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ふるさとの親友との再会で学んだこと

この間の帰省で、もう一つ私にとって大きなことがあった。それは、「久しぶりに、親友との再会」である。

帰省のことは、こちらにも書いている。

この親友とは中学時代からの付き合い。長い付き合いゆえ、私の人生は、彼女の存在なしには語れない。おまけに、当時、家が近かったので(彼女は、それから引っ越して、今は別の場所に住んでいる)何かあればお互いの家に遊びに行き、おしゃべりに花を咲かせていた。

そんな腹心の友ともいえる彼女だったが、帰省してもなかなか時間が取れず、今回や~っと会えることに。

駅での待ち合わせ場所に現れた彼女に、「10年ぶりの再会やな」などと言われ、そんなに会っていなかったっけ?とちょっと愕然とする。でも、時間の隔たりは、あっという間に縮まった。

尽きぬ話をしながら彼女の家へ。ここで、自家製のピザをごちそうになる。彼女は、魔術師のように作業を開始。すでに発酵を終えたピザ生地をとりわけ、麺棒で伸ばす。そこにゆでたジャガイモ、鶏ささみ、アボカド、ブロッコリーなどをのせ、塊のチーズをナイフで薄く削り取ってトッピング。クッキングシートにのせて、ガスコンロのグリルへ。


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私の撮影技術が悪く、やや影になっているけど、実際はもっとビビッドカラー。野菜や、チーズの絡みが絶妙!あまりにおいしかったため、2枚目もペロリ。ピザって、丸型が普通と思っていたけど、あれは市販のものであって、手作りはどんな形でもいいんだなって改めて実感。


次にデザート。

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クリームチーズに自家製ゆずシロップがけ。

これが抜群のコンビネーションだった。なんと親友は、ゆずシロップを自分で作っているのだった。写真のビン詰めがそうで、もちろん添加物は一切なし。ゆずの香りが心地よく、一口食べると甘酸っぱさが、ぱっと広がる。それが濃厚なクリームチーズと相まって最高!

このゆずシロップ、用途が広い。お湯で割ってゆず茶や、調味料を加えて、ドレッシングに。また、料理の隠し味にスプーンひとさじ入れると味が引き立つらしい。

ほう・・・

私は、うなるしかなかった。話をしながら、手際よく料理を出す彼女と、愛情があふれた料理のおいしさ。心は満たされ、楽しくて、嬉しさが爆発(こんな表現があるのかな?)したひとときだった。

親友は、昔から料理をはじめとする家事能力が高かった。今は、家族のために、おいしく栄養があるレシピを日々考え、作っているそうだ。他にもビン入りの自家製食材も見せてもらった。

すごいなあ・・・

私は何回もこの言葉を口にしたけど、親友にとっては、別にたいしたことないらしい。料理の他に、家のこと、家族のことを考えるのが好きで幸せで、毎日創造的、活動的な日々を送っている彼女。

私も、ちょっとは見習わなければなあ・・・

親友ほどレベルの高いものを作るのは無理でも、その心がけを忘れないでいることはできる。日々の積み重ねが、健康を、人生を作り上げることをお手製料理で教えてくれた親友。そんなやり取りの中で、人生で何を大切にして歩んでいくべきなのかを、ちょっと考えずにはいられなかった。

久しぶりの再会で、親友は私に多くのことを教えてくれた。





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