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詩 「神秘」
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眠りについた夜__
胎内へと向かう宇宙船にのって
不思議な夢の世界へと意識は誘われる
メビウスの輪のような切れ目のない
らせんの吊り橋を歩いている
小さな細胞に刻まれた
はるか太古の記憶を辿る
神秘の旅路へと向かう
この世を形作っている神の御業
目を見張る美しい創造の世界に魅了され
包まれるような安らぎを覚える
その時__
白いユニコーンが現れた
何かを物言いたげにこちらを見つめている
たてがみを風に揺らし疾走を始める
ユニコーンは全身から眩い光を発し
白い毛並みに映し出される色とりどりの星屑を
きらきらと輝かせている
ユニコーンは光の帯を意の向くまゝに形どり
わたしの頭に星座の冠を戴かせてくれた
そして__
ユニコーンはわたしの前から姿を消した
小さな世界に宿る宇宙に祝福されているような
不思議の夢に誘われて
人知を超えた聖なる夢が思し召す
神秘なるまゝに__
Goodnight Moonlight
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