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Vol.28【🎥映画コレクション】『3人』という願望


🎬 ✨『人間失格』🇯🇵
⌛️          2019年


この映画は、個人的には去年一番好きな映画です!

題名の通り3人の女が出てくるのですが
太宰治の実話みたいですね。

真実がどうだったかは、突き止めてもわからないので
それはさて置き。

三人の女が、それぞれ色んな意味でぶっ飛んでいるんですよね笑

スクリーンショット 2020-04-03 1.21.46

本命妻↑


スクリーンショット 2020-04-03 1.21.57

二人目↑
(私は彼女の役が一番好きでしたw)

スクリーンショット 2020-04-03 1.21.52

三人目↑


どの関係性も、何とも言えないほど濃度が高いですね。

映画の内容は、写真の『三人と女』が太宰治との恋
そして『書く』という事を中心に、展開して行きます。

まあ、想像通りのドロドロした感じもありますが
後半から感情移入してしまい、
あれこれ考えたり、感情の起伏を経て
終わった頃には、なぜかすっきりした気持ちになりました笑

私はこの映画をきっかけに、自分の中に眠っていたものが
刺激され、再び表まで噴き上がりました。

それぐらい個人的に気付きが、たくさんありましたね。

私が、この映画を観て強く感じた事は二つ(切実に)
それは

①『三人の男』というロマンスを体験したい
②  人は死を、目の前にした覚醒する

一に関しては

私の願望を、深い暗い所から明るい見える所まで掘り上げてくれた
この映画と太宰治さんに、とても感謝しています!!!笑

私の個人的な考えなのですが、本当に個人的な考えですが(強調)

私はそもそも『一人だけを愛する』という事があまり理解できてないです。
だって人生一回きりで、こんなに地球上に人がいて
みんな一人一人の魅力と個性があるのに、何で一人に縛られなくちゃいけないかは、私はよくわかりません。

『論理』とか『こうしなくてはいけない』というのも、
結局は最初誰かが、何かの目的もしくはメリットの為に作ったもの

だから何でもやっていい、という訳ではないと思うが
自分が正しいと思う範囲で、自分の願望を追求する価値はあると思う

それが常識外れで、タブーとされている事なら尚更あります。


だって、本来全てが自由で開放的な私達が
この地球に来て、人生の喜びを体験しに来ているのに
本来あるべきではない制限のせいで、自分らしく生きれなかったら
それこそ人生悔いだらけになっちゃいます。


なので私の今の夢の一つは
三人の男(本気でディープな)を創る事です(結構本気笑)

私の中では『浮気』=『嘘つき』でしかなく
それをちゃんと伝えれば、また別の物になるのではと思います。

ちなみに『三人』にこだわる理由ですが、
私の仲良い友達や慕っている先輩の女性の方の話を聞くと
みんなの人生ストーリーに、必ずと言っていいぐらい
同時に『三人』の男がいたんですって。

それがまた興味深いですよね。笑


そして二つ目に関して

この映画は、終盤に魂が興奮します。

彼は書く為に色んな恋をしたり、そこからインスピレーションを得てたみたいですが
長編傑作は、まだ書いていなったのです。

一回死にかけてから、
食べず呑まずで何かに火がついたように、ひたすら書き続けるシーンが
観てて、本当にたまりませんでした。
そこから『傑作』が生まれたのです。

監督が、蜷川 実花というのもあり
映像もこれまた綺麗で、後半私も火がついてしまいましたね。笑

『マトリックス』のシーンでも
主人公のニオが最後に死んで(暫定)、その後生き返ったあとに
今まで以上にパワフルになってた、というのがあるのですが


『人間』死にぶつかる時こそ、今まで恐れてたものが消えて
純粋にやりたい事だけに、集中でき
自分の情熱を、その瞬間その瞬間に全て注ぎこめて
一回きりの人生を、切り開く事ができるのではないでしょうか。

私はもっと、ギリギリの所まで攻めて
生命自体が、完全燃焼するような生き方にしたいです!



最後に太宰治さんの粋がある名言を綴って終わりです!

愛することは、

いのちがけだよ。

甘いとは思わない。

- 太宰治 -

ー以上!ー

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