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星槎大学 サマーフェスタ2024

 本日は、星槎大学(通信制大学)のオープンキャンパスが開催されました。オンライン形式で、約70名が参加されました。

 星槎大学は2004(平成十六)年に開学し、今年で20周年になります。創立以来、共生社会の実現を目指しています。現在、約5300人が在学しています。

 通信教育が中心で、在籍年限が無制限なので、各自の目標やペースに応じて学び続ける事ができます。学びの集大成を文章で表現し、レポートを提出します。レポート課題(1~2回)で成績を評価するので、暗記が苦手でも単位を修得できます。

 この記事を書いている私自身も、星槎大学に入ったお蔭で、他大学の中退という挫折を乗り越え、大学卒業を叶える事ができました。大学などの学校選択に迷われている方は、ぜひ星槎学園グループを御検討下さい。


模擬授業

 心理学や特別支援教育を題材に、星槎大学における授業の一例が紹介されました。

臨床心理学

 ただ苦行するだけの勉強より、楽しみながら取り組める学業のほうが意欲的で、脳にも記憶され易くなります。星槎大学では、学生がリラックスして学べる環境を重視してます。

 不安・緊張を和らげる手法(アイスブレイク)は、カウンセリングの現場でも役立ちます。言葉には、不安を増大させる効果もありますが、他方で「嫌いな物事を百回ほど言うと、どうでも良く感じるようになる」というストレス緩和もできます。

共生科学とは
ノーマライゼーションからインクルージョンへ

 全ての生徒を普通学級に通わせる事が「平等」とは限りません。北欧(スウェーデン・フィンランド・デンマーク)でも支援学校を利用する生徒が存在・増加する一方、支援学校を廃止したイタリアには不登校の人々が居ます。

 通信教育や特別支援教育(養護学校)を含めた、多様な学びの機会を用意する事が、公平な教育と言えます。フリースクールや特例校(学習指導要領の拘束が緩い)の拡充、将来的には「通信制中学校」の新設も望まれます。大切なのは、個々人が「自分に合った教育」を選べるようにする事です。

 星槎学園グループも、中学校・高等学校・大学・大学院などの運営を通して、多様な学びの選択肢を提案し続けています。


星槎大学院

 星槎大学には、教育関連の研究に取り組める大学院(教育修士・博士課程)もあります。全国各地から、あるいは海外からも参加できるのは、通信教育を取り入れた星槎学園グループの強みです。

 勉強が得意かどうかよりも、研究が好きでしたいという意欲が大事です。近年は、外国の論文も検索・翻訳し易くなってきました。大学院の修士論文は2年間で書きますが、その研究自体は十年・二十年後の未来に続くものです。

大学院修了生研究発表

 医療専門教育に携わっている方々が、更なる向上を目指して星槎大学院に入学し、現場での実践を研究課題とした事例が紹介されました。

 学習の定着には、入力インプットだけでなく出力アウトプット(書く・話す・表現する)のほうが重要だと考えられています。また、仕事や子育てと研究の両立は、大きな達成感を得られます。


 本日は七夕で、東京では都知事選挙もありました。小池・蓮舫両氏らを始め、選挙に携わった皆様、お疲れ様でした!


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