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すずめの戸締まり

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『すずめの戸締まり』は今まで観た映画の中で、トップクラスに良かったです。多くの人が感想や考察を書いていますが、私が読んだ中で共感できるものやハッとさせられたものを集めてみました。…
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#新海誠監督

『すずめの戸締まり』に通底する精神は『日月神示』に通じる

『すずめの戸締まり』には日本の根源的精神が流れている 新海誠『すずめの戸締まり』はご覧になったでしょうか。普通に日本で暮らしている人であれば、この映画には神道の発想が根底に流れていることを感じたのではないかと思います。神道の発想の中でも、特に古神道あるいは幕末明治維新期に生じた新興神道(形式化した神道に対する本来の神道復活の動き)に通じるものがあると感じました。 そうした古来の本来の神道のエッセンスは『日月神示』(「ひつきしんじ」と読みます)に凝縮されて示されていると思ってい

『すずめの戸締まり』から考えるコンパクトシティ、国土強靱化

新海誠監督『すずめの戸締まり』は、日本列島の住民が直面している課題を描き出している。こうした課題への政策的対応が、「コンパクト+ネットワーク」の形成だ。「コンパクト+ネットワーク」は、土木建設、鉄道、航空、情報通信、エネルギー等に影響する。関係産業への影響を知ることは、中長期的な株式投資の銘柄選択に資する。 新海誠三部作は自然災害がテーマの底流 新海誠監督の最新アニメ映画『すずめの戸締まり』は、既にご覧になっただろうか。1月15日時点で国内の興行収入124.9億円、国内歴代

【鑑賞済向け・ネタバレあり】『すずめの戸締まり』最速上映を終えて~受動・能動の“大丈夫”、そして内化~

※注意書き ・この文章は2022年11月11日0:00~の最速上映を終え、深夜のマクドでハッピーセット(えほん『すずめといす』付き)を摘まみながら書いているものです。 ・映画のファーストインプレッションを大切にしたかったため、小説判はおろかその他の事前情報もほぼ無しの状態で1度見た限りです。 ・内容的外れだったりあとから意見変わったらゴメンね。 ・誤字脱字もごめん ・日本語不自由もごめん!!推敲できてません!  (寝不足フルタイム労働からの先速上映からの1時間散歩からの執筆中

【新海誠監督作品】『すずめの戸締まり(2022/11/11公開)』観ました

 天気の子から3年。いよいよこの時がやってまいりました。 ○災害を鎮めるお話 今作は『災害を鎮める』お話となっていました。  災害から人々を救うお話は君の名は。でも描かれていましたね。しかし今回は、事前に災害を防ぐという点で異なっていました。  また君の名は。ではSF色の濃い日本神話を絡めたお話でしたが、今作は日本神話のイメージが純粋に強くなっているように感じました。この点は天気の子に通じるものがあると思います。  かわいい猫ちゃんが出てきたと思ったらクッソ…と思うよう

すずめの戸締まり が語るもの

こんばんは。 2022.11.11公開の映画 すずめの戸締まり をみてきました。 新海誠監督の最新作ということで 先日は地上波で『君の名は。』も 放映していましたね。 今作は0:00上映枠も用意されるほど 期待値が高い様子。 私は新海ガチ勢の妹と観に行ってきました♪ 妹はガチ勢ですが 今年30になる私も小学生の頃に新海監督の『ほしのこえ』に惚れ込んだので 今作への期待はただならぬものです。 8:00の上映には妹は間に合いそうに無いので その次の8:35上映枠を予約して

映画🎞『すずめの戸締まり』の風景

映画館での映画を、久しぶりに観た。 ドルビーシネマでは、映像と音響のパワフルな技術が使われていて、足元からドーンと響くような迫力を感じた。 うれしかったのは、入場する際に「新海誠本2」をいただいたこと。 20頁くらいのパンフレットだが、監督、声優2人のインタビュー、質問形式の監督のコメント、曲を担当したRADWIMPSの野田洋次郎さんの見開きのインタビュー記事が載っていた。 その中に、野田さんが語っていた 「ひとつのものを2年半くらいの時間をかけて作るっていう作業自体

すずめの戸締まりのおかえり上映の良さを4000字でまとめてみた

こんばんは!! 最近すっかり 朝晩は涼しくなりましたね。 昼はまだ残暑が残る 日差しの強さはありますが、 だーーーーいぶ過ごしやすく、 だあああああぁ!!!! 好きだああああああ!!! と叫び出してしまいたくなるくらいには 今の気温がすこぶる好きな野本です。  今日ですね、 すずめの戸締まりの おかえり上映を観てきました!! いやーーー!!!!!!! やっぱりよかった!!!!!! 映画を2、3回見るのって なんか私は 再放送した時で良くね??? ってタ

すずめの戸締まりのタイムパラドックスから考察する新海監督が伝えたかったこと

空飛ぶ引きこもりライターの千聖(ちさと)です! すずめの戸締まりのラストは、タイムパラドックスが出てきますよね。 私はこのタイムパラドックスの考え方がめちゃくちゃ好きでして、ありえないけれどありえてしまう。 考えるほどのにわからなくなっていく答えが出ないこの感覚が面白いなと想っていて、答えが出ないこともまた好きなのですが、今回はなぜ新海監督が、タイムパラドックスになりながらもあのラストを描いたのか。 伝えたかったことはなにか、そこから私たちが学び、人生に活かすことは?

すずめの戸締まり感想

ネタバレを書きます 読みたくない人は読まないでください 誰かと語らいたい Twitterやfacebookではネタバレは書けないので、noteで書こうと思います 何故、noteかといいますと 文字数が無制限 読みたい記事と読みたくない記事の選択ができる 観たことない作品はネタバレみたらガッカリすると思うので、先にもう一度注意喚起します ネタバレを書きます←大切なコトなので2回言いました ここからはご自身の判断で読んで頂けたら幸いです ネタバレみてから映画で内容を深める

すずめの戸締まり舞台挨拶@兵庫

すずめの戸締まりの物語と同じ時間軸での舞台挨拶に行ってきました! 愛媛に行こう! 午後から有休とって、愛媛の舞台挨拶に行こうとしたら、午後から会議がはいりました が、諦めが悪いので、2連休いただいて、兵庫の舞台挨拶に行ってきました 兵庫には鈴芽と同い年の高校2年生の時に出会った親友が住んでいるので、新海誠監督ファンの親友を誘って、舞台挨拶に行ってきました 宮崎→愛媛→兵庫→東京→岩手 を移動しながら舞台挨拶とのことで 宮崎→香川 をすずめルートと同じ道のりで帰省していたの

すずめの戸締まり

皆様こんにちは。 お久しぶりの投稿となってしまいました。 さて、先日ずっと観たかった『すずめの戸締まり』を映画館で鑑賞してきました。 ※ネタバレになるような内容を含みますので、結末を知りたくない方はお読みいただくのをお控えくださいね。 ざっくりとしたあらすじと、SixTONESの松村北斗くんが声優をやるといった情報のみを仕入れて鑑賞に挑みました。 物語は九州のとある街に暮らす鈴芽が扉を閉める家業を行っている草太と出会い、自らも扉を閉める旅に出ることになる、と言ったお話

映画「すずめの戸締まり」が描く『椅子取りゲーム的、世界観。』

まずは謝罪から新海誠監督の大ファンとして、大衆ウケ狙わなくていいからという気持ちで観る前に、こんなことを思ってしまっていましたが、全然間違いで最高でした。すみませんでした。 私と新海誠作品。おめぇ新海誠監督と関係ねぇだろ!こんな私的なくだり書いてんじゃねぇよ、興味ねぇよ!というツッコミがあるのは十分に理解しつつも、手短にでよいので、書きたい。どうしても書きたい。手短とか言っときながら、割と長々と書きたい。要は古参アピールというやつだ。気持ち悪いファンの僕を笑ってやってくれ。

映画「すずめの戸締まり」の感想

映画「すずめの戸締まり」を観ました。 なのでその感想を書きます。極力ネタバレしないように頑張ります。 「扉」ってかっこいい! まず、最初に思ったのは「扉!かっこいい!!」ということです!私はいわゆる中学生男子が持つ「かっこいい!」の基準をそのまま引き継いだ大人なので、建物の中に入るためにある「扉」というものが何もないところにただポツンとたたずんでいる、普通ならありえない雰囲気がぶっ刺さりました。別の空間をつなぐ役目を果たす「扉」ってかっこいいですね。 ついでに今回はその

すずめの戸締まり

新海誠監督作品を初・劇場鑑賞 きっかけは、Twitterだった。 フォローしている大好きな写真家さんが新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」のことを取り上げていて気になったのが最初のきっかけ。 作品内のテーマについてや作品に関連するニュースを取り上げて言及していたし、相当この作品が好きなことが伝わってきたので気になっていた。またそんな時に、サブスク登録しているhuluで公開されていた冒頭12分の映像を見た。 引き込まれないほうがおかしい。 この作品のことを思い切り話し