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週4取材•毎日〆切の「ひとりブラック」をして気づいたこと

今日はエッセイではなく、最近の気づきを書こうと思います。ブログふうに素で書くの、久しぶりかも。

本日書くのは「ひとりブラックでの気づき」です。前々から言っていますが、私、一昨年までアホみたいに働いてたんですね。休み返上で仕事に全てを注いでいました。

稼げるようになりたい。
ライターとして実績を積み上げたい。
自分はいけていると感じたい。

この3つが私の原動力でした。

でも、人ってストイックに自分を追い詰め続けると、プツンと糸が切れたように動けなくなるんです。去年それを経験しました。

一回経験してから、もっと心に潤いのある生活をしようと思って、今年はプライベートのリア充を目指して行動しました。

絵画教室に通い始めたり。
司会をやり始めたり。
地元のボランティア活動も本格始動。

やりたいことをやり尽くした1年でした。

…ところが。

毎年11月から1月までは書き入れ時の仕事があります。今年はゆるくしようとしたのに、思うことがあったので、めっっちゃ案件を入れてみました。

そしたら、過去最高に忙しくなりました。

あ、ちなみに私の本業は、インタビューライターです。

11月3週目から週4でインタビュー。並行していつもの仕事。鬼のように入れた案件たちは取材日3日後に納品する案件なので、基本毎日締め切りです。1日にインタビュー2本入れたときはさすがに辛かった。12月は週5で取材をしましたが、あれは鬼畜だったわ(笑)。

インタビューはオンライン、待機時間はあるものの基本2時間拘束。待機中に他の記事を進めたりもしたけど、そこまでガツっと書けず。インタビューも事前にリサーチをするので、ちりつもになると時間を食います。

インタビュー記事は、作成する段階で聞き起こし派とメモ派に分かれますが、私は前者。AIで聞き起こしもだいぶラクになりましたが、私は倍速でも一回聞き直さないと頭に入らないので、これは絶対に省けません。

インタビュー記事はただ言われたことを書けば良いわけではなく、媒体やクライアントの方針•要望に沿って書くことがマストです。インタビュイー(インタビューされる側)が語るように書きますから、流れるように書かないといけない。支離滅裂な文脈は厳禁。また、インタビューは多かれ少なかれ話がとっちらかるから、項目ごとに内容をまとめてきれいに整える必要があります。

一回の取材でインタビューするのは3人が基本で、多い時は5人。これをほぼ毎日こなして、ひたすら記事を書いていました。

さらに、今月は司会案件が3本、忘年会の誘いもあり、忘年会から帰宅して仕事をしたことも。午前9時から働き始めて寝るのはだいたい午前2時。早くて0時。目が覚めるのは7時半。毎日頭フル回転でそうとう消耗したらしく、いくら食べても太りませんでした。

こんな生活を1ヶ月半していましたので、今月のことすらあまり記憶がありません(笑)。

先程、思うことがあって案件をめちゃくちゃ入れたと書きましたが、それは2つあります。

ひとつは、自分の限界を上書きしたくなった。
自分に挑戦したくなったのです。
もうひとつは、はちゃめちゃに働きたくなった。


で、有言実行しました。
ロボットみたいに働きました。

でも、ここまでやって良かったと思える気づきが何個かありました。

ということで本題です。ひとりブラックして気づいたことを書きます。


1、限界は上書きできる

今回仕事を盛りだくさんしようと思ったのは限界を更新したかったから。実際にやってみて、上書きできました。

上書きできたのは1日に書く文字数と月収です。
私は仕事のライティングはそこまで書くのが速くありませんが、今回でコツを掴めた。

また、難しいと思っていた月収100万の壁も乗り越えられるとわかりました。
(とはいえ、今月は100万には及ばずでしたが、予定の組み方次第でいけると確信)

結局、「無理だ」という根拠のない思い込みが自分を縛っていただけ。

自分にかけた呪いを解くために武者修行して良かったと思っています。


2、ずっとデスクワークをしていると、全身筋肉痛になる

肩くびコリ、眼精疲労は万年病ですが、全身が痛くなるのは今回が初めてでした。

やっぱり人間は適度な運動が必要。ずっと書いていると常に緊張状態だから、体も強張り続けて疲れるみたいです。

3、ずっとデスクワークをしていると肩が上がらなくなる


右肩だけ、ぶっとい管が通ったようにしぶといコリができまして、じわじわと痛くて集中できなかった。姿勢矯正ベルトや鍼灸、マッサージなどケアしてましたが、やっぱり大切なのは毎日十分な睡眠をとること。やっぱり健康の基本は睡眠です。

4、緊張しすぎると眠れなくなる

ずっと緊張しているから疲れてるのに寝付けない時がありました。

納品してもまだ案件は残っている。クリアしても終わりが見えないと、やはり精神衛生上よろしくはありませんね。

5、不安が消えた

目の前に仕事がわんさかある状態なので、うだうだと考える時間すらもったいない。書きたい、昼寝したい。私の思考はこの二択でした。

先の見えぬ不安に目を向ける暇はありませんでした。体はしんどかったけど、時たま頭をよぎる将来への漠然とした不安はなくなったのは良い傾向です。

6、こんだけ働けるから将来に不安を持つ必要はない

たまにやってくる「将来、仕事なくなったらどうしよう」という不安は感じる必要がないとわかりました。だって、こんなに働けるし、仕事をこなす精神力•体力があるから。

どんな状況になっても、自分ならやり遂げられると確信できました。

7、付き合いは最小限に

仕事を鬼詰すると決めた時は極力予定を入れるべきではないと痛感しました。今月の忘年会はかなり絞ったけど、本当ならもっと絞りたかった。私は結局没頭している時は、人に会いたくなくなるみたいです。


こんな感じでした。

ここまで働く必要はないし、誰にもお勧めしません。

でも、私は今回乗り越えたことで、今までと比べて格段に自分に自信を持てるようになったから良かったと思う。

いや、そもそもなぜ自分を評価していなかった?と思えました。もっと頑張ってきた自分を認めて良かったのだと思えました。

来年スパークするための準備は完全に整いましたね。


とはいえ、無茶できるのは体力があってこそ。
私は気力でカバーできるとはいえ体は辛かったのは事実です。
もっと仕事は緩やかにしようと思いました。

やっぱり体は資本ですね!


と、こんな感じで、疲労困憊でしたが良い仕事納めができました。

来年の秋にはライター10年目に入りますが、もっと心に余裕を持って頑張りたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからもよろしくお願い致します!


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