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はじめまして、コーチルタントです

「コーチング」と「コンサルティング」の切っても切れない関係

こんにちは。
共燈コーチルタントです。
主に経営者のコーチングと会計コンサルタントをやっています。

コーチングとコンサルタントは、お客様と対話する現場では切っても切れない関係だと思っているので、「コーチルタント」という名称を自分では気に入っています。

でも一時期うまく使い分けできずに(自分自身が)混乱していました。
そこで初めましてに代えて、「コーチルタント」に至った経緯を書いてみたいと思います。

コーチングとの出会い

会計コンサルタントを10年ほどやっていました。
その当時、月次決算書や税務をお客様にご説明し、最適なご提案やアドバイスを差し上げるのが自分の仕事でした。

同じような規模で、同じような会社組織で、同じように提案しても、
成果につながる会社と、つながらない会社があります。
社長が自分の思いをよくお話される会社ほど、成果がでやすいことに気づきました。

よくよく聞けば、どの社長にも自分の思いはあります。
ただ自分で認識していなかったり言語化されていないことがよくありました。

もったいない、と思いました。
社長の将来に対するビジョンや、社員やお客様への思いをもっと言語化出来たら、もっと周りに伝わって成長できるのに・・・

それをある友人に話したら、「君は、コーチングに向いてるんじゃない?」
・・・初めてコーチングという言葉を知りました。

それからコーチングを学べるところを調べ、のめりこむようにコーチングのスキルを身に着けていきました。

コンサルか?コーチングか?

ところが、肝心のコンサルの場でコーチングを使おうと思うと、、、、

今まで普通にやっていたアドバイスや提案が心理的にできなくなり
社長の思いは引き出せても引き出しっぱなし
どう着地したらよいのか分からなくなってしまいました。

コーチングでは、相手に答えがあるという姿勢で臨むので、こちらから答えを示すことはしません。
だからこそ相手の本音や気づいていなかった強みを引き出すことができるのですが、コンサルは提案(答えを提示)することが価値の一つです。

幸いなことにお客様との関係性は良好、向上していましたが、
悩まれているお客様に具体的な提案をすることができず、
コンサルとしての自信を失っていきました。

資格やスキルがなくても、心構えがあれば社長を元氣にできる。

そんな頃、尊敬する会計コンサルタントの先生からこの言葉を聞きました。

ふと気づきました。

自分は、コンサルスキルやコーチングスキルにこだわっていたんじゃないか?
コンサルは提案するスキルが価値、コーチングは引き出すスキルが価値、と、いつの間にかそれをゴールにしていたのかもしれない。

そもそも、何のためのコンサル、コーチングなのか。

お客様の心に火を燈し、目標・使命に向かって行動してもらうこと』

これが、自分の目指すゴールです。

より次元の高いゴールを目指す

スキルにこだわるのではなく、より次元の高いゴールを見つけることで、
コンサルティングとコーチングの共通点、相違点をどう生かすかが見えてきました。

ようやく自分の目指すゴールに立ち返ることができたのです。
自分の使命(志)に近いものです。

今は、ベースはコーチングで傾聴し、
話の流れに応じて意図的にスイッチを切り替えるようにしています。

コーチングとコンサルタント、
自分にとってはどちらも大事な要素です。
切っても切れない関係です。
常に自分の目指すゴールを思い出せるように
コーチルタントとなりました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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