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【ウマウマ】英語の授業をしてみた。食べ過ぎと言ったら、馬。なぜでしょう?スライド19枚を公開。

馬の耳に念仏は知っているけど、馬の腹に食べ物?

こんにちは、語学の裏設定のゆうです。花より団子。食欲の秋に劣らず、食欲の春とも言える今日この頃。昨日はそんな大食いに関する授業をライブで30分配信してみたので、5分で復習できるレクチャーノートとして全スライド公開してみました。

名付けて、「6倍速ノート」


ライブで言い落した内容も入っております。

それでは早速英語のクイズです!

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1番:馬を食べる
2番:家を食べる
3番:ネズミを食べる
4番:月を食べる

Noteのタイトルからも答えはバレバレですよね、そう、1番の「馬を食べる」です。

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馬刺しを食べることで世界を震撼させている我々日本人ではありますが、英語圏では基本的に馬は食べません。中国などのアジア諸国や、一部のヨーロッパの国(フランス、スペインなど)では馬を食べるそうです。

さて、馬は一日に10~15kgほど食べ、水を20Lほど飲むことから「たくさん食べる」という意味が生まれたのです。日本語でも、「馬」はたくさん食べる動物の代名詞となっております。

クジラと並ぶほどの。

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ところで、画面右下のモニターは何なんだ!?と気になっていた方がいたかもしれませんが、あれは配信中に私が召喚される場所です。

こんな感じに。

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なぜ手を合わせているのか!?

馬の耳に念仏、、、ではなく、ゆうさんの顔に念仏、、だからなのか!?

ではなく、「皆様宜しくおねがいします」という意味を込めて手を合わせて居るのです。ちなみに私は自分で自分のことをゆうさんと呼んだので成仏しいくらい恥ずかしいです。

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からのEat a horseの使い方でございます、、、!

”I could eat a horse”というセットで良く使われます。

CanよりもCouldの方がよくセットで使われます。その理由は、CanよりもCouldのほうが実現可能性が低いからです。Canが40%くらいの「~できるかも」を表すなら、Couldは30%くらいでしょうか。


また、同様の表現で「Eat like a horse(馬みたいに食べる)」というものもあります。

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いますよね?いくら食べても太らない人。私は祖父がそうでした。

so thin(とても細い)+yet(のに)+eat like a horse (鯨飲馬食)

そのような人を表す他の言葉に、

have a fast metabolism (早い基礎代謝がある) 

があり、よく聞く「メタボリックシンドローム」のmetaboです。

肥満になってしまうのは代謝で対処できる以上に食べるからなんですよね。


あるいは、

hard to gain weight(体重が増えにくい)

という表現もあります。

gainは手に入れるという意味の動詞です。No pain, no gain (痛みなくして、手に入れるものなし→虎穴に入らずんば虎子を得ず)とも言いますよね!?

weight(重さ)とwait (待つ)は発音は同じだけどもスペルは違うことに留意しましょう。


。。。

ここからはEat a horseの言い換えを見ていきましょう。

まず1つ目はBinge (ビンジ)です。

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「モリモリ食べる」という意味の単語ですが、元々は「漬ける」という意味でした。

なぜ「漬ける」が「大食い」になったのか?

どっぷり漬ける→たくさん食べる

という風に意味が変化したのだと想像できますよね。

ちなみに、ソースや醤油などの「タレ」のことを「Dipping sauce」と言います。タレの説明を英語でどうするか今まで困っていた方はこれで解決です。

Dipping sause(タレ)をput(つけ)すぎてBinge(大食い)すると、gain weight(太る)してしまう

と繋げて覚えておくと良いでしょう。

肝心の使い方はコチラ。

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ガツガツ貪る感じが出ていませんか?

ポイントは、「on」を使うことです。

なぜ「on」なのかというと、病みつき感を出すためでしょうか。

「on」には「頼る」というニュアンスがありこれが下のように延びたのでしょう。

頼る→寄りかかる→傾倒する→それがないとやっていけない→病みつき


似た音の関連で、「Hinge(ヒンジ)」も覚えておきましょう。

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ドアのちょうつがいです。

ドアが開くかどうかの鍵はちょうつがいが握っています、それゆえHingeは「~にかかっている」という意味で使われます。

開くかどうかはちょうつがい次第、つまり、ちょうつがいに依存しています。ゆえに「on」を使うのです。


Binge(ビンジ)の紹介が終わった所で、Gorge(ゴージ)の紹介へ。

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ラテン語の「gurges(食道)」が元になった単語で、食道に食べ物を無理やり詰め込んでいるような光景が思い出されます。

食べ物による、食道への物理的な横暴です。

↑軽く名言臭がする...

それでは使い方はと言うと、

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ポイントは~selfという再帰代名詞型を使うところです。

再帰代名詞、、、、なんだか難しそうな響きがしますが、字を読むと「自分にび動作がってくる」、つまり自分に向けて動作をすることを指します。

例えば、
「殺す」という動作を自分に向ければ→自殺
「爆発」という動作を自分に向ければ→自爆

そんなノリで解釈していくと、yourselfは「あなた自身に」、myselfは「わたし自身に」だと言うことがわかります。

で、なぜmyself・yourselfなどの再帰代名詞型を使うのか?

それは自分で、自分自身の食道に、食べ物を詰め込むニュアンスがgorgeにはあるからです。

食べすぎて苦しいのに、ポテチを無理して詰め込んでいる姿が想像できますよね。


そんなGorgeですが、もう1つの意味があります。

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谷ですが、たしかに食道みたいに細くて長く見えませんか?


お次。


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3つ目は読んで時の如くなので比較的やさしいと思います。

特に加筆は必要ないので使い方へ。

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見覚えのある単語ありませんか?

Gain weight(体重が増える)

Some people can overeat (ある種の人々は過食できる)
+without(~なしで)
+gaining much weight (体重がたくさん増える)

=食べても食べても太らない人々です。

覚えていますでしょうか?Fast metabolism (早い代謝)な人々です。


人はどういうときに過食に走るのでしょうか?

いろいろ原因があると思いますが、1つはやけ食いでしょうか。英語ではEmotional eating (感情的な+食事)と言い、精神的に辛い時に食べることで気を晴らす行為で、私も大学生くらいの頃までは板チョコを1日4-5枚食べることくらいはやっておりました...(赤信号!)

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ストレスから過食に走ることから、別名「Stress eating」と呼ばれております。昔選考が食品科学で、emotional eatingについてプレゼンをしたことがあるのですが、高糖質・高蛋白のものほどemotional eatingの対象になりやすいとのことです。

チョコレート・アイスクリーム・ハンバーガーなどが該当します。

部屋は心を映す鏡だと言われますが、食習慣もやはり心の健康を映す鏡だと思うのです。普段、いつ何を食べているのか?これを追跡することで、自分の心の健康状態が分かるんじゃないかと私は考えます。

ということで、ライブもそろそろ終了の時間になっていました。最後に締めのクイズです。何が入るでしょうか?

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馬のように、

1.走る
2.歩く
3.働く
4.跳ねる

3秒待ちますね。

1...正解はこちら!

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馬のようにって、、どんなように?と思う方もいるかもしれませんが、日本語でも下のように言いませんか?

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馬の目の視野は350度で、片目でも辺りを一望できてしまいます。(配信中、間違えて馬の視野は狭いと言ってしまいましたね...)

その視野を狭めて目の前の仕事に集中させるために馬の視野を奪うための道具、ブリンカー(遮眼革)を取り付けます。こう考えると、馬車馬のように働くというのは、仕事以外にことに目が行かないように束縛を激しくするブラック企業的な働かせかたなのだな....と2020年風に解釈することもできるかも!?

そんなわけで本日最終スライド、work like a horseの使い方。

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冒頭のwork like a horseと、最後のeat a horseを同時に使ってみましたので、本日のまとめの文章としてお納めくださいませ。


というのが昨日の配信でした。

そして今日も配信する予定です。

私は今カナダに居り、カナダ時間の深夜の配信になるので、日本時間に直すと昼下がりの時間帯でしょうか?

まだまだ駆け出しでライバーとして未熟ですが、宜しくおねがいします。



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