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糖質制限は健康的?糖質制限の闇について徹底解説!

今回は「糖質制限の闇」について徹底解説します。

10年前に流行りはじめた糖質制限ダイエット。

某CMのビフォーアフター動画が話題となりましたね。

今も糖質制限ダイエットは行われています。

しかし、間違った糖質制限ダイエットは、痩せることはおろか不健康になってしまう可能性だってあるのです。

せっかく痩せるためにダイエットを始めたのに体重が変わらず、体調まで崩したら「なんのためのダイエットなんだ」と落ち込んでしまいますね。

そこで今回は、糖質制限の闇についてお伝えし、不健康なダイエットとはおさらばしていただきます。


糖質制限とは

糖質制限とは、取り入れる糖質の量を制限する食事法のことを言います。

もともと糖質制限は、糖尿病治療の1つであり、一般的にはほとんど知られていませんでした。

しかし、現在はダイエット法として糖質制限が使用されているのです。

一般的に糖質制限は、ご飯やパンなどに含まれる糖質をできるだけ食べないようにする方法のことを言います。

糖質を制限する代わりに肉や魚などに含まれるタンパク質や脂質はいくら食べてもいいというものです。


糖質制限のメリット

糖質制限についてお話ししましたが、では糖質制限のメリットは何があるのでしょうか?

メリットは以下の3つです。

  1. 短期で見ると痩せる

  2. 一時的にむくみが減る

  3. タンパク質の摂取量が増える

糖質制限のメリットはこれぐらいのものです。

意外じゃないですか?メリット豊富だと思っていた糖質制限がこんなにメリットが少ないなんて。

次の項で糖質制限のデメリットについてお話しします。

心して見てください。


糖質制限のデメリット

厚生労働省が提唱している糖質量は1日の総摂取カロリーの50〜65%です。

提唱している糖質量よりも糖質を減らすことが糖質制限ですが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?

糖質制限のデメリットは以下の5つです

  1. 体重減少が続かない

  2. 腸内環境の悪化

  3. 腎臓への負担

  4. 頭がモヤモヤする

  5. 死亡リスクの増加

ひとつずつ解説します。


①体重減少が続かない

糖質制限のメリットで短期では痩せることをお伝えしましたが、なぜ短期でしか痩せないのでしょう?

その理由は、糖質制限によってからだの中の水分が一時的に尿や汗として出ていくだけだから。

つまり脂肪が燃えているわけではないのです。

さらに水分が減ることによって筋肉量の減少につながり、さらに痩せづらいからだとなってしまいます。


②腸内環境の悪化

糖質制限は善玉菌のエサである食物繊維も制限するため、腸内環境の悪化につながります。

さらに糖質制限では動物性たんぱく質の摂取量が大幅に増えるのですが、このたんぱく質が悪玉菌のエサになってしまうのです。

悪玉菌が増えることで腸内環境が悪くなり、便やオナラが臭い原因となります。


③腎臓への負担

腎臓はたんぱく質の代謝に重要な役割を果たしていますが、糖質制限を行うとたんぱく質の摂取量が増えるため、腎臓への負担が増加するのです。

腎臓には尿を作る役割や血圧を調整する役割があります。

そんな腎臓がうまく機能しないと毒素が体内に残り最悪死に至ることに繋がってしまうのです。

なので、たんぱく質のとりすぎは気をつける必要があります。


④頭がモヤモヤする

私たちは、基本的に糖分をエネルギーに動くことができます。

そんなエネルギー源である糖を制限すると、脳に栄養が巡らず、頭が働かないなんてことが起こるのです。

お菓子などの食べ過ぎによる血糖値の急上昇も頭のモヤモヤにつながりますが、糖質の取らなすぎも集中力の低下を招いてしまうので注意が必要ですね。


⑤死亡リスクの増加

糖質制限で1番のデメリットは死亡リスクが増加してしまうことです。

糖質制限を長期で行う人は、早死にするリスクが高いことがハーバード大学の研究で明らかになっています。

この研究は、約12万人を対象に糖質制限を20年以上行ってもらい死亡率が増加するのかを見ていたのですが、約2万人も早死にしてしまう結果となったのです。

これが、糖質制限最大のデメリットであり、最大の恐怖ということがお分かり頂けたのではないでしょうか?

僕が、糖質制限ダイエットをオススメしない理由です。


まとめ

というわけで今回は「糖質制限の闇」についてお伝えしました。

糖質制限には以下の5つのデメリットがあります。

  1. 体重減少が続かない

  2. 腸内環境の悪化

  3. 腎臓の負担

  4. 頭がモヤモヤする

  5. 死亡リスクの増加

糖質制限は一時的には痩せてハッピーな気分となりますが、長期的に見ると死亡リスクが増加する恐ろしい方法なのです。

メディアの情報を信じすぎず、正しいダイエットを行い心身ともに健康を目指しましょう!


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