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中国古代の戸籍と家族【新人読書日記/毎日20頁を】(62)
「中国ジェンダー史研究入門」、361〜380頁、読了です。
戦国時代から既に存在している戸籍はジェンダーにどんな影響を与えてきたのか、本章では「中国古代の戸籍と家族」というテーマをめぐって面白い議論を展開しています。戸籍が作られた要因、女性が古代家庭内にどう位置づけられているのかなど、色々と勉強させられます。生まれつきの戸籍というものの本質を初めて考える機会になりました。部屋を片付けるにはまず所有物をリスト化してからといったところでしょうか。挙げられている戸籍情報を記録した古代書簡の例から、女性は基本「戸人」(世帯主)にはなれないことがわかりました。古代社会における「男は仕事、女は家庭」の実例を垣間見られた気がします。
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