響子

29歳フリーター。響子の日常と考え事を発信します。あっと驚くような解決策は書いてません…

響子

29歳フリーター。響子の日常と考え事を発信します。あっと驚くような解決策は書いてません。自分の生き方を悩みに悩む響子の頭の中です。

最近の記事

ドラマに幻想を抱きすぎていた

恋愛ドラマは「そんな奇跡みたいなことあるかい!」ってわかって見てたのに、仕事ではその奇跡みたいなことが起きるって思ってた。 でも 悩んでいるときに察して声をかけてくれる先輩はいないし いざというときに守ってくれる上司はいない 肩の力が抜けるような言葉をかけてくれる同僚もいない 気持ちは簡単に吐露できないし 弱音を吐けない 進む道を示してくれるような偶然な出来事もそうは起こらないし 失敗が転じて結果的に大成功なんてことはない 人間は完璧じゃない 毎日はとても地味なこと

    • 白髪が一本。

      響子は朝の散歩を習慣にしている。 今日は雨だったが、傘を持って近所まで出かけた。 iPhoneにイヤホンを挿して無料会員のspotifyでPlaylist8を聞く。 最近のお気に入りはジェニーハイの華奢なリップだ。 散歩をすると、ついネガティブに陥りがちな思考が少しすっきりする。 気分転換のために始めた散歩だが、1年半ほど続けたらじわじわ痩せて結果的に10kg痩せた。 今の体重になって1年は経つが、いまだに「痩せたねー」と言われる。 10kgは大きい。 帰り道。 ある家

      • 自分を一番苦しめていたのは自分の言葉

        響子はここ最近寝てばかりいる。 朝8時に起きてシャワーを浴びて、ご飯を軽く食べてまたベットに潜る。 頼まれていた最低限の仕事を少しだけして、また布団をかぶる。 11時から15時くらいまで寝続ける。 響子は思う。 こんなことをするために自分は頑張ってきたのか。 大学時代のサークル、インターンシップ、海外留学。 ベンチャー企業への就職、フリーランス、離島暮らし。 「こんなはずじゃなかった。」 「もっとキラキラと働いているはずだった。」 自己嫌悪に陥る。 昔に描いた理想と、現

        • 時速何キロが心地いい?

          響子は22歳のとき、ネパールにいったことがある。 大学を休学し、1年ほど働いていた。 何もない自分への焦りや環境への不安を原動力にほぼ毎日休まず働いた。 社長も厳しく、同僚も優秀だったこともあり、かなり鍛えられた。 アドレナリンが出っ放しで、充実感に満ち溢れ、日本へ帰国してからも、ネパールで培った自信と将来への希望に満ち溢れていた。 希望の会社にも入社できた。 もう悩んでいた頃の自分とは違う。 未来に何の不安もなかった。 ネパールから帰ってきたばかりの響子は、時速80キロ

        ドラマに幻想を抱きすぎていた

          未来がわからないから、今を一所懸命生きるしかない。

          インスタグラムを見ていたら、ある動画が流れてきた。 「人は1年にできることを大きく見積もり、20,30年でできることを小さく見積もっている」。 少し納得して励まされた。 響子は今年で30歳になる。 4回ほど転職して、再来年は彼氏に付いてベトナムへ行く予定だ。 自分探しする歳じゃないしね〜と最近母から電話があった。 自分のことが心配になった。 自分は何で生きていくんだろう? 何者でもない。何ができるわけでもない。 これといった資格もない。 稼ぐために必要なスキルってなんだ

          未来がわからないから、今を一所懸命生きるしかない。

          大人の本気は素晴らしい

          あるお笑い番組の企画で解散したコンビがコントをしていた。 二人のうちの一人は芸能界で今なお活躍し、解散を言い出したもう一人は制作会社の社長をしているそうだ。 20代のときに舞台で披露したコントを、40代半ばになったおじさん二人が演じていた。 その様子を見て響子はうるっときた。 ひたむきな姿がかっこよすぎた。 芸能界を引退した社長は、この話を受けたときどう思ったんだろう。 社員にどう思われるのか気にならなかったのかな。 なんでこんなに真剣にアホなことをやれるんだろう。 めち

          大人の本気は素晴らしい

          わたしはもっと人にやさしくあれる。

          夕食を食べながら関ジャムの録画を父と一緒に見た。 音楽プロデューサー3名が選ぶ2021年の年間ベスト10の前半をやっていた。 この番組のこのコーナーで、これまであいみょんや髭男に出会った響子は、今回もかなりわくわくしながら見ていた。 いしわたり淳治の第9位。 響子にとっては新たな出会いではなく、再会だった。 ハタチくらいから3年ほど毎日のように聞いたYUKIだった。 当時付き合っていた彼氏がYUKIのファンだったことから響子も聞き始めた。 最初に好きになった曲は「ハロー

          わたしはもっと人にやさしくあれる。

          解決か共感か。あなたのためにできることはなんだろう。

          今日は朝から仕事だった。ある会社のブランディングだ。 響子は、アシスタントとして議事録を取ったり、リサーチをしたり資料を作ったり、ブランドメッセージの案などの提案をしたりしている。 相手は60代の社長と、40代の女性と、20代の女性。 半年ほど打ち合わせを重ねてきた。 みな物腰やわらかで、とても素直で賢明な方々だ。 打ち合わせが始まる2分前、20代の女性(響子の頭の中では24歳くらいだろうと推測している)が、社長のいない間に声をかけてきた。 「あの、あれって。そう。今、

          解決か共感か。あなたのためにできることはなんだろう。

          二番手じゃ生きていけないの?

          響子は仕事の打ち合わせに参加するために住んでいる島を出発した。 船で45分。週1のペースで本島へ帰る。船を降りたら車で2時間。本島で過ごす間は実家に泊まるのだ。 このところ、家にこもりっきりだった。在宅ワークの響子は、意識的に外出しなければ1日のほとんどを家の中で過ごすことになる。だから日の光を浴びるために朝の散歩を週間にしている。この3日はサボってしまったが。 響子は、実家へ帰る車の中で考えを巡らせていた。 最近のトピックは、自分の人生の軸を探ることだ。 今のままでいい

          二番手じゃ生きていけないの?