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詩 「ジョバンニに想いを馳せて」

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小さな頃に読んだ
ジョバンニに想いを馳せて

空の上から眺める
車窓の景色を夢みる

遥かなる宇宙の向こうにある
やさしさの核(Core)へと旅に出る

数多の出逢いと笑顔が
走馬灯のように過ぎ去ってゆく

別れの哀しみや裏切りが
渦巻く日々も過ぎ去ってゆく

全ての想い出が
ありがとうの気持ちに
代わってゆけるのなら

遥かなる宇宙の向こうにある
やさしさの核(Core)へ

それは自分自身をなす
細胞に刻まれた
小さな宇宙へと辿り着く

小さな頃に読んだ
ジョバンニに想いを馳せて

夜行列車の汽笛が
夜のしじまに響く

空から見る街の灯は
きらきらとした夢を
銀河へとつなげるように
輝きに満ち溢れていた___

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宮澤賢治 "銀河鉄道の夜"
「人は幸せを与えて生きる」
全ての想いを感謝に代えて___

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