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すずめの戸締まり

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『すずめの戸締まり』は今まで観た映画の中で、トップクラスに良かったです。多くの人が感想や考察を書いていますが、私が読んだ中で共感できるものやハッとさせられたものを集めてみました。…
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2023年5月の記事一覧

ルーブル美術館、すずめの戸締まり(5/14/2023)

パリ二日目は一日中ルーブル美術館。パリに来るのは三度目だけど毎回何かの用事に引っ掛けて訪れている。今回もそんな感じだけど、三泊もするのは初めてなので、可能な限り美術館巡りに時間を充てる予定。 ルーブル美術館ではモナ・リザや民衆を導く自由の女神とか定番どころを見ながら全体をざっと回った。各部屋にどの美術館でも主役級を張るような作品があり、さすがルーブルと感心したけど、宗教画が多めだったので、個人的にはオルセー美術館のような印象派の絵が多い美術館の方が好きだなと思った。宗教画の勉

映画「すずめの戸締まり」感想

みなさまこんにちは。ぽぷこです。 昨年公開されました新海誠監督最新作、映画「すずめの戸締まり」の感想です。 本当は映画公開後1ヶ月あたりで出そうとしていたのですが、noteからしばらく離れている間に公式から終映が発表されておりました、、 今更な気もしますがせっかく書いたので記録として残しておこうと思います。めちゃくちゃ長文&駄文なので気が向いたらぜひ💁🏻‍♀️ HPの後すぐに感想がありますのでご注意ください。 また、この記事はあくまで"私"の感想ですのでその点ご理解くだ

【映画レビュー】#1 すずめの戸締りで改めて見えた、新海誠監督の凄さ

みなさんこんにちは、貴利々凛です! 今回は記念すべき初回の映画レビューとなります。 今回紹介する映画は「すずめの戸締り」です。 私は同じ映画を何回か見るタイプではないのですが、この「すずめの戸締り」に限ってはどうしても複数回見たくなり、二回見にいってます(執筆時点)。 というわけで今回は感想と考察(もしかしたら既出の物もあるかも)を投稿していこうと思います。 では前置きはここまでにして早速本題に行きましょう! (なお、まとめを書くのはへたくそなのでクオリティはあまり期

136.【読書感想】映画『すずめの戸締り』スピンオフ小説

しょうこです。 いつもは振り返り読書として本の感想を書いていますが、今回は久しぶりに小説を読んだのでそちらの感想を書かせていただきます! 読んだのは、『小説 すずめの戸締り〜芹澤朋也のものがたり〜』です。 とても短かったですが、映画ファンとしては満足でした。 ■映画すずめの戸締り新海誠監督の『すずめの戸締り』は昨年11月11日に公開された映画です。 『君の名は』がすごく好きで、今回の作品も綺麗な映像や登場人物、音楽、色々と考えてしまう内容でまたさらにファンになりました

「すずめの戸締まり」を意識という切り口で考察

少し前、「すずめの戸締まり」を観たので 【意識】という切り口で この物語を考察していこうと思います。 まとまりなく、感じるままに書くので そのうち追記したりするかも。 あらすじ 1. ミミズは、私たちの集合意識 歪みが溜まった時に常世から現世に現れて 地震を起こすという、「ミミズ」。 映画「すずめの戸締まり」に登場するミミズは、 物語の中で象徴的な意味を持っているようで。 もともと、ミミズは地中に潜んでいる生き物であり 地面を掘り進んでいくことで土地を繋げます。

最後の戸締り

今日はいつもの映画感想文とはちょっと違う。 今日は人生で初めて、映画館で同じ作品の2回目を鑑賞した。 先に言っておくと、私は決して同じ映画を2回以上見たことがない、というわけではない。 例えば私はジブリ作品が大好きなのだけど、どの作品もほとんど二回以上見たことがある。 映画館で観た後もDVDを借りてみたり、金曜ロードショーがある時は、ほぼ間違い無く視聴していた。 特に私が好きな作品である「千と千尋の神隠し」は(なつめはくという名前のはくという部分は、この作品に出てくるハク

12年前の被災者が遺す、「すずめの戸締り」の感想文

もう時効だと思うので、 以前Twitterで載せたネタバレ有りの 「すずめの戸締り」の感想文をこちらにも載せておきます。 (いつふせったーが使えなくなるのか怖いので) 元ツイート 以下、ネタバレ注意です #すずめの戸締まり 感想【訂正版】 すずめの戸締まり、予告だと「不思議な世界に通じる扉を開けてはならない」みたいなお話かな?と思ってたけど 実際のテーマは『辛い過去とどう向き合うか』だと思いました 福島県出身 20代 結論から言うと、心が軽くなる映画でした

『すずめの戸締まり』を観てきました。

はじめに5月某日。 ついに観てきた! 公開が去年の11月くらいだったかな、たしか。 そのときは絶賛ひきこもり中で「行きたい気持ちはあるけど、無理だろうなあ・・・」なんて思っていたけれど 今週、やっと行けた泣 ロングラン上映していたから観られたんだよね~ありがてえ~ 映画館へ歴代の新海誠作品は何だかんだ映画館で観ていたわたし。 『君の名は。』は高校生のときにクラスの友達と、 『天気の子』は大学生のときに中学からの友達と観た。 公開当時はクラス中が盛り上がってたなあ。瀧

映画「『すずめの戸締まり』終映記念-最後の戸締まり」感想 すずめの行動×椅子のコミカル×リアリティ

終演らしいので、再度観てきたがやはり良かった。すずめの行動が一貫しているのがいい。草太さんもいい。 東日本大震災を真正面から描いている。すずめの死生観がその体験に起因しているのが印象的だ。 すずめの死生観は、よくアニメにもあるが、現実の話だけに説得力がある。賛否あるが、色々あるからこその議論。 松本白鸚さんのインパクトがすごい。名優なのだが、声の圧力がすごいよね。草太の育ての親というのも納得。 男女が長い旅だと、恋愛が絡んでくるが、椅子だと全然違う。マスコットの印象が

【解釈垂れ流し02】すずめの戸締まりが思い出させてくれたもの

※以下、ゴリゴリにネタバレを含みます&かなり自己満解釈です やっと見てきた、すずめの戸締まり。今更とか言わないで。 新海誠監督の作品は「君の名は。」「言の葉の庭」をそれぞれ1回ずつしか見たことしかない&今回も今日見ただけので、あまり詳しい的確なレビューはできないけど、自分が感じたままを残せたらと、記入していきますఽ✍ ※批評がしたいわけではなく、自分自身の感情を残しておくことが目的なので、映画の内容と記載している内容に誤りがあってもご了承ください!! 1.印象的だったと

映画「すずめの戸締り」を観て

みなさん、こんばんは🌝 今週水曜日突如、原因不明のめまいに襲われて体を動かすことができなくなり、 今は回復したけれど咳が止まらない真穂です。 季節の変わり目だからか、朝晩は冷え込み、日中は真夏のような暑さか、大雨の日々。きっと疲れも相まって、体をお休みする必要があったみたいです。 元気に動けて、noteを書いたり、買い物に行ったりできる身体に大感謝!🙏 みなさんは体調、大丈夫ですか?日本は暑いかしら。 なるべく常温か温めた水を飲んで、体調に気をつけて過ごしましょうね🪺

カナダ留学|すずめの戸締まり,死の恐怖

新海誠さんの「すずめの戸締まり」、先日カナダでもようやく公開になったので観に行ってきた! バンクーバーにはチャイナタウンがあって、その入り口にアジア系の映画をよく上映してる映画館がある。 少し寂れた、がらんとした大きなショッピングモールの最上階。 途中の階には、すっからかんのガラス張りの部屋や、おっちゃんが1人スマホを眺めながら店番してるジュエリーショップ。 ひと昔前はここも人で溢れて賑やかだったのかな。 今ではチャイナタウン周辺は治安の悪い場所っていうイメージが強くて、

すずめの戸締まり展に行ってきた!

先日、東京に行く予定があったので、すずめの戸締まり展に行ってきました!! 本当に最高でした…!世界観にどっぷり浸れて、貴重な資料をたくさん見られて、これでもかというほど堪能できました😊 入場してすぐ、360度どこ見てもすずめの世界なのが嬉しくて泣きそうになってました笑 というか入場と退場の演出も良かった!! それにしても、宗像草太は良い男すぎるな……。 映画を最後に見てから1ヶ月以上経っているので、宗像への熱はだいぶ落ち着いてました。なのに資料を見ながら「うわ、好き……」

すずめの戸締まり、やっと観覧〜日本vs.海外

イースター休暇の一時帰国中に次女と念願の映画を日本で見ることができた。日本では去年11月から放映されていたこともあって4月中旬にもなると1日1回の上映。平日午前の観客は10人程だった。静かな空間に静かな観客、ズッコケ場面で笑っていたのは私くらい。Radwimpsの最後の曲まで誰一人席を立つ者はいなかった。2時間の同志たち(全く知らない赤の他人だが勝手にそう呼ばせてもらう)と静かにハンカチを握り涙し、各々がそれぞれの1日に向かって歩いていくそんな感じだった。 日本から帰国して