理由がずらりと揃

          第十八回書き出し祭り 第一会場感想

          舞台刀剣乱舞 禺伝矛盾源氏物語の感想とか

          思い出しながらつらつらと書き溜めていたら長くなったので、せっかく借りた場所を使わずしてなんとする。 というわけで置いておきます。ネタバレ配慮してません。 禺伝。木偶は刀剣男士だけじゃなかったんだなあ。 光源氏が刀剣男士を「刀の木偶」と言う時にどうして怒っている、侮蔑を感じるのかなと不思議だった。邪魔をする相手だから怒るのはわかるけど、木偶、と侮蔑?嫉妬?を込めるのが。 あの時代、女性は自由ではなかった。学はいらない、あの雨夜の品定めで言われている内容がもろ。それこそ人形の

          舞台刀剣乱舞 禺伝矛盾源氏物語の感想とか

          創作2022

          一年の創作を振り返る時間です。覚えていることもあまり覚えていないことも、どうにかほじくり返してみようと思います。 こちらですね。まずはオプションテーマに触れてみましょう。触れられるほど話持ってる……? オンライン、オフラインこれね、難しいね。 話し始める前から諦めちゃいましたが、正直に言うとあまり変わらない気がします。というかコロナの流行から三年経ち、変わらない、と思えるまでに変化が浸透したのかもしれません。 オンラインイベントというものを見かける機会は増えたなと思います

          創作2022

          創作2021

          今年もこの季節がやってきました。創作TALKさんの季節です。 いや~ここで色々書くかも、なんて寝言を言っていた時もありましたね。あれは去年ですか。 懐かしいですね。先を見つめながら今年のことを振り返ってみようと思います。 創作とイベントコロナ落ち着くかなと思っていましたがなかなか難しい。イベントへは一般参加でしか行ったことがなく、また今年は文フリなども行けなかったので傍目で見ていた感想のようなものです。 皆凄い! この状況下にあってめげない。負けない。新しい道を模索

          創作2021

          2020年は映画もよく観ました

          今年は新作の公開延期が多かったので旧作を観たのがほとんどですが。 「9人の翻訳家」「劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明」「コードギアス 復活のルルーシュ」「風の谷のナウシカ」「もののけ姫」「ヴァイオレットエヴァーガーデン」「TENET」「タワーリングインフェルノ」「キーパー」「鬼滅の刃」「羅小黒戦記」「インターステラー」「バック・トゥ・ザ・フューチャー1~3」「プロメア」「1917」…他にもあったかも。 文字に起こしてみると存外そうでもないのか。いえいえ、自分にしては観た

          2020年は映画もよく観ました

          2020-21 創作とかあれこれ

          どうもはじめまして。そこらのオンライン上で一次や二次の畑を耕しているかんなと言います。 普段は振り返らないものを、今年2020年に限ってはちゃんと記事にして書いてみよう、と思ったきっかけがこちら。 何か楽しそうですよね。こちらの企画は去年もちらちらと拝見してはいたのですが、自分には関わりのない世界の話だな…と一線引いて見ていました。大体が詳細を忘れているので。 ところが今年はそれを覚えている。ということは多少なりとも文字におこせるのでは、と思ったわけです。では何故今年に限

          2020-21 創作とかあれこれ

          はじめまして

          主に一次創作のファンタジーやホラーやたまにSFで小説を書いたり、刀剣乱舞の二次創作を書いたりしています。 特に多くをここで書くことはないと思いますが、ちょっと試しに使ってみようと思っていたのでしばらくは何かしら書いています。

          はじめまして