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「バカの壁」の正体と「バカにつける薬」 ~日本人の3%未満しか、知らないことシリーズ~ No.4

こんにちは。KyoKannazuki21です。
(自己紹介はこちら)

ものすごーく間があいてしまったのですが、No.4は脳について科学的に少し語りたいと思います。つまり、賢者と愚者についてです。
(ああ、左翼の人が読んだら、「差別だー」とかっていいそうでうざい・・・。だから、もっと冷静に科学的にものを見て、自分のほうが変だって気づきなさいよっていいたいです。あ、気づいたら、中道か保守に転向してるか・・・(苦笑))


1. 名著 「バカの壁」


養老先生の「バカの壁」がベストセラーになったのは、もう何十年も前です。


あれだけ、何百万部も売れたのに、いまだにバカの壁はあります。
(まあ、バカほど本なんて読まないし、読んでも忘れてしまうので、意味がないし、先生も「教育には限界がある」という話も書いてあった。)

呉 智英先生という論客が、こういう本を出しても、バカは消えません(苦笑)。まあ、この本、どちらかというと左巻き論客を論破するかんじの内容なので、「薬」でもなかったですが・・・。マーケティングうまいですね!(笑)

ついでに人気便乗で、こういうのも出ていた。ギルバート先生、商売上手!(笑)

おっと、養老先生本人の新刊まで出ていました。ああ、これは読まねば!!

当時まだ、脳科学はそれほど発達していなかったので、天才、養老先生をもってしても、バカの壁の実態は書かれていませんでした。存在と、なぜそうあるかの観察的なものと、当時の脳科学理論の解説などが書かれていました(養老先生はもともとは解剖学者です)。
ちなみに、現在の脳科学では、MRIで脳を画像化すると、脳の問題が可視化されます。MRIの写真を見ただけで、専門家の脳科学者は、たとえばそれがサイコパスの脳だとか、ADHDの人の脳だとかがわかります。認知症や脳梗塞だけではないのです。MRI研究って、すごいですね!

実は、2010年頃から、脳科学の名著というか、「ああ、ずばりこれですね」的な脳の専門書が数々と出版されてきました。
いい本はたくさんあるのですが、手ごろということで、ブルーバックスから、こちらをあげます。通勤通学途中でも読めますので、読んでいただければと思います。知的好奇心が満足できるでしょう。


2.バカの壁を科学的に探す



さて、バカの壁とは、どんなに丁寧に説明しようと理解されないことを意味していましたが、その奥底を心理学と脳科学で説明するとこんなかんじです。(本当は脳分野のどこというのを書けるといいのですが、脳の部位はすごくたくさんあって、1か所の都合とは限らないので、おおざっぱに説明します。→実は漢字変換するのが面倒くさい部位名とかあるのだ(苦笑)

これは、日本尾張守や反日思想の人の例ですが、たいがいの他の問題にあてはまります。ついでに、バカはまじに、記憶にも残さないので、何度も失敗して、無意味な発言をします。だいたい、政治活動では左翼が多いのですが、情報弱者も多く、ノイジーマイノリティとネットでは呼ばれています。論理的・事実として正しいことを判断できないのです。

バカの壁の正体(イメージ)

その根本は、「暗点化」であり、「認知のゆがみ」になります。見えてないのと、対象を見ていても歪んでいるのです。

さらに、その奥底を探りましょう。それは、左の4つにあるように、「本能」と「遺伝子」です。自己防衛本能などに相当したり、勝手にゆがんだ「恐怖」を感じたり、「憎悪」を生み出します。他には、ルサンチマンといいますが、ひがみ嫉み妬み嫉妬など、他人をうらやみ、自分を卑下する心です。
ルサンチマンのWikipediaの解説はこちら。ニーチェもいっています。

特に、誰からも攻撃されていないのに、勝手に「攻撃されるー、怖いよー」というのが、一番よくないかなと思います。この結果、昨今のフェイクニュースを出したり、流布したり、陰謀論を展開しだします。また、他人の正論に対して「陰謀論だ!」とレッテル貼りする場合もあります。

これは実は、自分を守るためで、サバンナに人類が生まれたときから持っているものです。脳でいうと、爬虫類脳に相当しているはずです。

3.脳の三位一体モデル

三位一体脳モデルというのがありまして、中学3年くらいか、高校くらいで絶対に学んでいるはずですが、悲しいかな忘れてしまう人が多いようです。
このように、爬虫類脳(生命維持の基本を担う)、哺乳類脳(群れなどの社会活動を担う)、人間脳(理性・知的活動を担う)の3つから脳はできているものです。

https://www.bini.jp/archive/1301/  より引用


ここでの爬虫類脳は、「食べられるものがあれば、食べる」「眠くなったら、寝る」といった基本的生命維持と、「やばい敵が来たら、逃げる」という逃避行動があげられます。

実は、上記のバカは、別になんともない情報を誤動作して「(なんでもないものなのに)怖い、敵だから、排除せよ! 逃げよ! 隠れよ! 攻撃せよ!」と反応してしまう爬虫類脳の動きなのです。

なんせ、逃げるんですから、「無視」(敵が通り過ぎるのを待っていること)、「想像するとさらに怖いから、考えない」(思考停止、暗点化)、はては「(ないものに対して)攻撃、排除」までします。幽霊を見ておびえているのと同じなのです。

そして本能ですから、当人もうまく説明できません。
さらに、普通の倫理観や道徳観がある人からいえば、「敵前逃亡とは卑怯な!」といわれるに決まっているので、恥ずかしいから、「敵前逃亡しました」とは言えないのです。黙ったきりです。しばしば、脳内が混乱した人は、緘黙をしますが、つまり頭の中で誤動作しているのです。

実例でいうとこんなかんじです。
ニートのセリフ「働いたら負け」
共産党のセリフ「自衛隊は認めない。外国から攻められたらどうするのか? いや、自衛隊に守ってもらうけども」
このように、素直に事実を認めないので、矛盾が生じ、ダブルスタンダードと言われてしまうのです。
弱者のくせに、「負けました」が言えない、プライドばかり高い変な人ということです。負け惜しみが強いのでしょう。

「負けました」が脳の内部で認められないので、永遠に話は平行線です。

つまり、脳内で「バカの壁」とはこのように作られたものだったのです。

4. バカの6段活用



おまけで、愚者の基本行動もイメージ図にしておきます。
私はこれを、「バカの6段活用」と言っております(苦笑)。

バカの6段活用

1段目は、必要な情報を見ない、聞かないです。
2段目は、さらに調べたり、検索エンジンで検索もしないし、有識者にも相談しないし、思い込みや近視眼、偏見で判断をします。
3段目は、相手になにかいわれたら、意見が違うと感情むき出しで怒ったり、あるいは言われたことが自分に都合が悪いと思考停止します。緘黙する場合もあります。
4段目は、愚かな発言をし、下手したら反対者を暴力で黙らせようとします。
5段目は、結果としては論理が間違っているのですから、正しい結果は得られません。たとえば、例でいうと2022年現在のアメリカの民主党政権に投票したバカアメリカ人です。バイデンのせいで、アメリカ経済が悪化して、泣いているのはそういうバカ アメリカ人になります。ニュースをリンクしておきます。民主党はずばり左翼リベラル政権です。
6段目は、1年2年たつと大失敗も忘れてしまいます。結果として、また1段目に戻って、何度も何度も同じミスを続けるのです。

http://totalnewsjp.com/2022/07/06/biden-812/


最後は「忘れる」までがセットなので、何か月おきかで、また同じ失敗・愚考をするのです。
結果、何もしなければ、「バカは死んでも治らない」ということになります。


もちろん、少しだけ偏向があって、でも地頭がよく、論理的な思考ができる人は、いつか洗脳が解けて、普通の思考に戻ってくるでしょう。
結果としては、政治思想でいうと、「左翼から、保守に鞍替えしたんだ」というパターンです。
保守の論客、上念司先生や朝香豊先生は、自分でそう言われているので、動画などを見られると確認できると思います。

あまり政治思想がない人で、同じようなことをする人は、情報弱者や貧困層になりやすいです。
なぜかというと、知識も不足だし、論理がおかしく、ちょっと難しい仕事を頼むと逃げてしまい、周囲の信用を裏切ります。
(まあ、実力もないのに、プライドだけ高く、偉そうなことを言うが、実行はできないという人は、いつか没落します。当たり前です。)
全体に、3か月でやめるとか、3年ごとにすぐ会社をやめる・・・ということをします。ですので、普通の人が10年20年こつこつと同じ企業で勤務した場合の普通の昇給アップがありません。スキル期間が短すぎて、企業も評価できないので、こういう情報弱者や貧困層は、自分の愚者加減でなかなか収入が安定しないのです。
(中道やや右の政治思想の人が、一般には所得が高いといわれています。)


5.結局 バカにつける薬はあるのか?


バカにつける薬があるとすれば、上記のバカ6段活用の各ステップで逆のことをすればいいのです。

1段目・・・きちんと調べる。左右、新旧両方の意見をよく聞く。
2段目・・・気に食わない意見や、遠いところの情報もきちんと拾う。フェイク情報にはひっかからない。
3段目・・・感情論を抑え、好き嫌いも抑え、ゆっくりでもいいから、じっくりと深く考える。コンサルタントは3段以上考えますが、その真似をすればいいのです。
4段目・・・「沈黙は金」を守る。もちろん暴力はだめ。これがノイジーマイノリティにできていないところ。いちいち愚考を発言するのは、やめてもらいたいってことです。
5段目・・・これで普通は悲嘆することは起きないはずですが、偶発的に起きた場合は、しょうがないです。反省・予防をしましょう。
6段目・・・同じ失敗をしないように、よく記憶に残すように、ノートに書いたり、パソコンなどに文書として残して、ときどき自戒のために読み直しましょう。

あ、6段目の記憶については、たぶん脳科学では一番解明されていて、「海馬」というのがありますので、ここが健康だと、覚えやすいのです。
(そして、ADHDと左翼は、この海馬が弱いので、覚えないんですが。ね、実際の脳のハードに故障があるんです。とほほですね。コンピュータでいうと、メモリが小さいパソコンみたいなものですよ・・・。困りますなあ。)

食事や睡眠、呼吸に気を付けて健康な生活を送ることが、まずは基礎の基礎の、バカにつける薬ですね。

ちなみに、こういうガムも売っておりまして、年配の人がよく買ってます。一応、多少は効果があるようです。

次に上記のように、過剰な恐怖感が誤動作させるのであれば、このように脳内物質をもっとうまくコントロールができれば、むやみに爬虫類脳が作動することは避けられ、人間脳の理性・論理的思考が働くはずです。
こういう研究があります。さすがは、筑波大学ですね!!

また、このように恐怖に関する偏桃体とドーパミンの動きについても、研究されています。
(ちなみに、左翼リベラルはこのドーパミンが出すぎる傾向があるので、やはり、脳内の異常なのです。ですから、たびたび攻撃的になりますし(ちょっと前の革マル派などの活動をご覧になればわかるでしょう)、左翼でセクシャルな変態行動(少女趣味など)に走ってスキャンダルになることが多いのは、そういう脳の問題を抱えているからです。また、酒たばこ、ギャンブル、派手なパーティなども好きになりやすいようです。一時的快楽を求めやすいのです。)

最近のスキャンダルで、こういうのをみつけましたが、元立憲民主党議員でしたので、左翼ですね。

逆に右翼はどうかというと、家族愛(つまり哺乳類脳優位)に関するオキシトシンが出やすい傾向があります。普通は「いい父、いい母」になるので、あまりセックス的なスキャンダルは起こしにくい脳構造なのです。
ただ、このオキシトシンも出すぎてしまうと、「家庭に縛り付ける」可能性があるので、保守的な昔の父親で、子供が遠くに行くのを反対する・・・という行動パターンは、そのせいかもしれません。今でも時代遅れのおやじはいますよね。脳内を見てみたいものです。いや、科学的には脳内ホルモンの出ている様子が、可視化できればいいのですが・・・。
他には、うまく使えば、自閉症の改善に役立つようです。


このような脳内物質は、適正な範囲で体内で作用していればいいのですが、多すぎても、少なすぎてもよろしくない精神活動、行動にでてしまうのです。

そのうち、こういった脳内物質の量をちょうどよく管理できる、薬が出てくるかもしれません。
一応、気合(笑)で脳内物質が出やすくなるようなことはできますので(運動とか、意思の力など)、こういう本を読んで自己管理をすると、生活や仕事にいい結果がでやすいと思います。


まあ、この「バカにつける薬」が、どうか本当の愚者に届きますように。
そして、その愚者が気づいて、愚者行動をしないようにしてくれたら、幸いです。

AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!