働き方改革を本気で考えたい
みなさんの職場は働き方改革進んでますか?
そもそも、働き方改革についての考え方から間違ってないか?と感じるので、そのお話を。
ちなみに、学校教育の現場では全然働き方改革できてない。
休みを増やすことが働き方改革か?
働き方改革という言葉が出回って、労働基準監督署の監視を気にして動く管理職。
労働時間、休暇日数、有給消化率など多くのことを気にしなくてはならない。
残業代は捻出できないからなのか、出したくないからなのか、出ていない会社も多いでしょう。
「残業代出ないから帰りなさい」「勝手に残業しないでください」
「労基署から指摘されるから」「守っていただけないとあなたたちも困るんですよ」
そのために業務整理や、アウトソーシングできるものを回すとか、人員を増やすってことはしない。
うまくいってないどころか、悪化している。
ちなみに公立学校では、時間外勤務手当の代わりに、教職調整額という給料月額の4パーセントを支給してるからという理由で、残業がどんだけ多かろうと働いてます。
部活は休まず元気いっぱい頑張るのが正義な部活生とは裏腹に、顧問には給料発生していないという真実。
わたしは私立にいますが、当然うちもそんなん出ていない。
時間外労働時間なんて、普通に働いてたら月80時間余裕で超えます。
それでいて、有給どころか、時間外や休日出勤して分の振替休の消化を促されることなく消滅している。
動機が不純なのものはうまくいかない
労働が過多になっている。
生活のための労働なのに、労働によって生活が崩壊してしまう。
そういうことのために働き方を見つめなおすんじゃなかったっけ?
動機が『労働基準監督署から指摘を受けないために』ではうまくいくはずがない。
雇用してる側の人間が本当に考えるべきは、『従業員がいきいき働けているか』『社員や会社が成長しているか』なはずなんです。
・無理して体調や生活を崩してしまっていないか。
→仕事も能率上がらんくなるし、休職、退職されたらもっと困る。
・社員をうまく活躍させきれているか。
→社員が活躍しない=会社の活躍はない。
・成長させきれているか、次のステージを用意できているか。
→社員が成長しない=会社の衰退
・会社としての10年後、20年後のビジョンを見せきれているか。
→将来のない職場からは、有能な人材が離れる。
本当に従業員、職場環境、会社の成長のことを考えることができていれば、働き方改革はほとんど必要がないはず。
休暇の取らせ方も、何年もかからず解決するはず。
もっと"人"をちゃんと見よう。
頭の凝り固まった人たちに変化は無理よ
歳食った、頭の凝り固まった人しか首脳にいない職場には変化は難しい。
(当然、頭の柔らかい、良い歳のとり方されてる方もいらっしゃいますが)
硬い頭しか持ち合わせていないなら退く。
自分ができないならできる人を登用。
それもできないなら滅びる。
これが現実です。当人たちはこれに気づいてすらいないかもしれない。
最後までお読みいただきありがとうございます。
このまま、教員を志望する人が減り続ける現状を変えたいと思っているきゃんさんでした。
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きゃん
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