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誰かと比較して疲弊してしまうなら【Can】の意識を変えていく


「独立してるんですね、じゃあプロのカウンセラーだ」


先日、こんな事を言われた。



自己紹介をする時に、どこどこの会社の○○部署で働いている。こんな紹介をした場合、相手が受け取る第一印象は「どこの会社の人間か」が大きかった。(あくまで僕の経験上だが)



僕が会社員時代には、有難いことに会社のネームバリューが大きかったことで、会社の紹介をほとんどしたことがなかった。会社の規模に関わらず、どこかに属していることが相手にとって安心感を与えるようだった。



ただ、これも考える事があった。会社名と部署名を説明した後に、自分の話をする機会はほとんどなかったのだ。限られた時間だと、名刺交換をした後には事業や商品プレゼンが始まり、自分のバックグラウンドの話をするのはせいぜい数分程度。あっという間にタイムオーバー。



それが独立してからは、全くの1人でスタートさせた事業。何が出来る人か、どんな事をしているのかを説明する為に、僕の屋号を伝えてもピンとこなかったりする。認識してもらうことが第一の関門だった。



「どうすれば僕の存在を脳にインプットしてもらえるか」




実績=出来る人?



相手がライフコーチやキャリコン、カウンセリングなどの認識がどこまであるのか分からない。どこから説明すれば伝わるか。決まり文句へフォーマット化した自己紹介が欲しかった。そんな中、僕は対人支援の大手企業やハローワーク、企業内人事を例に挙げて対人支援を身近に感じてもらうように説明していった。



これでイメージをもってもらえるのだが、更なる関門はここから。



「どれくらい実績があるの?」



こう聞かれることは少なくない。確かに定量化された情報は強い。分かり易さが5G並みの高速スピード。この質問には正直に答えている。実績や経験値で言えば、上には上がいるし勝ち負けじゃないことは理解している。ここは正直に伝えるのが誠意だと思っているから、聞かれたことには答えたい。



実績を聞いてきている時点で、高い数値の情報を欲しがっているんだろうとは思うが、おそらく僕の実績や経験はその通過点には到達していないようだ。分かっている。向かい合うポイントに差異があることは。



でも、これを繰り返していっても、残されるのは疲弊する心だった。「結局は実績や経験なのか」なかなかに悩んだ。駆け出しの人間が進む道はないのか…。



そんな中、8月に出張で行ったフィリピンでの出来事を思い出した。



比較しなくても出来ると言えば出来ている



出張中、とある夕食時。友人の友人と食事をしていたのだか、その彼は非常に日本に興味を持っていた。日本車、日本食、ありとあらゆる日本文化に前のめり状態。本人曰く、日本語も勉強していてある程度は問題なく話せると言っていた。



それまでは英語で話していたが、じゃあってことで日本語で話すことになった。最初は簡単な挨拶から、さっき話した日本文化についてなど。ただ、いまいち言いたいことが分からない。いや、はっきり言って会話にならない。



でも、彼の言葉は自信で満ち溢れていたのを感じることが出来た。何かを伝えようとしているし、何より楽しんでいた。僕は内容そっちのけで、その空間が好きになっていた。



彼本人は、日本語がある程度話せると言っていた。特に日本語の資格を持っているわけでもないし、周りで日本語の話す人がいるわけでもない。でも自身持っている姿を見て、これだと思った。彼は誰かと比較して話せる(I can speak Japanese.)とは言っていない。でも、話せるって言っていることに嘘偽りなく、それは彼の意識の表れだ。



同じような経験は、当時イギリスでワーホリ生活をしていた時にもあった。その時には、漢字が上手に書けると言っていた友達がいたが、確かに書けているけど書き順が滅茶苦茶だった。「よくその書き方で形にできるなー」と感じていたのを思い出す。



誰かの物差しで測ろうとしないでいい



彼らは、誰かとの比較で【Can】を意識していなかった。自分が出来ると言えば出来ているんだ。その意識に正解や不正解はない。



逆に、意識していないけど出来ていることだってある。僕ら日本人にとっては、当たり前のように出来ている「日本語で話すこと」がその一つだ。日本に住んでいれば、日本語を話せるって意識することはほとんどないけど、これも立派なスキル。無意識で隠れっちゃっているけど、比較しなくたって話せている。



誰かと比較したり、実績では表現できなかったとしても、自分が出来る思えば出来ているんだ。その自信を根こそぎ刈らなくたっていい。



僕が海外に触れていたいのは、こんな意識の維持も一つにある。僕自身が、あまりにも高いハードルを越えようとしてしまうから、深呼吸して既に持っている自分と向き合う必要がある。



最近、副業が身近に感じられることもあると思う。対人支援の仕事でも、副業で活動している人は多くいる。今回とある方から言われた言葉、

「独立してるんですね、じゃあプロのカウンセラーだ」

これには違和感を覚えたが、独立してるからプロなのか?



そんな事はないと思っている。



実績や稼ぎがあるからプロなわけではないし、副業でもがっつり稼いでいる人もいる。独立しているからプロではない。



僕自身は自分をプロの対人支援者だと思っているし、堂々とプロだと言える。そこには実績や経験で誰かと比較したものはない。ただ、副業時代と大きく違うものがある。それが覚悟だ。



これは副業時代のコーチとは、比較にならないものだ(自分自身との比較)。僕自身で自己研鑽を怠らないし、コーチとして更なる学びや発信活動などのinput/outputを欠かさない。自分のサービスに、クライアントさんとの関わりに責任をもっている。



ライフコーチである限り、クライアントさんの人生に関わって豊かにしたい。その為に怖い事にも挑戦し続けている。ただ机に座っていらっしゃいませとは言いたくなくて、僕の挑戦が、飛び込んで環境を変えていく挑戦が、クライアントさんの人生を豊かにすることに繋がると信じている。



この覚悟が、独立している根っこにある。



副業でもいいと思っている。あくまで、どの形が心から向き合えるかって話なだけで。独立していようが、副業だろうがプロと思えばプロ。比較なんてらない。必要なのは覚悟だ。



今、もしあなたが誰かと比較して「自分なんて・・・」と思ってしまっているのなら。既に変わろうとする準備が出来ているんだと思う。あまりに複雑に絡み合う世の中だけど、比較は必要なくって意識をどこに向けるかで新たな気づきも行動にも繋がっていく。



誰かと比較した人生から解放して【Can not】から【Can】の人生にしていきませんか?僕が意識を変えた事で、今あるように。あなたにもそんな日を迎えてほしいと願っています。



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