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L-tra.|障害予防→パフォーマンスアップ情報配信

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スポーツ指導者のためのトレーニングマガジン!野球・サッカー・バスケの現場で活躍するトレーナー(理学療法士・柔道整復師)が、各競技に特化した「怪我予防のためのストレッチやトレーニン…
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#股関節

いわゆる“股関節を使える様にする”トレーニング

1.股関節を使うメリットスポーツ動作で股関節の重要性は周知の通りかと思います。 股関節が使える様になることで などメリットがたくさんあります。 重心が股関節近くにあることから、股関節が動くことで重心移動をスムーズになります。 また、股関節には大きな筋肉が多数あることから、股関節が動くことで力発揮にも有利となります。 しかし股関節を動かすことは容易なことではなく、単純に股関節を意識すれば動くということでもありません。 大事なことは股関節を使える環境にすることで、

投球障害予防に必要な股関節

今回はL-tra.投球障害予防シリーズ第4弾! 「股関節」をテーマにご紹介します。 野球現場で選手や指導者さんがよく口にする 『下半身をうまく使えていない』 では、投げるためには どのような下半身の使い方をすればよいのでしょうか? 今回は下半身のエネルギーを上半身に伝えるために必要な股関節の動きとトレーニングについて紹介していきます。 前回では軸脚の柔軟性について紹介しました。 今回の内容と併せてお読みいただけると、下半身の重要性が理解しやすくなるかと思います。 ■

怪我を防ぐ股関節・体幹のセルフケア

スポーツにおいて股関節・体幹の重要性は言うまでもありません。バスケットにおいても、股関節・体幹が機能している状態=力が発揮しやすい状態を維持することは怪我の予防、パフォーマンスの維持・向上にとても重要です。今回は股関節・体幹の力を発揮させるための、練習後のケアについてお伝えしていきます。 股関節と体幹のケアで必要な知識股関節はソケットとボール状の関節で、周囲は靭帯や筋肉に覆われ、股関節の外側には多くの筋肉があります。股関節は外側の筋肉が柔軟に動くことで、スムーズに動かすこと

投球障害予防のための軸脚機能-柔軟性-

L-tra.投球障害予防シリーズ! 第3弾「軸脚機能」についてご紹介します。 前回までは上半身を中心に 投球障害につながる要因について紹介してきました。 これまで配信してきた内容を踏まえ 今回からは「下半身」を中心に紹介していきます。 投球障害が起こりやすい原因として、 痛みのある上半身、特に肩・肘に着目することが多いと思います。 上半身の問題がみられないけど、 肩・肘の痛みが続いてしまうという選手もいるのではないでしょうか? そういう選手に必要になってくるのが 「

オフにオススメトレーニング❻|股関節柔軟性

オフにおススメトレーニング❻ 股関節柔軟性改善ストレッチ ●股関節詰まり改善トレーニング●腸腰筋ストレッチ●内転筋ストレッチ ●殿筋・ハムストリングスストレッチ 是非お試しください!! ーーーーーーーーーーーー L-fit.HP|http://l-fit.org Twitter|https://twitter.com/L_fit_ Instagram|https://instagram.com/lfit_matsudo?igshid=a5ywi0ipr38k YouT

オフにオススメトレーニング❸|股関節

オフにオススメトレーニング❸ 股関節を徹底的にトレーニング ●基礎トレーニング ●モビリティエクササイズ ●ハムストリングストレーニング 是非お試しください!! ーーーーーーーーーーーー L-fit. HP|http://l-fit.org Twitter|https://twitter.com/L_fit_ Instagram|https://instagram.com/lfit_matsudo?igshid=a5ywi0ipr38k YouTube|http

オフにオススメトレーニング❷|胸椎・股関節

オフにおススメトレーニング❷ しなやかな身体を作る回旋系トレーニング ●胸椎回旋 ●体幹トレーニング ●ターンのための回旋トレーニング 是非お試しください!! ーーーーーーーーーーーー L-fit. HP|http://l-fit.org Twitter|https://twitter.com/L_fit_ Instagram|https://instagram.com/lfit_matsudo?igshid=a5ywi0ipr38k YouTube|https

身体を繋ぐ!!重要な筋肉|腸腰筋

体幹と下肢を繋ぐ唯一の筋である腸腰筋(厳密に言うと大腰筋) また身体重心位置をまたぐことから、姿勢をコントロールする上で非常に重要な役割を果たす筋と考えられます。 さらに横隔膜と連結することから、呼吸とも密接な関わりをしています。 この筋の機能を最大限に発揮することで、いわゆる体幹と下肢が繋がった動きを獲得することができます。 股関節を中心に、付け根を前に出すように腸腰筋を伸ばしていきます。 伸ばしている脚と反対に体を捻ることでさらにストレッチされます。 (腕を広げる

股関節のアクティベーショントレーニング

|股関節の重要性スポーツにおいて股関節の重要性は言うまでもなく、ご存知の方が多いと思います。 股関節はその形態から、自由度が高く可動域が広い関節になります。また関節周囲には大きな筋肉がたくさんあり、パワーを発揮する上でも重要な関節となります。 その股関節を使えるかどうかは、全身との相互関係性から決定するため、トレーニングにて股関節単体で動きの改善をしても、十分にその役割を果たすことはできません。 そのため、体幹を固定したトレーニングよりも体幹を連動させたトレーニングにより

回旋と骨盤の関係

身体を回転させる回旋動作は野球でのバッティングやピッチング、ゴルフでのスイング、テニスでのサーブやスマッシュなど上半身を使った動きを伴うスポーツには重要な動作になるのはイメージしやすいかと思います。 またサッカーやバスケットボールでの切り返しなどでも回旋動作は用いられ、あらゆるスポーツにおいて欠かせない動作になります。 フィットネスクラブの利用者の中にはゴルフやテニスを楽しまれている方が多く、トレーニングの目標としてスイングを安定させたいということを耳にする機会は多くあり

【股関節基礎トレーニング】股関節の安定性、連動性トレーニング5種類

股関節を使えるようにすることは、パフォーマンスアップや怪我予防において重要視されています! 紹介しているトレーニングは、股関節の安定性(骨同士の噛み合わせがあっている状態)に関わる筋肉のトレーニングや、体幹から股関節の連動した動きの獲得を目的とした基礎的なトレーニングです。 4つの関節安定化トレーニングで股関節の状態を良くしてから、股関節(と体幹)の動きのトレーニングを行なってみてください! ーーーーーーーーーーーーーー 平 純一朗|タイラ ジュンイチロウ Medic

股関節の重要性|チェック方法と改善エクササイズ

股関節の重要性はこれまでの投稿でお伝えしてきたと思います。 膝や腰が痛くなる原因として股関節の柔軟性低下や股関節周囲筋の筋力低下の代償であることが多くあります。 また、股関節が動かないと十分にパワーを発揮することは困難となります。 そのため股関節の柔軟性改善、筋力強化は障害予防及び、パフォーマンス向上には必須になると考えます。 スクワットにおける股関節の重要性 股関節が動いているかどうかの簡易的なチェック方法としてスクワットがあります。 スクワット動作を効率良く行うため

トップスイングに必要な「内もも」と「足の甲」の重要性とは

ゴルファーの悩みの種の一つに トップスイングにかけての体重移動ができないという声を聴くことがあります。 ではなぜ体重移動ができないのでしょうか? ◆トップスイングまでの過程 体重移動とは言葉の通り、 重心を左右に移動させることであり、トップスイングでは右脚を軸に体重を乗せる必要があります(右打ちの場合) 「体重を右脚に乗せているつもりだけど、スイングが安定しない」 「体重がそもそも右脚に乗れない」 このようにトップスイングが安定しない原因には、回転の軸となる 「内も

股関節は鍛えてほぐす!

サッカーと股関節痛以前にサッカー選手の多くが悩まされるグローインペイン症候群について様々な研究論文からその概要ついてまとめ配信させていただきました。 それをもとに 【サッカー選手と股関節痛の関係性】 【セルフチェックから予防・パフォーマンスアップに必要なトレーニング】 をについてまとめました。 特に【股関節の可動性】はキック動作時の股関節痛やボールの質などパフォーマンスの部分に大きく影響を与えるため【ストレッチ】を中心とした股関節周りのトレーニングをご紹介いたしま