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名探偵コナン

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映画『名探偵コナン』。昨年の『黒鉄の魚影(サブマリン)』に引き続き『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』も凄く良かったです。四半世紀以上続いていて、近年は興行収入90億円超え、『…
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#映画レビュー

マンガ・アニメの「聖地巡礼」-劇場版『名探偵コナン』の事例を中心に-

マンガ・アニメは波及効果・影響力の大きいコンテンツであり、日本の競争力が強い分野である。何年も前から「聖地巡礼」という言葉で、マンガやアニメの舞台として登場した地域を訪れるスタイルの観光が大きな動きとなっている。大ヒット中の劇場版『名探偵コナン』の事例を挙げつつ、マンガ・アニメの持つ力について簡単に描写する。 『名探偵コナン』連続メガヒット 4月12日に公開されたアニメ映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が大ヒットしている。公開から約2か月の6月16日現

テレビアニメ版や過去の劇場版の予習量によって怪盗キッドと服部平次のインパクトがだいぶ変わると思った『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』

【個人的な満足度】2024年日本公開映画で面白かった順位:9/52   ストーリー:★★★★★  キャラクター:★★★★★★★★★★      映像:★★★★★      音楽:★★★★★ 映画館で観たい:★★★★★ 【作品情報】   原題:-   製作年:2024年   製作国:日本    配給:東宝  上映時間:111分  ジャンル:アニメ、ミステリー、アクション 元ネタなど:漫画『名探偵コナン』(1994-)       テレビアニメ『名探偵コナン』(1996-)

コナン映画を観ました※ネタバレ含む

劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』を観ました。 じつはコナンのファン……とまでは言えないまでも、毎年かならず映画を欠かさないくらいには好き。映画館へ行くのはコナンだけ。スパイファミリーも急にハマったので冬に行きましたが例外です。 アニメのほうはやっぱり黒の組織関係が気になりすぎて、アマプラにお世話になっております。 以下、今回のネタバレしかしないので、読まれる方はご注意ください。感想と無責任なツッコミにより構成されております。 kちょっといろいろと感想がありすぎ

ついにコナンを観に行った②

 僕はやっぱり平次がこの映画の魅力を担っていると思いました。 ネタバレあり。 今回の物語は、血縁や歴史に縛られた物語でした。全員名前をすっかりと忘れてしまいましたが、一族が残した武器を探す者、父の意思を継ぐ者、土方歳三を崇拝するあまり謎を作ってしまう者。そしてコナンですら、キッドとの間に血縁があることが判明しましたね。 そんながんじがらめの物語など窮屈に決まっているのに、そう感じないのは、我らが西の高校生探偵、服部平次がいるからなのです。 彼はまったく本編に関わる血筋を

ついにコナンを観に行った

やりました。ついに劇場版名探偵コナンを観にいくことに成功しました。公開から早一ヶ月。公開初日に行くのを躊躇い、GWの繁忙期に行くのを諦めたクズに僕が、ついに静かな平日の映画館でコナンを楽しむことができました。万歳です! ネタバレ気にせず 相変わらずオープニングが流れた瞬間に、大袈裟な表現ですが、2024年という時代に生きてて良かったと思える感動が押し寄せました。最早洗脳されているような感想ですね笑 ですが緋色の弾丸を劇場で観てからというもの、毎年そう思うんです。 オープニ

函館旅行と振り返る五稜星

※映画の核心的なネタバレは最後にワンクッションの後に書きます。 ただ途中までは「この場所が出た」などの軽微なネタバレはありますので、 全くネタバレ見たくない方は鑑賞後を推奨します。 20年ぶりに観たコナン映画映画公式サイト↓ 映画館で映画を観ることの意味 GWってそもそも映画業界が考えた名前らしいですしね。 久々にコナン観るか~ってことで。 映画は元々好きですが、 正直この昨今の 「すぐアマプラやネトフリで家で観られちゃう」 文化のおかげで結構家で観ちゃうことが増え

<映画感想>『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』~ミステリー、ラブコメ、クロスオーバーが楽しめる充実の2時間!~

春の風物詩となりつつあるコナン映画の季節がやってまいりました。 今年も公開初日に観てきましたので、映画の感想をまとめさせていただきます。 ↓以前書いたハロ嫁感想です。 毎年投稿していたYahoo!映画サイトがサービス終了となってしまったため、今年は公開日の翌日に映画レビューサイト大手のFilmarksに投稿しました。しかしFilmarksは見出しとなるタイトルが設定できず、レビュー数の多さも相まって一つ一つのレビューが流れていってしまい目に留まりにくい印象を受けました(個人

100万ドルの五稜星 感想(超ネタバレ)めちゃ良かった

五稜星初見のネタバレ感想。 思うがままに書いたので荒ぶっているしノマカプの話が多いのでご注意ください。 ☆今作のメインテーマ曲と音楽 冒頭あれ?和風アレンジじゃない?と思ってたら中盤からの和楽器でお祭り騒ぎみたいなテーマ曲……最高!!初見でドキドキしながら観てたけど花火があがった瞬間祭りが始まりました。このために1年生きてきたんだ… 恒例の導入説明、今回黒の組織出ないのにめっちゃバッチリ全員描き下ろされてる!?和室にいる組織レアすぎないか?えっ今回出ないよね!?って動揺

いつも通り、流行に乗り遅れて観てみた。「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」感想

まさか、飛行機でコナン観るとはなぁ。 という訳で、かなりライト目なコナンファンの僕がシリーズ歴代最高ヒットとなった本作を観るとどうなるのか、検証してました。 本当に僕はライトなファンなので、ちゃんとコナン映画を観るのは「ゼロの執行人」以来4年振り。 ちなみに、映画館で最後に観たコナン映画は「業火の向日葵」。2015年の作品なので、もう8年前ですか。時間が経つのは早いなぁ。 「ゼロの執行人」を観た時も思いましたが、近年は物語のスケールがより大きくなってきましたよね。 メ

26年ぶりにコナンを劇場で観たおじさん。

こんにちは、じゅくしんです。 先々週の土曜日、久しぶりにコナンの映画を観てきました。 劇場版第26弾『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』です。 コナンの映画を劇場で見るのは、時計じかけの摩天楼以来かなぁと思うのですが、時計仕掛けの摩天楼は1997年公開なので、約26年ぶり。最新作は26作目ということなので、毎年映画が製作されているんですねー。 なぜ、コナンを観たかというと、本当は別の映画を観る予定だったのですが、時間が合わず、消去法で、たまたま座席に空きがあった

コナン映画「黒鉄の魚影」感想~それぞれの動機~

映画を観に行くときは、徒歩かバスに乗ると決まっている。今日は雨が降っていたのでバスにした。二日酔いのせいで寝起きが悪く、バス酔いもした。去年の夏以来だという映画館に着いたとき、私はもう映画を見る気分ではなかった。 それから十分もしないうちに映画は始まった。 鑑賞後、バス酔いなどなかったかのように清々しい気持ちで、私はスマホのメモ帳に文字を打ち込んだ。 『今年のコナン映画、最高すぎる』と。 長い前置きですみません。このブログは4月14日に公開された映画【名探偵コナン黒鉄

オールスター、アッセンブル 映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』

こんな人にオススメもちろん、名探偵コナンファン 世界をまたにかけたストーリーが好きな人 オールスターアッセンブル(大集合)が好きな人 1ヶ月ぶりのnote投稿でどんな書き方をしていたかも忘れてますが、頑張って書きたいと思います(・_・; この映画自体は公開週にコナン好きの友達3人に連れられて観てきました... 私は土曜日の夕方にやっているアニメシリーズをごくたま〜に見るぐらいで、黒の組織と主要人物の相関関係は観賞直前に詰め込みました..この記事は映画「名探偵コナン 黒鉄

もはや探偵じゃねえ!ミッションがインポッシブルすぎて、日本のイーサン・ハントはコナンだと思った『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』

【個人的な満足度】2023年日本公開映画で面白かった順位:2/58   ストーリー:★★★★★★★★★★  キャラクター:★★★★★★★★★★      映像:★★★★★      音楽:★★★★★ 映画館で観たい:★★★★★★★★★★ 【作品情報】   原題:-   製作年:2023年   製作国:日本    配給:東宝  上映時間:109分  ジャンル:アニメ、アクション、サスペンス 元ネタなど:漫画『名探偵コナン』(1994-)       テレビアニメ『名探偵コナン