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成長する先生の特徴と勉強会について

 いつも読んでいただきありがとうございます!先日の金曜日に先生の勉強会を開催しました。そこでの学びをお伝えします。

勉強会について


 令和5年度から開始。私を含めた4人のコアメンバー(教員)で構成された対面式の勉強会。昨年度は5回開催。

1回目 『若手先生の働き方と未来のビジョン(5年目の先生二人の話)』
2回目 『2年目の先生と国立大学附属小学校の先生の学級経営方針』
3回目 『文科省や自治体でも活躍するミドル世代の先生の信条や成長のきっかけについて』
4回目 『初任者の先生二人とその学校の教頭二人によるパネルディスカッション』
5回目 『子育て中の先生の働き方と学級経営』

 最初は参加される方が20名程度から40名近くの方に参加いただくようになりました。 若手からベテラン教員・大学生・校長・教頭・指導主事・大学教授・出版社の方・企業の方など様々な立場の方にご参加いただいています。

今年度(令和6年度)一回目(約35名の参加)

『ミドル世代の先生2人の学級経営と成長のきっかけについてのパネルディスカッション』

 ともに素晴らしい方です。その先生方がどうしてこうなったのか・そしてどのようなマインドを持っているのかを掘り起こしていく会になりました。

2人の成長に共通していたこと

授業を見てもらう・見にいく
 二人とも授業を先輩先生にたくさん見てもらい助言をもらっていました。そして、言われた言葉を受け止め自分なりに改善を加えていることが分かりました。言われてそのままではなく、自分なりのアレンジを入れていることがポイントです。
 そしてたくさん授業を見に行っていました。1人の先生は他の先生の週案を確認し、見に行きたい授業を積極的に参観していました。また授業記録(教師の発言と子どもの発言と自分が授業者ならどうするのか)を必ずとっていました。

子どもをよくみている
 
子どものよさを探すために子ども一人ひとりをよくみていることが分かりました。何か指導が必要になった際には、どうして子どもがそのような行動を取るのかをまず考える。そして指導方法を考えるようにしています。また、子どもが自ら進んで行動できるように教師がサポーターになることを意識していることが分かりました。さらに、子どもが活躍できる場面を意図的に設定して、自己有用感を高める支援をしています。

自分の分析をしっかりと行っている
 
それぞれ授業がうまくいかなかったり、毎日児童指導に追われたりする日々を経験しています。そのような中でも、自分ができることを考えていました。そして、同僚や管理職の助けを得て、行動していることが分かりました。周りを上手に巻き込みながら自分の取組を改善することが現在のお二人につながっているといえます。

今後の勉強会に向けて


 今年度も2か月に1回ぐらいのペースで実施したいと考えております。学級経営や授業などについてはもちろんですが、先生の仕事のキャリアづくり・人のつながり・マインドの向上も目指していきます。直接参加できない方にも、今回のブログのように学んだ知見を広げていきます。ぜひ楽しみにしていてください!


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