青い空に泣けてしまう・・・意識しなかった事実を教えてもらった

RUN

リリースされる少し前、初めて音源を聴いたのはGLAY好きの友人(相方)とYUKIちゃんを愛する友人との旅行中だった。レンタカーの中で初めてかけたこの楽曲にGLAYファン2人が大号泣。しかも、その日はいわゆる「抜けるような青空」という表現がこんなにも似合うのかというような青い空で、風が心地よくて。不意にこの楽曲を耳にしたら、ただただ涙が溢れてしまった。明るくてポジティブで、まっすぐ突き進むような楽曲だけど、毎度泣ける。琴線に触れるのが、歌詞なのかメロディなのか、それともその背景にあるものも含めた複合的なものなのか、はたまたその全てなのか。いずれにせよ、涙腺を刺激される要素がたんまり含まれていることには間違いない。
夏の野外で聴いたら、それこそ涙腺が崩壊しそうだ。

「走る」理由を感情面にフォーカスして書かれた歌詞は、TERUという人がどんな人なのかをわかりやすく説明する役割も果たしていると思う。
歌詞はとてもシンプルで、難解な単語はなく、スッと理解できる内容だ。深く考えないとわからないようなポイントはなく、ただ、歌詞の意味をそのまま味わうことができる。だからといって、味気ないわけではなく、瞬時にその意味を理解して号泣もするし、何度も何度も味わった後でも号泣してしまう。スッと理解できて、その後の味わい深さもある、「コストパフォーマンスが良い」楽曲と言えるだろう。楽曲を表現するのにコスパという言葉を使うことはどうかと思うが、ただただ心が落ち込んでどうにも立ち直れない時には、難解な楽曲よりも、スッと心に入ってきて、それでいて心を立て直してくれる存在はありがたい。複雑に考えすぎず、でも鼓舞してもらえるから、いざという時にまずは再生して、心の状態を整える。ありがたい存在だ。

苦しみの中で僕らは 
自分の事を理解し始める

GLAY公式サブスクリプションアプリ「GLAY」

苦しい状態の中でこそ、自分がどういう感情を抱くのか、それをベースにどう動くのかを冷静に分析することで、本当の自分を客観的に理解することができる。確かにそうなのだ。でもこんな事実は、本当に苦しい時には忘れてしまいがち。だからこそ、歌詞を通じて、自分に言い聞かせる。苦しい時は、自分と向き合う時。

青い空に泣けてしまう
いつか晴れた空の様に
もっと もっと笑顔になりたい

だから走り続ける

GLAY公式サブスクリプションアプリ「GLAY」

そう、青い空を見上げていると泣けてしまう。青い空は、鼻の奥をツーンとさせる。どういうロジックでそうなっているのかは不明だが、青い空の持つ力は、人の心を救う。空が青いという事象だけで、人の心を穏やかにさせてくれる。
そして、TERUはその空のようにもっと笑顔になりたいと考え、同時に私たちファンを笑顔にしたいと考えてくれ、そのために走り続けると歌ってくれる。その事実だけで、どれだけ救われるか。自分のために走り続けると言ってくれる人がいる事実。そこに絶対的な生きる理由が存在するということだ。
だから、私も負けじと走り続ける。


#GLAY #RUN #青い空に泣けてしまう #苦しみの中で自分を理解する

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