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眞葛焼、そして陶を探究していく

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眞葛焼をはじめとして、陶磁器に魅入られた方々の素敵な記事をまとめています。
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2024年4月の記事一覧

陶芸で一番大事な時

陶芸で一番大事な時

GWの窯焚きに向けて、
カラダもアタマもフル稼働しています。
さざ波みたいないつもの時間が、
大きな波になって目の前に立ちはだかっている感じです。
皆さんも、時間が物質のように感じることってないですか?

大事な事

一土、二焼き、三作り
やきものの世界では昔から言われることです
話すと長くなるので、詳しくは後日。

ざっくり、
やきもの(≒陶芸)の良し悪しを決めることの順位です。
昔から言われて

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一歩づつ進んでいこう 近代化を伴う気候変動危機のモン族窯業無形文化財研究

一歩づつ進んでいこう 近代化を伴う気候変動危機のモン族窯業無形文化財研究

昨日、紆余曲折の困難を乗り越え、やっとこさでメルカリで新品より半額の中古の電動臼を注文した。電動臼を買う契機は私がタイでモンの陶工への弟子入りや日本政府の開発が絡むモンの少数民族問題や先住民教育家だった親しかった古老の死別を経験したからである。

ここでは先住民教育をしていた古老の死別を次回以降に話すとして、現代史におけるモン窯業問題の概略を紹介する。。タイのバンコク郊外にはモン族の窯業地帯がタイ

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世界にこれを超えるもの無し

世界にこれを超えるもの無し

昨日は久しぶりに横須賀へ参りました。 驚異の細密表現展 | 展覧会 | 横須賀美術館 (yokosuka-moa.jp) を観に。ここで、本当に驚く作品に出合いました。江戸・明治の工芸というところに惹かれて足をはこんだ次第でしたが、改めて日本人の眼と手の能力の高さに、沈黙してしまいました。

開港場であった横浜からは、生糸をはじめあらゆるモノが輸出されました。
先述しました原三渓は、その豪商でした

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