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おおざっぱなコラム 日本人のための大人の義務教育

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義務教育を終えても、「これくらい常識的に知ってないとだめじゃん?」という内容をできるだけ集めたいと思います。
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2022年7月の記事一覧

【重要】メディアが「真実を公平に報道する」とは限らないことを知りましょう ~日本人の3%未満しか、知らないことシリーズ~ No.13 (修正あり)

21世紀は20世紀から引き続き、情報社会です。 20世紀よりさらにインターネット技術が豊富になり、またAIなどでフェイクニュースを作り出したり、中国の五毛党などがプロパガンダで偽情報を流したり・・・とより情報の選別を注意深く行わないといけない時代になりました。ヘッドのタイトルだけ見て「うん、わかった」ではぜんぜん危険なのです。それについて、少し現状と注意点を解説してみましょう。 (2022/7/11 追記しました。) (2023/4/4 メディアバイアスチャートに修正があっ

「バカの壁」の正体と「バカにつける薬」 ~日本人の3%未満しか、知らないことシリーズ~ No.4

こんにちは。KyoKannazuki21です。 (自己紹介はこちら) ものすごーく間があいてしまったのですが、No.4は脳について科学的に少し語りたいと思います。つまり、賢者と愚者についてです。 (ああ、左翼の人が読んだら、「差別だー」とかっていいそうでうざい・・・。だから、もっと冷静に科学的にものを見て、自分のほうが変だって気づきなさいよっていいたいです。あ、気づいたら、中道か保守に転向してるか・・・(苦笑)) 1. 名著 「バカの壁」 養老先生の「バカの壁」がベスト

ひさびさに脅威マップを見た(2022/7/12)

これは、実はカスペルスキー(ロシアのセキュリティ会社)が用意している、サイバー攻撃の脅威マップです。 これって、実はものすごく静かなほうです。 アメリカ大統領選挙や、オリンピック中はもっとびゅんびゅん攻撃がでてました。 ヨーロッパサイド 日本サイド アメリカサイド あー、もしかしたら、攻撃主のロシア(だいたい、ロシア、中国、北朝鮮が攻撃することが多い(893国家だからね!)のですが、そのロシアがウクライナと戦争中だし、何万人も兵士が死んで手が足りてないから、全体的な

若者よ、世界一平均IQ高いんだから、年収200万円で豊かに暮らすようなことは考えてないで、年収アップすることをまず考えようよ!!

世間で、賛否両論の書籍で、「200万円で豊かに暮らす」とかなんとかいう、残念極まりない本があるらしい。 私なら、人生を下方修正する気はないので、そんなものは買わないし、ただでも読まないと思いますわ。時間の無駄だし。 あと10年か20年で死んでしまう年寄の私でさえ、そんな状態ですよ。確かに、私が年取って年金くらしになったら、年収200万円かもしれないが、いや、さすがにもうちょっと行くだろうけども。 そもそも、落ち着いて考えていただきたい。若者よ。 頭はボールをヘディングする

「毎日生きづらいんです~」って思っている人は、世界を知るべきだと思います。

毎日、うっとおしい上司にあれこれいわれ、休もうと思ったら、同僚に「私なんて残業40時間もあって、休めないよ!」といわれて、家に帰ったら、くたくたで・・・・。 ああ、生きづらい・・・と思う方は、たしかに日本人に多いです。 なんせ、日本人、すごく生真面目ですからね。しょうがないです。 なぜ、生きづらいと感じるか? 簡単です。まあ、品質へのこだわりが強いのはわかるのですが、日本人は、悲観遺伝子にとらわれすぎているのです。(不安遺伝子とも言います。) https://www.ka

楽しい画像 「ここまではずせる学者はいない」

ものすごく有名な画像なので、貼ります。 (有名な画像なのですが、オリジナル作者の方の名前はちょっとわかりません。不明のまま、引用します。) ちなみに、この2人目の著者の先生、困ったことに、あの!天下の京大卒です。 そして、あろうことか、同志社大学の教授です。笑い。→母校だ。げんなりだ。母校ってバカなのかな? いやまあ、佐藤慶先生や百田尚樹先生っていう、賢い人もいるのだが。ああ、OBじゃないからな(笑)。京大、OBにももうちょっと紐つけて、指導してもらいたいものだなあ(苦笑)

平凡な才能だが、ちゃんと人生の勝ち組になる方法

世の中には、東大やハーバード大学を出て、医者、弁護士、会社社長など、目立つ地位に行ける人もいるが、大半は、「真ん中あたり」「平凡でふつー」な人です。 「うちの大学、いわゆるFランク大学だからなあ」とか、「田舎育ちで、高卒なんだよ。どうしよう?」という人も多々いると思います。 まず、統計学の基本中の基本、標準分布のグラフを見ていただきたい。 これは、IQについて説明している方のグラフを引用します。 右端と左端が少なく、ど真ん中は厚みがあります。 21世紀は、おおよそ知識社会

なぜ、人は勉強をするのか?

前から、noteユーザで気になっていたのですが、みなさん、3人の石工の話を知らないみたいだ。まあ、20歳前後の人は知らんと思うのでしょうがないが、普通のビジネス啓もう本では、よく書いてある。ドラッカーの本かららしいが、私も27,28歳くらいで自己啓発セミナーで知ったか、あるいはフランクリン・コーベイの本を読んで知ったか忘れてしまったが、これは超有名な話だ。 たまに、ちょっと内容がずれて伝わっているものもあるが、この人の説明が一番いいかなと思ったので、リンクする。 要するに

発達障害に関する、新しい学び

この先生の説明が丁寧で、よく整理していて、さらに今までも知らなかったことがあって、素晴らしい。 これは、脳科学とメンタルヘルスを研究している、私の学びをまとめたものです。 家族が発達障害だとか、部下に発達障害がいる・・・という方は、勉強になるかもしれません。 当人は、辛いと思うので、私のほうからコメントするのは、差し控えたいと思いますので、嫌なら読まなくていいです。ただ、リンク先には素晴らしいアドバイスが書かれているので、それはお役に立つと思います。 性別での比率としては、

「日本すごいね」と言われて、「ぐぬぬ」となる日本人がいたら、自分がよほど「終了」していることに、気づいていただきたいという話。ということで、「日本すごい技術」2022年前半版をお届け(笑)

これも、実は某サイトに書いてとても好評だった内容を追加更新してお届けします。 発端は、「不幸なニュースばっかり見ているとへこむので、なんか日本技術ですごいね、景気がいいねっていう話を聞きたいです」という方に、ご回答したものです。 ルサンチマンの塊で、特に「日本ヘイト」のひどい方は、「日本すごいね」というと、「ぐぬぬ」と悔しそうな顔をします。なんで、そこで「ぐぬぬ」になるってのが、いやあ、すごい性格悪いってことに、どうして気づかないのかな? 果ては、「そんなに自分を褒めて恥

人生のコスパ無駄だから、考えるより先にちゃんと正解が書いてある本をさっさと読め、そのあと、じっくり考えよ

1か月あまり毎日noteを使っていて、気づいたことは、「どうもnoteユーザは平均年齢が低い、つまり若い人が多い」ことである。 12歳くらいの人もいるようです。これは、すごい若い!! それで書いてあることが、わりと「ぐちぐち」しているケースが多いです。まあ、身近な発見を見出した喜びを書かれていることも多いですが、「今朝のコーヒーの入れ方はおいしかった」的なもので、あまり悩みには役立ちません。 今、若い人は「給料安いなあ・・・」と悩んでいます。また、ストレスも多いし、半端な

悲しい日本経済グラフ

いつもは、日本尾張守を叩きまくる私でありますが、何度見ても悲しいグラフをご紹介したいと思います。 China vs Japan vs Korea vs India: Everything Compared (1960-2017) です。 1960年から、2017年までのGDPを折れ線グラフにしてあります。 中国、日本、韓国、インドとアジアの大国(韓国は大国ではないが)を4つ比較してあります。 比較のため、英国が1つ入っています。 このBGMが実にもの悲しい。ある意味、アジ

質問:「人と一緒にいても楽しくないです。大勢といると疲れます。これはよくないことでしょうか?」

無理に外交的になる必要はありません。 なぜかといいますと、ごく最近「内向的な人ほど、社会的成功を得られる」(あるいは、クリエイティブであるなどなど美点が多い)ことがわかってきたからです。 米国研究家の本が、1,2冊でていますので、それを読むといいと思います。 私は昔から、いちいちパーティなどにいくのが苦痛でした。できれば、土日は、本を読んだり、勉強したり、絵を描いたりする方が好きでした。 まあ、たまには「外に出た方がいいな」と思って、異業種の勉強会や絵の勉強会にいった

バカのリトマス試験紙 その1 ~ゼロコロナ政治家と東京オリンピック反対者~

いやあ、世の中、養老先生が名著「バカの壁」を書いてからでも、バカはまだまだちっとも撲滅されておりません。 「バカのリトマス試験紙」とは、「このテーマでこういうことを言っている人がいたら、まあたぶんバカでしょうね」と判定できるものです。 1回目は、コロナ関係でお届けします。 バカにならないこつは、 (1) あまり知らないことは、とりあえず黙っている。「知らない」と素直に言うか、あとでまじめに調べることがいいです。 (2) 知っていることは丁寧に調べて、わかっているところだけ