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行ってきたぞ北欧伝説の谷

いえ、埼玉ですけどね。本場フィンランドではなく。
埼玉県飯能市のムーミンバレーパーク。

存在は以前から知っていました。
ちょっとしたキッカケがあり、
行ってみる事にしました。

お恥ずかしながら飯能という場所を初めて知りまして。
行き方を調べたり、泊まる場所を探したり、やることは沢山ありました。

飯能駅からムーミンバレーパーク行きのバスは、
(正確には"メッツァ"という名のバス停)
1時間に1本、多くて4本なのでタイムスケジュールにはかなり気を配りました。

*****
余談を挟みますが、メッツァの次のバス停は"宮沢湖温泉"といいまして。
1050円~くらいで露天温泉、サウナ、休憩所、別料金で岩盤浴等が楽しめます。

温泉?もちろん行きますとも。

*****

話をムーミン谷に戻します。

"メッツァ"は"森"を意味します。
バスを降り、道なりに進んでいくと北欧雑貨のお店やカフェなどが並ぶ見晴らしのいいスペースがあります。

ここはまだムーミン谷ではありません。

広くて開放感があり、人が少ない。車も入ってこない。
ワンちゃんの散歩コースにも活用されているようでした。

左に進むとムーミン谷

大きな湖があり、ボートに乗れるようです。
・右に進むとキャンプなどが楽しめる施設
・左に進むとムーミンバレーパークです。

標識から500m程進むとムーミンバレーパークの入り口なのですが、その道中も十分にムーミン感が出ていて素敵です。
進む毎に気分が↑上昇↑

ゲート手前すでに可愛い。ここまでは無料。写真左奥がチケット売り場とゲート。

入り口でチケットを買うか、事前に購入・発行したQRコードを提示すると入場できます。

記念写真用のモチーフが沢山あった。全部可愛い。
パパの釣り小屋だと思っていたけど、調べたらスナフキンの水浴び小屋だった。

ムーミンバレーパークは、他のアミューズメントパークと比べ、
派手なアトラクションはありません。

キャストが歌って踊るショーはありますが、ジェットコースターやパレードなどはありません。

・人がそれほど多くなく、のんびり過ごせること
・焦る必要がないこと
そして、
・突如爆音が鳴らないこと。

このパークは、ストレスが全くないのです。

そして、なんと言ってもムーミンハウスは見応え十分です

この橋で釣りをしたりハモニカを吹いてるんだよなあ。

実は今回の旅、母への贈り物でした。
母の推しはリトルミイ。それとムーミンハウス。
この旅の目的は、ハウスとリトルミイを満喫することでした。

尚、私の推しはスナフキンです。

ゲートからここまでの道のり、
遠景にあったムーミンハウスが徐々に近づき、
木々の隙間からチラチラ見える度に浮足立ちます。

全貌が見えた時の興奮と言ったら…!
しかし、それを上回ることが起きます。


キャストのリトルミイさんとスティンキーさん

キャストのミイさんが、ハウスにいる!!!!!!!

い、いいんですか…!?ミイさん…!そんな大盤振る舞い…!
私は母をハウスの前に立たせ、写真を撮りまくりました。

もしも、到着時間が5分でも10分でもずれていたら…?
きっとミイさんには会えなかったし、ましてやハウスの中にはいなかったでしょう。

神は我に味方したり…!
この場合は北欧神なんですかね。八百万の神々なんですかね…。どっちも得意分野です。(早口になるヲタク)
そういえば予報では絶対雨って言われてたのに、屋外にいる間は降らなかったし。神は我に(略)

おかげで「母、ムーミンハウス、リトルミイ」すべての条件がそろった記念写真が撮れたのです。
身内ジョークではありますが「これ遺影に使えるね」と言い合い笑い合いました。

入場開始5分くらいの出来事です。

…あれ?もうやることなくなったな…?
そんな興奮のあと、写真を見返しますと…。

さっきの写真を少し引きにしました。 左のミイとティンキーはキャストさん。 右の彼は…?

自主的スナフキンさん…!

ムーミン谷には、ファンの方々が自主的にコスプレして"住んでいる"というお話はかねがね聞いていました。

いたよ。すぐ隣にいた。

この日は自主的スナフキンさんしか見かけませんでしたが、各種自主的キャラクターが存在するみたいですよ。


もちろん、入場5分で帰るわけにはいきません。
ムーミンハウス内を見学します。

ハウス向かって左手に、地下へ続く階段があり中に入ることができます。

左から:地下室入り口 / 地下室の備品 / 1Fリビングの振り子時計

「ムーミン感」もさることながら「北欧の暮らし!!」という雰囲気を感じられてとても素敵な展示です。

地下室は暗く、ソーセージや魚などが吊るされて保管されていますし、ムーミンママが作ったジャムの瓶も大量にありました。

雑多な置き方、整理された置き方、干してある衣類、レースの敷物などなど、
「住んでいる人」を感じる作りになっています。

左から:パパとママの寝室 / ムーミンの寝室 / ゲストルーム。スノークのお嬢さんが使っている

「ホテルかな?」と思うくらい、ベッドやリネンの類に清潔感があります。

「ああ、きっとムーミンママが毎日綺麗にしているのだなあ」
「ゲストムールに花が活けてある。ムーミンがプレゼントして、お嬢さんが飾ったのかな?」と物語に思いを馳せることができます。

パパの破天荒な生き方や散らかし方も「それっぽーい」と感じることができます。

パパの帽子やママのバッグ、リトルミイの小さな洋服など、細やかなアイテムを発見するたびに楽しくて仕方なくなりますよ。

ここに掲載したのは本当にほんの一部です。
あまり公開してしまうともったいないので。是非ご自身で見て頂きたい。

さて、ハウスの外に戻りまして…

画面左の「団地」っぽい建物はミュージアムです。

上図左、体験型ミュージアムがあり、室内展示も楽しめます。

作者トーベ・ヤンソンの人生と、ムーミン谷の物語に関する展示がたっぷりありますよ。

本の中を歩いているかのような展示スタイル


等身大立体フィギュアと映像による魅せ方


旅の道具を実物で展示。こういうのグッとくる


作者の机を再現したもの


物語のワンシーンや、原画に近いものの展示。

右の"透明人間"っぽい絵はニイニという女の子です。
子供の頃、この話を読んだ…のかアニメで見たのか…?
「なんて恐ろしい現象なんだ」というインパクトだけが残っていて、展示を見た途端その時の記憶がブァッと開きました。

覚えている。そして忘れていた。
他では得難い経験です。個人的にはこれが一番の収穫だったかもしれません。
大量に買った戦利品おみやげもモチロン収穫ですけどね(笑)

興味を持たれた方は是非お出かけになることをオススメします。


↓公式サイト↓


母とリトルミイとムーミンハウス。png保存したらボカシが過剰に…まいっか。

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