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発達障害に関する、新しい学び

この先生の説明が丁寧で、よく整理していて、さらに今までも知らなかったことがあって、素晴らしい。
これは、脳科学とメンタルヘルスを研究している、私の学びをまとめたものです。
家族が発達障害だとか、部下に発達障害がいる・・・という方は、勉強になるかもしれません。
当人は、辛いと思うので、私のほうからコメントするのは、差し控えたいと思いますので、嫌なら読まなくていいです。ただ、リンク先には素晴らしいアドバイスが書かれているので、それはお役に立つと思います。


性別での比率としては、男性多いかなと思うけど、女性だとわかりにくい気もする。ある人が、芸能人希望者や風俗業とかにいくと、そういうところにいる女性はなんらかのメンヘラが多いと言っていたが、専業主婦になったりすると目立たない。男性ほど仕事ができるできないが、はっきりしないのでわからないのかもしれない。
理系のアスペルガーは多いかなと思うが、これは文系みたいに「雰囲気を察知して営業してくれ」とか理系は言われず、「がりがり設計を書く、実験する」のようなルーチン作業が多いので、それにはアスベルガーの人のもくもく仕事する気質は向いていると思う。だから、無自覚か、自覚があるかわからないが、アスペ気味の人は理系に進路を進める気がする。
まあ、当人にあっている仕事だと思うのでいいんじゃないかな。
医者、技術者、司法書士、図書館司書、修理工などは、たぶんアスペルガーには向いていると思う。
(ただ、「管理職もやってね」みたいにすると、いきなりオーバーフローして、うつ病になったりするので、企業としては「発達障害なら、最初から言ってくれ」って思うことが多いです。そしたら、無理に管理職なんてさせないのに・・・って普通の人事部は思うと思いますね。)


ながうしクリニックより、引用。赤線は筆写加筆。

有病率については、アメリカとかEUとかの比較があればいいのですが、一説には、アメリカでのADHDは14%にもなるようです。
日本だと、30人クラスか40人クラスに1人いるかいないかだけど、私が子供だったときより、増えている気がします。
新しい特徴の境界知能の子供の、勉強の学び辛さもあるので、どっちかわからないケースもあるかなと思います。
アメリカはなんだか、多い気がしますが、遺伝子組み換え食品や、農薬、成長ホルモン、サプリメントなどけっこうケミカルイシューがあるので、多くてもしょうがないかなあと思います。
日本も、アメリカから家畜の飼料を輸入していたりしますので、それがどうなのかなあと思いますし、米国の牛肉なども輸入していて、低所得家庭ほどよく口にするかなと思います。


2歳まででも判定つくんだということもわかりました。
→従来は、発達障害の判定は、3歳くらいまでと言われていた。

先日見た漫画で、どうみてもまだ赤ちゃんが、ベビーカーでお母さんがあちこち歩き回らないと泣き止まないことがあって、お母さんが歩き疲れたり、睡眠不足でノイローゼになっている話があった。その赤ちゃんは、まったくお母さんに反応もしないのだ。これなんて、たしかに発達障害の子供の特徴だと思うが、ベビーカーにいるくらいなので、1歳前後だろう。
ということは、この先生がまとめているように「2歳未満でも、兆候がわかる」ので、発達障害可能性を確認できることになる。

従来、発達障害は「原因不明」といわれていた。なぜなら、遺伝の場合と、普通は同じ親が育てるので、3歳以下での家庭環境のミックスだといわれてい、どっちが強いのか、あるいは第3の要因もあるかなどもわからない。
しかし、1歳でベッドやベビーカーにいる時点で、発達障害らしい特徴が出ているなら、もはや、DNAとしか思えない。あとはあるとしたら、母体経由で、薬剤などの摂取が多い(アルコール、たばこ、ジャンクな食べ物やサプリメント、農薬などなど)かしかない・・・という気がする。


あと、発達障害って、夜尿症がセットになることが多いらしいことも別の話で知りました。そういえば、脳の障害だから、当然か? 過集中でトイレ忘れるとかもあるらしい。脳と体のバランスがうまく取れていないのが、この病気なので、理屈上、そうなるケースもあるのは、理解できます。

しかし、小学校高学年や中学まで、夜尿症だと、当人も親も、これは大変だよなあと思います。もう恥ずかしくていじめられちゃうじゃん。たしかに中学生なのに、修学旅行で1泊できない子っていたよなあ。
そこから、いじめでPTSDにでもなったら、本当に引きこもりになってしまいますよ。
引きこもりの人には、発達障害や他の精神障害になりやすい人も多いので、家族や学校の先生などは、辛いことです。
(ちなみに、大人になって会社勤務とかすると、今度は職場で、周囲がカバーしきれなくなるし、結婚したら、奥さんがカッサンドラ症候群になったりして、本当にどこまで付き合いきれるかが、難しいです。)


自閉症の子供の漫画で、この「ムーちゃんと手をつないで」は大変よく描かれています。エピソードは、漫画家さんの実子のことをベースに描かれているそうで、ほんとうにリアルです。育児系漫画としては、名作だと思います。
他の漫画家さんなら、自閉症の子供が「自分の大便で遊んでしまう」なんてことは、知っていてもリアルすぎてきつくて、描けないと思います。

ムーちゃんは、かなり知的障害があるので、いろんな療養施設で学んでいくのですが、ある意味、個人ごとに生育差があるので、そういうきめ細かい療養施設を使うべきだと思います。
漫画の中では、養育療養施設で親切な先生が何人も出てきますが、キャリアによって、思い違いや学習不足などもあって、個別対応は難しかったり、逆にいろいろと教えてもらって、勉強になることもあることがよく描かれています。

多くの親は「私の子供は普通養育で」「普通学級で」と言いたいと思いますが、ぜんぜん口がきけない、何でも赤ちゃんのように口に入れる危険がある7歳でも、精神は2歳くらいの子供を普通教室で預かるのは無理ですし、命にかかわる危険もあります。
(漫画の中でも、庭で毒キノコを口にいれようとして、養育の先生が止めにはいってくれるというエピソードが描かれています。)

泣けますので、ぜひ読んでもらえればとも思います。
(わりといい旦那さんですが、それでもお母さんが一番苦労するのだ・・・。)

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!