L909

英国5年、アメリカ2年→博士号取得。英語を結構話せる人向けに、仕事とかプレゼンとか英語圏滞在中のより密度の濃い付き合いに役立つ諸々を書いていきます

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最近の記事

それは違う、と英語で言おう

英語を喋っていると、程度の差はあれ誰かと論争になることは避けられない。「それは違う」と(時にはすごく強く)否定しないといけない場面が必ずある。そういう時のために。だいたい下に行くほどより強い語調。 書きながら気づいたのだけど、事実の推定とか(例えば「本田と遠藤は仲が悪いんじゃないか」)に対してだけ使えるもの、あるいは「本田と遠藤は仲良くすべきだ」みたいな意見に対してだけ使えるものが一部ある気がする。大体はどっちにも使えるけど。 Not quite. Not exactl

    • 「それな」に一番近い英語はRight onとかSpot onとか、あともう一個あった気がするんだけど思い出せない...思い出した!"Damn straight."だ

      • A mother-to-be は妊婦、a president-to-beは次期大統領など、この-to-beは「もうすぐ…になるもの・人」として使える。We're very happy about our home-to-be. 私達は完成(入居)予定の家には大変満足です。みたいな

        • I'm sorryって言ってるけど全然謝っていない会話の例

          昨日出た研究会で聞いた会話(多少変更を加えている): A: You said in your presentation that X is Y, ...  プレゼンのなかでXはYだとおっしゃいましたが、… B: I didn't say that. いえ、言ってませんよ。 A: No, when you referred to...  いやいや、お話の途中で… B: I didn't say X was Y. I just didn't. I'm sorry. 申し訳

        • それは違う、と英語で言おう

        • 「それな」に一番近い英語はRight onとかSpot onとか、あともう一個あった気がするんだけど思い出せない...思い出した!"Damn straight."だ

        • A mother-to-be は妊婦、a president-to-beは次期大統領など、この-to-beは「もうすぐ…になるもの・人」として使える。We're very happy about our home-to-be. 私達は完成(入居)予定の家には大変満足です。みたいな

        • I'm sorryって言ってるけど全然謝っていない会話の例

          なんかここ数年アメリカ人でwhoで人を説明すべきところをthatで受ける人が増えてる気がする。We have, in our team, incredible people that have necessary expertise...みたいな

          なんかここ数年アメリカ人でwhoで人を説明すべきところをthatで受ける人が増えてる気がする。We have, in our team, incredible people that have necessary expertise...みたいな

          ベタだけどよく使われる慣用句など

          手垢のついた表現だけど、たまに使われるので自分から使わなくとも知っておいたほうが便利な表現。 
The elephant in the roomほんとは話題の中心になっているべきで、皆気づいているのになぜか無視されている重要な事柄。 The decaying public education system is the elephant in the room that is having a lasting impact on our society.
 崩れつつある

          ベタだけどよく使われる慣用句など

          優柔不断な気分のときに使う英語

          どうしますか?と聞かれてまだ決まってないなら、Undecided.(決めてません)というのが一番かんたんな答えだけど、もっと色々説明したいときに。 I’m not sure if I want to work in the auto industry any longer. I might want to try something new. これ以上自動車業界で働きたいかどうか、ちょっとわからない。新しいものを試してみたい気もするし Do you know what

          優柔不断な気分のときに使う英語

          表現力豊かに誇張する英語表現の5つのアプローチ

          勿論声のトーンでかなり表せるのだけど、それ以外にはこういう方法がある: 1.数を極端に誇張して言う Chinese restaurants tend to offer 10,000 different menus and I sometimes wonder whether they can actually do all of them. 中国料理店はよく10,000点くらいのメニューを載せてるけどホントに全部作れるのかなとたまに思うんだよね Dr Pitnikoff

          表現力豊かに誇張する英語表現の5つのアプローチ

          面子を保ちつつ基本的な質問を英語でする

          プレゼンとかを聞いて、基本的な事実を確認したくなったら人の目とか気にせず聞いてしまうのがいいと思うんだけど、その際にもやっぱりこなれた言い方というものがあって。以下に挙げたのはだいぶ丁寧な言い方。ほんとはこんな枕詞なしに聞いてしまってもいいんだけど、まあこうやって始めた方が質問してるこちらの気が楽だという場合に使いましょう。 If you could forgive my ignorance, (無知をお許しいただきたいのですが、) If I could ask you

          面子を保ちつつ基本的な質問を英語でする

          単語なのかもよくわからないけど微妙なニュアンスを伝える英語の音を幾つか

          日本語でも「へー」とか「もー」とか「あちゃー」とかいうなんでそうなのか文法的には(素人には)説明できなそうな音があるけど、英語でもそういうのがある。以下に思いついたものを。 meh – non-committal answer. 「メァ」 —So how was the party last night? —Meh. 昨日の夜のパーティーはどうだったの? いやー。 (すごく細かいニュアンスで、そんなに好印象ではないけど口を極めて罵倒するほどひどくもない、そもそも正

          単語なのかもよくわからないけど微妙なニュアンスを伝える英語の音を幾つか

          英語で食事の注文を変更するとき必要なたった一つの単語

          レストランに数人で入って食事をする。メインが終わってじゃあデザートでも食べよう、となって、メニューをもらってあなたはミルフィーユを頼む。隣の友人がテーブルに乗っかってる小さなメニューから本日のおすすめのレアチーズケーキを頼む。なに、そんなのがあったのか。そっちのほうがおいしそうだな。変えたいな。 というとき、なんと言いますか。別にどう言ってもいいんだけど、切り出す最初の一語だけで、ウェイターさんに「あ、この人は注文変更だな」とわかってもらう単語はなんでしょうか。 Actu

          英語で食事の注文を変更するとき必要なたった一つの単語

          so/very以外で強調する表現力

          So good. Very interesting. など、so/veryを使えば大抵の形容詞は強調できるし、それでも通じるけど、使いすぎると表現力が乏しい感じが出てしまう。Amazing, awesomeだけでもちょっと苦しい。形容詞には①それぞれよく使われるペアと呼べる副詞があるし、あるいは②ちょっと変わった組み合わせをすることでwitを醸し出すこともできる。 very important -> vitally important  それがないと始まらないってくらい重

          so/very以外で強調する表現力

          語尾につけるfiller words

          filler words=大して意味はないのだけれど語数を稼いだり語感を整えたりするために付け加えるフレーズ 1 若干投げやりに、正確な描写を放棄するもの…. or whatever it is ..., or whatever you wanna call it/them 「とか、何でもいいんだけど」。that節を続けてもOK) 2 列挙する手間を省くもの…. and all (that) …. and everything …. and whatnot これ

          語尾につけるfiller words

          閑話休題

          話していてちょっと話題がそれたなという時、本題に戻っていく言い方。 Not important. (でもそれは重要じゃない) But I digress. (横道に逸れました—なぜかこれだけは必ず現在形で使われる) Back to my original point. (本題に戻りましょう) But that’s tangential. (でもそれは本題とは関係薄です。三角関数のタンジェントですね) So much for XYZ. (XYZについてはこれくらいにし

          閑話休題

          喋りながら文章を考えるときに使う[which] is that

          だいたい英語を勉強すると本に載っていたり先生が教えてくれる例文は完全な文章なんだけど、そういうのばかりで会話が成り立っているわけではない。思いついた部分から言って、考えながら文章を完成させる。 たとえば、 You know, I think Mr Gardener left out the most important information in his version of the story, is that, his daughter is moving out

          喋りながら文章を考えるときに使う[which] is that

          聞き間違いを説明する “I heard”

          I heard XYZ. (XYZと言ったんだと思った). Me: Dr. Scott was telling me that, when he was publishing his first book, he had to spell Pearl Harbour in a correct way so that it’ll show up in the search engine results. スコット先生は最初の本を出したとき、検索エンジンでヒットするようにパー

          聞き間違いを説明する “I heard”