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2006年−2010年〜復活からバンド名を掲げたアルバム〜

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温かいうちに自分たちの手で料理を出すため、「Re-birth」を掲げて走り出したGLAYの自分たちらしさを作り始めた5年間。
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記事一覧

風にひとり揺れながら。名もなき丘の上からの景色は。

風にひとり HISASHI楽曲の名曲。HISASHIが作る楽曲はどうしてこんなにも私の心を掴んで離さな…

YUZURIHA
6か月前
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引き算の美学が光る失ったものを歌う冬の歌

HEART SNOW〜心に降る雪〜 はい、C/Wであることはわかっていながら、表題曲が何かが分からず…

YUZURIHA
6か月前
1

冒頭のボーカルの声はその日のボロメーター

Apologize サビの「ず」の声が好き。この「ず」は、年月を経て、少しずつ様相が変化していく…

YUZURIHA
6か月前
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複雑な気持ちを表現するとこうなるのかという納得感

RainbirD TERU楽曲の振り幅の広さを認識させられる楽曲。元気で底抜けに明るくポジティブ100…

YUZURIHA
6か月前

具体的な表現以上に具体的にイメージができる歌詞に日本語の美しさを感じる

SORRY LOVE このMVがとても好き。こういう感情は、「エモい」という単語で表現されるものだろ…

YUZURIHA
6か月前

ラスト4行に込められた思いに救われています

MIRROR この楽曲のことを綴るには、いつもより少し肩に力が入る。それだけ、GLAYファンにとっ…

YUZURIHA
7か月前
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違和感から始まる中毒性

WORLD'S END ライブでは、「THINK ABOUT MY DAUGHTER」のように、TERUとHISASHIが背中合わせになって始まる楽曲。こういうお馴染みの演出は盛り上がる。ライブだからこそ味わえる醍醐味はこういうところにある。 HISASHI楽曲の中毒性の一つに、破調が挙げられると思う。どことなくある違和感は、何度も繰り返すことで、それがないことへの違和感に変わっていき、夢中になっていく。破調に限らず、最初に聴いた時の引っかかりのようなものが必ずどこかに存

変な夢を見た次の日には

変な夢〜THOUSAND DREAMS〜 「昨日、なんか変な夢を見た」という会話をすると ♪踊れ〜踊れも…

YUZURIHA
7か月前
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青い空に泣けてしまう・・・意識しなかった事実を教えてもらった

RUN リリースされる少し前、初めて音源を聴いたのはGLAY好きの友人(相方)とYUKIちゃんを愛…

YUZURIHA
7か月前
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音の表面に存在するザラザラの正体は何?

-VENUS GLA楽曲の中でもそこまで数が多くない吐き出し発散ソングの1曲。世の中の息苦しさの中…

YUZURIHA
8か月前
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ピアノがイントロに齎す効果

遥か・・・ GLAYを好きになったきっかけというか、GLAYに衝撃を受けたのは、実は当時のサポー…

YUZURIHA
8か月前

ボーカル七変化と鍵盤が持つ可能性最大化

ごらん、世界は苦しみに満ちているよ。 NEVER MINDというGLAYによく似た覆面バンドがいるのだ…

YUZURIHA
8か月前

王道の中に光るもの

ASHES-1969- 久しぶりに・・・と言うよりも実はこれほどじっくりとMVを観たのは初めてかもし…

YUZURIHA
8か月前

勝つことの意義と負けたことがもたらす未来

僕達の勝敗 負けであることを認め、受け入れ、勝ちを手にいれるためにどうするのか?ということを問うた楽曲。勝ち負けと言っても、目先の勝負ではなく、自分の行いが、果たして正しいものなのか?それで良いのかということを、自らに、そして世間に問うている。何を持って勝ちとするのか、負けになるのかということが重要なのではなく、自分がやっていることが本当にそれでよいものなのか、一度立ち止まって考えてみようと提案のようなもの。 だからこそ、「やれる」「晴れる」「きっと」という良い未来を想像で