採用広報ブログは、何本書くのがいいの??
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採用広報ブログは、何本書くのがいいの??

今週、LiBさんのHRイベントに登壇させていただきました。

「コミュニケーション人材の採用や組織設計」っていう、ちょっと変わった切り口のテーマ。

メドレーからは、

・「カスタマーサクセス」チームがあり、部の要として活躍している
・プロダクトマネージャーと事業部長の2トップ体制で展開している
・プロダクトエクセレンスとオペレーションエクセレンスを両軸で追求している
・鳥の目虫の目魚の目、「未来志向」と「凡事徹底」を両軸で追求している

といったお話や、無名なベンチャーが組織ブランディングをしていく上で大切なこと、などをお話しさせてもらいました。

その中で「メドレーでは採用広報のために、ブログを7本運用している」という話をしたのですが、その後、特に「7本」という数に対する反響が多かったので、補足させてもらえればと思います。

採用ブログは、何本書くのが良いのか??

まず伝えたいことは、7本書くという「手段」が大事だとは思っていないということです。また、7本といっても、実際はWantedly上で4本の「フィード」を展開していて、これをブログ1本ずつにカウントしています。

オウンドメディアをきっちりしっかり運営している会社さんであれば、それは「カテゴリ」というものでまとめることも可能かもしれません。そういう会社さんからすると、メドレーは単純に「1つのブログにカテゴリを4本ないし7本持ってます」というだけだとも言えるでしょう。

大切なのは、7本書くという手段ではなく、

・伝えていきたいことはどんなメッセージか
・それはどんな人に伝わって欲しいのか
・それを伝えるためにはいつどのタイミングで、何を、どうやって伝えるのが一番効果的か

というゴール設定と、ストーリーの設計です。

有名な「3行の経営論」の話

プロフェッショナルマネジャーという経営に関する著名な本の冒頭に

“本を読む時は、初めから終わりへと読む。
ビジネスの経営はそれとは逆だ。
終わりから始めて、そこへ到達するために出来る限りの事をするのだ。”

という有名なフレーズがあります。これは「3行の経営論」と呼ばれています。

採用広報もこれと同じことが言えると思っています。

無名なスタートアップは、宇宙に存在する惑星のようなものです。広大な宇宙の中で、単発の何かを打ち出していっても大きなインパクトにはなりづらい。だからこそ、ゴールイメージを持ちながら、点ではなく線で、面で勝負していく。「おおやけ」「おすみつき」「ばったり」の法則に対して愚直に、シングルチャネルではなくマルチチャネルで勝負していく。

そういうことが大切だと思っています。

なので、採用広報について相談いただく会社さんに、今まで「御社も7本書こう!」と言ったことは結果的にはまだ1社もありません。

「こういうストーリーで、これを伝えるために、3本立ち上げてこのタイミングで出したらどうか」
「今あるオウンドを最大限生かす形で、あとはもっとこういうイメージ醸成にフォーカスして再構成してはどうか」

など、手段はそれぞれに異なりますし、それでいいと思っています。

ブログの運営という観点では、月並みな感想ですがやっぱりmercanに要素としてはいろいろあるものを全部集約させているメルカリさんはすごいなと思っています。でも、あれはやっぱりその道に精通した編集長と、十分な運営リソースがないと散らばってしまって、いい媒体にならないはず。

それらをふまえ、今のメドレーの強みとリソースを考えると、現時点では、「たくさんのブログラインをつくり、それぞれに個性と役割を持たせ、それぞれが並列的に機能していくことで、全体としてのイメージ醸成を図っていく」ということかなと考えている、ということです。

まとめます。

・7本という手段は重要ではない。1本に集約する方法もある。その会社が伝えたいメッセージと、その会社が持つ強みと、メッセージを伝えるために投資できるリソースの組み合わせで最適解は決まり、それは個社ごとに異なっていい。

大切なのは手段ではなく背景。どういうメッセージを伝えたいか、そのためにどういうストーリーを構成しているか。点ではなく線で、面で。いろいろな切り口で伝えることで、深みのあるコミュニケーションを行うこと。

・というわけで採用広報はクリエイティブで、やりがいのある仕事ですよ。(メドレーでもエンジニアの採用担当・採用広報担当を募集してます)


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ありがとうございます!
メドレー執行役員、採用と広報を担当しています。 それまではクックパッドでtoC向け事業の所管役員をしていました。 元公認会計士、書籍「グロースハッカー」解説者。 いろいろな職種を経験してきたので、それらを組み合わせた幅広いお話ができればと思っています。 よろしくおねがいします。