鋸南復興アクセラレーション

令和元年の台風15号、19号により、被災した鋸南町在住の有志が主体となり、同町の復興の…

鋸南復興アクセラレーション

令和元年の台風15号、19号により、被災した鋸南町在住の有志が主体となり、同町の復興のために活動する団体「鋸南復興アクセラレーション」を立ち上げました。このnoteは、その活動記録です。

マガジン

  • 広報誌

    当団体は、鋸南町役場のご協力のもとで、町報と一緒に「広報誌」を全戸配布いたしました。

  • 支援者向け動画

    当団体のホームページ、一部、改良しました。技術支援者向けの動画を見れるページを作り、実際の現場作業に必要な道具や装備が分かるようにしました。 動画のサムネイルを入れたりなど、改良するべき点はまだありますが、ひとまずお知らせします。鋸南町の被災現場の作業に関心のある方、被災家屋の技術支援に興味のある方、ここに掲載されている動画を参考になさってください。

最近の記事

ボランティアスクールで、避難所の運営を子どもたちに体験してもらいました

11月27日、鋸南町社会福祉協議会と災害支援団体「鋸南復興アクセラレーション」は、小中学生向けにボランティアスクールを開催しました。参加した児童、生徒は17人。夜中に地震が起きたという想定で、避難所運営について学びました。まず、会場で「ペットボトルで作ったランタン」をつけるところからスタートしました。 ペットボトルに水を入れただけのランタンと、水に少量の牛乳を入れて濁らせたランタンに懐中電灯をあててみると、「濁った水」のほうが、光がより拡散していることがわかりました。 そ

    • 【終了】11月27日、ボランティアスクールを開催します

      11月27日、鋸南町社会福祉協議会と当団体の共催で、避難所体験をする「ボランティアスクール」を開催します。 「大きな地震が起きました。避難所に来て、何ができると思いますか?――」 こんな問いかけから始まり、子どもと大人が一緒に避難所を作り、避難所生活を体験するイベントです。けが人が来たらどうする? 車いすの人をどのように避難させたらいい? 参加者みんなで考えて、学んでいきます。また、ロープワークやテント体験、トイレや水などの衛生問題についても考えていきます。 昼食は、避難

      • 令和元年房総半島台風発災から3年。個人的に思うこと「減災」

        冒頭の画像は、現在の岩井袋地区の様子です。ブルーシートでいっぱいだった当時とは異なり、外観上は被災地という印象はなくなり、それぞれに新しい暮らしが始まっているようにうつります。 今年の3月まで、鋸南町ボランティアセンター内に常駐し、鋸南町内の被災者さん、被災家屋の支援活動のセンター運営支援として、鋸南復興アクセラレーション(以下、当団体)は、令和2年1月から2年3ヶ月の間行ってきました。 ニーズ(支援の手が必要な方々)が落ち着き、活動の見通しがついてきたことや、当団体メン

        • 明日、NHK「おはよう日本」で「千葉台風15号から3年」が放送されます

          明日、朝7時45分からNHKニュース「おはよう日本」(関東甲信越)にて、「千葉台風15号から3年」という特集が放送されます。 屋根の損壊により雨漏りがし、室内にカビが発生する被害について取り上げていただきます。 カビによって起きる被害とはどんなものなのか。当団体は取材に協力させていただきました。ぜひ、ご覧ください。 ※大きな事件や災害がある場合、放送が変更となることがあります。 https://www.nhk.jp/p/ts/7Y32J37JQN/episode/te

        ボランティアスクールで、避難所の運営を子どもたちに体験してもらいました

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        • 広報誌
          25本
        • 支援者向け動画
          12本

        記事

          Yahoo!ネット募金、終了します。ご支援ありがとうございました

          台風15号で鋸南町が被災地となってから、明日9日で3年が経過します。これまでたくさんのボランティアさんにお越しいただき、多くの方にご寄附いただいたことにより、台風15号による鋸南町の被災家屋のニーズが落ち着き、活動の見通しがついてきました。 今年7月、8月の豪雨と台風により、これまで対応してきた家屋の一部に追加で養生が必要となっておりますが、9月いっぱいをもってYahoo!ネット募金の寄付金の募集を終了といたします。 当団体と現場のボランティア団体の活動に厚いご支援をいた

          Yahoo!ネット募金、終了します。ご支援ありがとうございました

          「防災の日」にちなんで、台風への備え(2)

          ・用水路や河川の見回りはやめましょう増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られる恐れがあります。 ・海岸に出るのはやめましょう波打ち際や防波堤など、海岸周りでは高潮の恐れがあります。 ・屋外での作業は絶対にやめましょう暴風や突風にあおられて、転倒したり、飛来物に当たる危険があります。 ・外出は控えてください台風が接近している間は、大雨や強風による事故に巻き込まれないため、なるべく外へ出ないようにしてください。特に、夜間は外出を控えてください。 また

          「防災の日」にちなんで、台風への備え(2)

          「防災の日」にちなんで、台風への備え(1)

          明日、9月1日は防災の日。そして、新たな台風がまた発生しようとしています。台風が接近する前にすること、台風が近づいたら気をつけることを2回に分けて掲載します。 ・家の周りを再点検する家の周りにあるもので、植木鉢など強風で飛ばされる可能性のあるものは、室内にしまうか、しまうことが出来ない場合は飛ばされないように固定しましょう。 ・窓や雨戸を補強するガラスにひび割れや窓枠にがたつきがないかを調べ、窓に養生テープを貼るなどして補強しましょう。また、雨戸やカーテン等は閉めておいて

          「防災の日」にちなんで、台風への備え(1)

          スタンプラリー、無事終了しました

          今月28日、鋸南町観光協会と共催しました「ワクワクかんこう・ぼうさいスタンプラリー」、無事、景品交換も含め終了いたしました。町内外からたくさんの方にご参加いただきました。参加者だけでなく、協力、協賛、後援いただきました方々に御礼を申し上げます。 「観光と同時に防災を学ぶ」というイベント、果たしてどれくらいの方に興味を持っていただけるのか不安ではありましたが、ゴールされた方から「面白かったよ!」「汐止橋とか、行ったことのない場所に行けてよかった」「防災の問題、難しいのがあった

          スタンプラリー、無事終了しました

          かんこう・ぼうさいスタンプラリー 「ぐるっと千葉」に掲載されました

          現在、鋸南町で開催中の「ワクワクかんこう・ぼうさいスタンプラリー」、Web版「ぐるっと千葉」で紹介いただきました。また、地元紙「房日新聞」でも取り上げていただきました。ありがとうございました。 スタンプラリーも中盤まで来ており、ゴールされた方からさまざまな感想をいただいております。今日、ゴールされた鋸南町在住のご家族から、うれしいコメントをいただいたので紹介します。 「鋸南町に住んでいるけれど、行ったことのない場所に行けて楽しかった。汐止橋、すごくきれいな橋でした。クイズ

          かんこう・ぼうさいスタンプラリー 「ぐるっと千葉」に掲載されました

          【終了】ワクワクかんこう・ぼうさいスタンプラリーを開催します!

          当団体と鋸南町観光協会は、夏休みイベントとして「きょなんカルタめぐり ワクワクかんこう・ぼうさいスタンプラリー」を開催します。対象は、幼稚園児、小学生、中学生とその保護者。町内にある11か所の「観光スポット」を通じて防災についても学んでいただきたいと思い、企画いたしました。 主なスポットは「道の駅保田小学校」「汐止橋」「なぶら」「十王堂」「笑楽の湯」「保田海水浴場」など。すべてまわった人は、JR内房線「安房勝山」駅の観光案内所にて、プレゼントくじをひくことができます(ただし

          【終了】ワクワクかんこう・ぼうさいスタンプラリーを開催します!

          鋸南町の屋根ニーズ、すべて作業が完了しました

          鋸南町が2019年9月、台風15号によって甚大な被害を受けてから2年9ケ月が経過しました。これまで当団体が受け付けてきた屋根ニーズの作業が、このほど完了しましたことをご報告します。台風被災以降、絶え間なく屋根の対応をしてくださった災害支援団体のみなさま、ありがとうございました。 屋根の対応は終わりましたが、まだ室内のニーズが若干、残っております。屋根の養生が終わらないと、室内のカビ除去や片付けの作業に入ることができないため、どうしても室内作業は最後まで残ってしまいます。猛暑

          鋸南町の屋根ニーズ、すべて作業が完了しました

          台風15号からの2年半を振り返る――活動報告会の開催レポート

          当団体は3月13日、鋸南町中央公民館で「台風15号からの2年半を振り返る活動報告会」とピアノ演奏会を同時開催しました。 開会式では白石治和町長と同町社会福祉協議会の斎藤正会長が挨拶。白石町長は「発災時はいかに人の手が重要か。2年半、応援してくださったのはボランティアの皆さん。みなさんのおかげで住民の気持ちを高揚させてくれ、復興に向かっていくことができた」と語りかけました。 みなさまに感謝の意をお伝えしました第一部で、当団体の2年半の活動を報告。2020年4月から2022年

          台風15号からの2年半を振り返る――活動報告会の開催レポート

          福島県相馬市をはじめ、屋根被害にあわれた方へ。屋根被害を受けた被災地から。今できることは……

          改めまして、令和4年3月16日の地震により被災された皆さまへお見舞い申し上げます。 令和元年房総半島台風(台風15号)により被災した千葉県安房郡鋸南町より、届けられることは何か、それは情報ではないかと思い、発信させていただきます。 罹災証明について令和4年3月16日福島県沖を震源とする地震により、家屋が損壊するなどの被害にあわれた方で、罹災証明書が必要な方に対し、交付申請を受け付けているそうです。 期間は、3月21日~4月30日まで。オンラインでも申請ができます。 詳

          福島県相馬市をはじめ、屋根被害にあわれた方へ。屋根被害を受けた被災地から。今できることは……

          広報誌No.25を発行しました

          当団体が鋸南町ボランティアセンターに事務所を置くのは今月いっぱいとなります。台風被災から2年半が経過し、たくさんのボランティアさんにお越しいただいたことで、ブルーシートをかけた家屋は少なくなりました。もちろん、それでも、雨漏りが続いている家屋もあり、まだ被災で苦しまれている方もいらっしゃいます。そこで、当団体は今後、以下のとおり受け付けをしていくことを再度、お知らせいたします。(現在は受付終了) 1,鋸南町社会福祉協議会で直接受け付けし、当団体につないでいただきます。 2

          広報誌No.25を発行しました

          【終了】3月13日、鋸南町中央公民館で活動報告会をします

          今月13日、鋸南町が台風15号、19号で被災してから2年半を振り返りながら、当団体の活動を報告する会を開催します。日時等は以下のとおり。 日時:3月13日(日)午後1時半から午後3時半ごろまで(午後1時開場) 内容:第1部 台風被災から2年半の推移とボランティアさんのメッセージ  第2部 ピアノコンサート 同時開催:パネル展  事前申し込み  070-4281-0644 090-8893-0161  テーマは「笑顔とありがとう」。これまで鋸南町の復旧、復興にご尽

          【終了】3月13日、鋸南町中央公民館で活動報告会をします

          当団体の広報誌No.24 を発行しました

          今月号では、当団体が取り組んでいる減災イベントについて紹介しました。災害ボランティア講座と放課後子ども教室での工作、そしてブルーシートでの寝袋づくりです。 災害を自分事として考え、災害が起きたときにどのように行動をすればいいのかーー。当団体は災害に強いまちづくりのために、さまざまな講座をご用意しています。防災、減災に関する講座をご希望の方はご連絡ください。

          当団体の広報誌No.24 を発行しました