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台風15号からの2年半を振り返る――活動報告会の開催レポート

当団体は3月13日、鋸南町中央公民館で「台風15号からの2年半を振り返る活動報告会」とピアノ演奏会を同時開催しました。

開会式では白石治和町長と同町社会福祉協議会の斎藤正会長が挨拶。白石町長は「発災時はいかに人の手が重要か。2年半、応援してくださったのはボランティアの皆さん。みなさんのおかげで住民の気持ちを高揚させてくれ、復興に向かっていくことができた」と語りかけました。

みなさまに感謝の意をお伝えしました

第一部で、当団体の2年半の活動を報告。2020年4月から2022年2月までに屋根の養生をのべ446件、室内のカビ除去についてはのべ219件対応したことを伝えた。

また、被災後2年半の間で見えてきた地域の課題として「高齢化率の高い町、独居の高齢者などがどうしても生活再建が遅れてしまう」ことや「被災した空き家がそのまま放置されている」現状について触れました。さらに、当団体の活動に協力してくださった鋸南町役場、鋸南町社会福祉協議会、そして住民のみなさまに感謝の意をお伝えしました。

第二部では、ピアニストの山﨑繭熙さんが春をテーマにした曲「春よ来い」「早春賦」「さくらさくら」を演奏。会場には、これまで活動してきた災害支援団体やボランティアの活動を写真で紹介するパネルや、これまで鋸南町で活動してきたボランティアさんの写真が掲示され、参加者は復興の状況に見入っていました。

今月から、当団体は縮小しながら活動を継続していきます。


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