子どもの魂に火をつける言葉/自分の心を奮い立たせる言葉10選
皆さん、いよいよ明日はクリスマスイブですね🌟
折角のイブ前ということで今日は2連発で写真を載せます🎵
月曜日にも載せたバンクーバーのスタンレーパークの写真です。
夜の散歩をしていると、突然森全体がイルミネーションに包まれた空間にたどり着き、とても幻想的でした✨✨
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
つらい時、苦しい時、助けてくれた人の「言葉」が心の支えになったという経験はないでしょうか。
言葉は、使い方や、何の言葉を発するかによって、人生に何倍、何十倍、それ以上のよい影響をもたらしてくれます。
どれだけよい言葉を自分の中にもっているか。
人の心のエナジーを燃やす言葉がいくつ出てくるか。
それは、人間関係を良好に保ったり、周囲の人間を幸せにしていくためには、必要なことだと思います。
誰に、どの言葉が刺さるかは、発してみるまで分からない以上、様々な言葉のレパートリーは必要です。
そこで、この記事では、「火をつける言葉/奮い立たせる言葉」というテーマで、筆者が心のガソリンを燃え上がらせてきた言葉の数々を紹介できればと思います。
子どもに使えるもの。大人に使えるもの。
または、両方に当てはまるもの。
様々ありますので、是非、最後までご覧ください。
❶小さなことを積み重ねることがとんでもないところにいくただ一つの道
ある年の3年生は、鉄棒にドハマりし、1日足りとも欠かすことなく、休み時間に練習をしていました。
筆者も毎日のように一緒に練習に付き合ったのですが、やがて、小学生が覚える技は全てマスターし、
「こうもり大車輪」という、手を一切使わずに、膝のフックだけで鉄棒にぶら下がり大車輪を行うという、オリンピック選手が行うようなとんでもない技を完成させた子どもたちが生まれました。
その時に贈ったのが、この言葉です。
「とんでもないところ」に行き着くまでには、そこまで過ごしてきた、たった1日たりとも欠けてはたどり着けなかった。
逆に言えば、自分が理想としている場所がいくら遠く感じようとも、一歩一歩積み重ねるほど近づくことができる。
そんな勇気を与えてくれる言葉だと思います。
❷挑戦の先には、学びか成長しかない
筆者は「失敗」という言葉をほとんど使いません。
自分に対しても、子どもに対しても。
それは、この言葉が心の中にあるからです。
発明王エジソンは言いました。
「私に失敗はない。この方法ではうまくいかないということが分かった発見なのだ」と。
そうなのです。
「挑戦」をしたならば、それがうまくいって「成長」するか、
うまくいかない方法が分かり、工夫点・改善点が見つかる「学び」が得られるか
のどちらかしかないのです。
つまり、挑戦は、得るものしかない。
自分を前へ前へと背中を押してくれる言葉です。
❸全ては自分の磨き砂
「我以外皆師」という有名な言葉があります。
この「全ては自分の磨き砂」も同じ意味合いをもつ言葉です。
日常で起こる全てのことは、捉え方によって、いくらでも自分を磨くことができる素材にできるということ。
困難に直面した時も。
うまくいかないことに遭遇した時も。
これらの経験によって自分は磨かれているのだと捉えることができれば、全ての経験を、「知恵」として、自分の中に蓄積していくことができます。
この言葉を思い描きながら過ごしていき、ふと自分を振り返ってみると、本当に磨かれた自分がそこにはいるのです。
❹賞状の出ないところで1番になれ
この言葉も大好きな言葉です。
心を熱くさせてくれる言葉です。
賞状・トロフィーがほしいからがんばる。
お金がほしいから一所懸命働く。
それらはもちろん大切なこと。
一方で、自分の損得勘定関係なく、例え誰にも評価を受けずとも、誰かのために全エナジーを投入することほど、尊く、誇り高いものはないのです。
そんな誇り高い気持ちを湧きあがらせてくれる言葉。
この言葉を教えてくれた教師のクラスの生徒は、毎朝、登校しながら、ごみ袋をもって地域のごみを拾いながら学校に来るのだそうです。
誰に言われるでもなく。
全て自主的に。
毎回損得勘定なくでは、暮らしが成り立たなくなるかもしれませんが、1年の内数回は、自分という存在を超えたものに身を投じてみるのも、よいのではないでしょうか。
❺寝ても覚めても考えているような大好きなものをもて
流れ星が流れている間に3回願いごとを唱えれば、その願いが叶うという話がありますね。
皆さんは、あれは本当だと思いますか?
筆者は、本当だと思います。
流れ星が流れようと、流れなかろうと、常に自分が思い描く願いを24時間考えているような状態だからこそ、流れ星の一瞬で3回も願いごとを唱えることができる。
それほど、心に燃え上がるものをもっている人は、それを実現することができるのです。
大好きなものに出会えるのは、奇跡とも呼べるほど貴重なこと。
だからこそ、出会えたのならば、徹底的に自分の心を解放して、夢中になってしまえばよいのです。
寝ても覚めても考えてしまうような目標、やり遂げたいことをもっているのならば、必ず成功する。
そのような状態になるまで、躊躇のリミッターを外してくれる言葉だと思っています。
❻「口動」ではなく「行動」せよ
「やります」
「がんばります」
口先だけの「口動」をするのは誰にでもできます。
しかし、実際に「行動」する人はどれだけいるのでしょうか。
よく言われるのが、
研修やセミナーなどの学びを得ても実際に行動する人は10人に1人だということ。
それを続けるのは100人に1人。
さらに成功するまでやり遂げるのは、1000人に1人だと。
「まず、やってみる」
その一歩を踏み出す人すら、わずかしかいないのです。
大人、特に30代後半になると、
行動する人
行動しない人
の2つで、成長の差が顕著に現れ始めます。
そして、その差を埋めることは、ほぼ一生できません。
なぜなら、低い成長角度が、高い成長角度を追い抜くことはできないからです。
それほど、「行動」をすることは重要なことなのです。
行動だけが現実を動かす。
この地球は「行動の星」なのです。
❼現在の自分は5年前の自分の結果である
「原因と結果の法則」というものがあります。
物事の結果には、必ず原因がある。
お腹をこわしてしまった「結果」には、
アイスを食べ過ぎてしまったという「原因」があるという、
非常にシンプルな法則です。
つまり、
「現在の自分」という結果は、「5年前の自分の行動」が原因になっているのです。
逆に考えれば、
今からでも行動を始めるのならば、5年後には変化している自分がいるということ。
筆者は、常に5年後の自分をワクワク想像しながら、「今」にフォーカスして、結果を出す原因をつくり続けることを意識していました。
❽子どもの成長は、教師の成長に規定される
この言葉は、「教師」となっていますが、「大人」と置き換えてもよいと思います。
子どもの成長は、教師がどれだけ成長するかに規定されるのです。
その教師の伸び幅が大きければ大きいほど、
子どもの伸びも大きくなっていく。
逆に教師が自己の成長を諦めてしまえば、
子どもは成長しなくなる。
人の「師」である、教師という職業の厳しさを教え、そして、奮い立たせてくれる言葉です。
学び続ける教師だけが教壇に立つことができる。
教師が、大人が、子どもをどうにかしようとするのではなく、自分自身をどう変えていくかにフォーカスする。
怠け心が出てしまうとき、
もう駄目だと立ち止まってしまうとき、
何度も、この言葉が行動を起こす種火となってくれました。
❾命の炎を自ら燃やして
筆者は、Mr.childrenの曲の中でも、「終わりなき旅」が好きです。
「カンナみたいね、命を削ってさ~、情熱を灯しては~♪」
この「命の炎を自ら燃やして」という言葉は、筆者が日本中で最も尊敬している教師から教えてもらったものです。
この先生は、文字通り、自分の人生の全てを教育に捧げ、自分の命の残りの時間を燃やして、人々の心に火を灯し続けています。
そんな「心の師」と思える人を思い浮かべると、自然と涙が溢れ、心の炎が燃え上がるのです。
自分にだってできることはあるはず。
ちっぽけな自分にだって誰かの心に火を灯すことができるはず。
自分の人生の時間を誰に使うのか。
何に使うのか。
命の残りの時間を何に燃やすのか。
そんなことを考えさせてくれ、心に情熱の炎を燃え上がらせてくれる言葉です。
❿我が一身の欲を打ち越えて天下を相手とする大欲に転ずる
人間は皆、「欲」があります。
それは自然なことです。
欲があってよいのです。
「人に認められたい」
「他人によく見られたい」
そんな自分フォーカスな欲望は誰しもがもっているもの。
一方で、稀に、その「欲」を磨き続けた結果、それが「志」に変わる人がいます。
自分一人だけの欲である「我が一身の欲」を打ち越えた先に、
世の為人の為という「天下を相手とする大欲」が生まれることがあるのです。
だからこそ、欲を否定せず、欲を磨き続ける。
それが、いつか、より多くの人を助けるという、志に変わるかもしれないから。
まとめ
人間は一人では生きていけない弱い存在。
筆者も間違いなく、一人であったならば、ここまで生き抜いてくることはできなかったでしょう。
つらい時。立ち止まってしまう時。
例え、勇気やエネルギーを与えてくれる人に直接会うことはできなくても、その人から教えてもらった言葉ならば、いつでも、自分の中に反芻することができます。
そうやって、自分を1つ、また1つ分厚くするような言葉を自分の中に蓄積していく。
反芻した言葉で、人生を創っていく。
それがまた、その人の魅力となって溢れ出るようになるのではないかと思っています。
皆さんの中にも、心の支えとなっている言葉があれば、是非、教えていただきたいです‼️
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「コメント」も残してくださる有難いです!コメントを読んだ方々が、より教育についての知見が深めることができる図書館でありたいと思います。
いつもいつも、最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!
明日の記事は
「日本の教育は一本道」に風穴を!21世紀型教育×国際バカロレア教育
です。
ギフテッド教育やホームスクーリングなど、様々な教育の形を紹介している最近ですが、また1つ、その選択肢をまとめて記事にできればと思います。
是非、楽しみにしていてください🎵
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