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質問:「人と一緒にいても楽しくないです。大勢といると疲れます。これはよくないことでしょうか?」

無理に外交的になる必要はありません。

なぜかといいますと、ごく最近「内向的な人ほど、社会的成功を得られる」(あるいは、クリエイティブであるなどなど美点が多い)ことがわかってきたからです。

米国研究家の本が、1,2冊でていますので、それを読むといいと思います。


私は昔から、いちいちパーティなどにいくのが苦痛でした。できれば、土日は、本を読んだり、勉強したり、絵を描いたりする方が好きでした。


まあ、たまには「外に出た方がいいな」と思って、異業種の勉強会や絵の勉強会にいったりしました。しかし、勉強になるのですが、飲み会などが苦痛でした。

親しい1,2人といくのはいいのですが、会社やグループなどで20人とかになるとすごくいやでした。

まあ、いいやと思っていたのですが、私はIQが高いし、クリエイティブなほうです。

それで、知人で、めちゃくちゃ営業が上手で、1回他人にあっただけで、親しくなれる営業の天才みたいな人がいるので、たまたま心理学の話をしていたら、3人くらい、「僕も、内向的だわー」といっていて、驚きました。1人は、一部上場企業の社長なのですが、わりと経営陣はゴルフ大好きな人が多いのですが、その人は、「あー、俺、ゴルフ嫌いー。でかけるのおっくー。家で本読みたい」というのです。えーーっと思いましたが、これらを考えるに、本に書いてあるとおりでして、「インテリ層や経営層、クリエイティブ層ほど、本音では、孤独が好き」ということです。

では、逆になぜ「パーティ好き」という人がいるかというと、彼らは1人では生きていけないのです。まあ、「人」というのはねー、2本の棒が支えあっているようなもので・・・と、先生たちが説教しますが、その通りで、1人では生きていけない、自信のない人が多いようです。

ほら、半ぐれや不良少年たちは、よくつるみます。弱いから、つるむのです。

勉強できない、疎外感があるから、よけいに似た人とつるみます。

もちろん、それで飲食業などで成功する人は多いと思います。

しかし、私が仕事しているようなIT関係や芸術関係は、1人でいるのが好きみたいな人のほうが、成功しやすいです。なぜかというと、おそらく脳の中で、手に入れた情報をかみ砕き、理解し、次のクリエイティブなものに再構築するには、1人でいるほうが楽なのです。

というわけで、無理に人とかかわることはないと思います。

脳には脳の快適さや、うまい使い方があるのです。才能にあった時間の使い方をするほうが幸せだと思います。

孤独な時間を楽しんでください。もし、人とかかわりたいなら、異業種勉強会や、読書会などにたまにいって、意見交換すると、わりと似た者同士なので、さばさばとつきあえていいと思います。

ちなみに他人を当てにしすぎる病気の例では、境界性パーソナリティー障害などがあげられると思います。

あまりにもべたべたしていて、あなたが離れようとすると激怒するような人は、この可能性があります。正直、疲れるので、友達にはなれません。


これ、友達なら会う機会を減らさばいいだけですが、もし夫婦だとかなりきつくて、離婚原因になりやすいです。
病気というほどでもないですが、グレーゾーンの人もいます。
共依存になると、危険です。

自立していたうえで、相手と仲良くするのが一番です。

また、最初の質問については、クリエイティブなことをするためには、内省的な時間があるほうが、幸せなのです。

好きでもないのに、無理に人と話すことはないのです。自分自身を大切にしましょう。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!