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  • 薪割り爺さんのお話し

    森と共に生きる、日々のあれこれを。

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薪割り爺さんこと、篠木眞さん(シノキ)写真展 『草花の詩・十二ヶ月』 開催に向けたクラウドファンディングを開催しています!

野山の自然とこどもたちと共に生きる写真家、シノキさん(篠木 眞)のライフワーク、東京都あきる野と日の出町の里山、その四季の野草を写しとった白黒(モノクローム)銀塩印画紙による写真展『草花の詩・十二ヶ月』を開催します。 開催期間:2024年03月21日(木) 〜 2024年03月27日(水) 開催場所:東京都新宿区四谷1−7−12 日本写真会館5F ポートレートギャラリー この写真展の実現のため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施しています!(クラウドファン

    • 篠木眞さん(シノキ)写真展 『草花の詩・十二ヶ月』 が大好評で開催完了しました!

      • 山桜散歩

        2023年4月1日 母ちゃん園長先生からの、コメントありがとうございました。想像するには、センスオブ園長先生ですよね。 そのセンスオブワンダーですが、レーチルカーソンが願っていた、自然を大切にすることが、逆方向へ走っていませんか。温暖化で畑が砂漠化へ、熱波で大規模な森林火災、ゴミ問題が海のマイクロプラスチックに、とか。私も薪を燃やしていいのかと、自分に問いかけても暖房のない寒い生活は無理です。暖かい風呂にも入りたいです。少しずつゆっくりと活動することで、自然の再生スピードを

        • 瞳フォーカスと森のようちえん

          2023年3月11日 花粉症で外に出たくありません。窓ガラス越しに見える、杉の木の雄花が、まだ、沢山枝先についています。薪ストーブは、朝晩の冷え込みに対応しながら燃やしています。その薪運びは、朝食前に済ませます。午後は花粉の飛散量がものすごいことになるからです。 カメラの話し デジカメのミラーレス『Z6』を使い始めて4~5年になりました。使ってみて「瞳フォーカス」が、子どもさんたちのスナップに威力を発揮してくれます。この間、Z6Ⅱ・Z7・Z9と更に進化をしています。ミラ

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        薪割り爺さんこと、篠木眞さん(シノキ)写真展 『草花の詩・十二ヶ月』 開催に向けたクラウドファンディングを開催しています!

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        • 薪割り爺さんのお話し
          84本

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          凍るしゃぼん玉液とありがとうの会のぜいたく

          2023年2月25日~26日 薪割り爺さんは、清里の「森ようアドバンス」に出かけてきました。小学生から高校生までの参加者の方がたと、森の時間を過ごしてきました。「森のようちえん」の卒園児たちです。幼児の時に遊んだ森に出かけました。子どもさんたちは、自然を相手に遊びを作り出していました。木登りに・分厚い氷に・薄いキラキラ輝く氷に・火お越しに・雪合戦に・などなどに困ることなく、遊びを豊かなものにしていました。そんな素敵な写真を沢山写してきました。 写真説明(人物の顔が分かる写

          凍るしゃぼん玉液とありがとうの会のぜいたく

          甘くて旨いメープルの水滴

          2023年2月17日 目標の写真展「草花の詩・12ヶ月」の被写体との出会いを求めて、朝の7:30ころにカメラと一緒に出掛けました。霜をまとったオオイヌノフグリと出会い、夢中で写しこみました。その後、セリバオウレンの花を写しました。11:00を過ぎたころに、疲れを感じ、お腹も空いて、喉の渇きから水分もほしくなりました。カメラとレンズ以外の飲食物は持ち合わせていませんでした。その時です。水滴が落ちてくるのが目にとまりました。真下に行き、口を大きく開けて、水滴を口で受け取りました

          甘くて旨いメープルの水滴

          ブービーの味噌作り

          2023年2月12日 ゆっくりと寝床をはい出した朝、薪ストーブの上には大鍋がかけられ、2㎏の大豆が入っていました。愛棒(相棒)の味噌作りが始まっていました。今年購入した大豆は、なかなか柔らかくならないと言って、4時間ほど薪ストーブの上で煮ていました。その間、薪割り爺さんは、写真整理をしながら、豆の煮える臭いを嗅ぎ、子供のころの味噌作りを懐かしく思い出していました。 柔らかくなった大豆をつぶし、麹と種味噌を混ぜ合わせて丸め、瓶の中にいれて熟成です。老人が不足気味になりがちなタ

          ブービーの味噌作り

          「お魚のお花が咲くのかな」

          2023年2月10日 今日は午前7時ころから雪が降り始めました。今午後2時、雪はしんしんと降っています。 写真整理の仕事を終えて、薪棚から薪を運びました。鉞で割れずにチエンソーで切りきざんだクスノキは、いい香りを放しながら燃えています。 深夜、完全に消えることのない薪ストーブは、朝方になっても暖かく、朝一番の薪の燃えあがりも早く、炎の勢いが良いので、部屋はすぐに20℃を越えます。ありがたいです。 前日は「子育てサロン・ぶひぶひ」の日でした。冬の水辺に集まった前回の子ど

          「お魚のお花が咲くのかな」

          危険樹木の伐採

          2023年2月1日 今日、業者の方が木を倒すところを、写真を撮ってきました。危険樹木とされた、モミとスギでした。里の山裾で、のびのびと成長していたと思います。その山裾が削られ道路が作られました。道路から10m位離れた南東斜面で更に成長を続けてきた樹木。ついに危険木とみなされ倒されました。 年輪を数えてみたら133でした。高さは約27mで太さは直径約80㎝でした。高さを年輪で割ってみたら、1年平均20、3㎝が上に成長ですかね。又、直径を年輪で割ると、1年平均約6㎜が横に伸び

          危険樹木の伐採

          厳冬を遊ぶ。

          正月明け、清里の自然学校で2泊3日の野外活動を楽しんできました。 「冬イチゴの会」5家族とレンジャーさんたちと一緒です。 印象に残った事柄を書いてみます。 「丸太キャンドル」 薪材として手に入れたヒノキの丸太を、長さ4~50㎝に切り、四ツ目にチエンソウを入れて乾燥させた「丸太キャンドル」を7本持ち込みました。子どもたちは着火を始めました。なかなか着火しません。そのことも考えて着火用のバーナーも準備しておきました。が、子どもさんたちは「丸太キャンドルにはバーナーは似合わな

          厳冬を遊ぶ。

          冬を楽しむ/願いが伝わること。

          2023年01月01日 「草花の詩」をテーマに、これまで何年も写し続けている同じ場所の同じ植物を、2023年の元日に、挨拶がてら写してきました。今日は今日の植物の表情がそこにありました。まだ発表前ですので、1枚だけアップします。ご鑑賞いただけたら幸いです。 薪ストーブも絶好調です。山裾で暮らしているわけですが、西高東低の冬型の気圧配置の冷たく重い空気が、ここに下りてきて留まるのか、-3℃(今のところ)になっています。薪ストーブが好調なので、隙間風の入る我が家ですが、室

          冬を楽しむ/願いが伝わること。

          晩秋の森のようちえん

          2022年12月4日  10月の中旬から、薪スト-ブで薪を燃やし始めました。12月3日の夜の外気温は3度でした。この日、隙間だらけの我が家に帰ってきたのが午後の8時です。準備をして置いた ①焚き付けの細木 ②その上にすこし太目の焚き付けを重ね ③3㎝位に割ったコナラの薪を置きました  ④その上に2年間薪棚で乾かした直径10㎝位のケヤキと、梅の木の枝を空気の流れを考えながら重ねました。 ➄煙突の吸い込みを良くするために、バーナーで煙突を暖めてから、焚き付けに火を放しました。煙

          晩秋の森のようちえん

          真夏の川キャンプ

           多摩川上流の奥秋テント村に、11年ぶりにテントを張りました。静かなテント場です。ソロキャンプの方がたが、静かに小さな焚き火を楽しんでいました。 その中の一人の方に声をかけ、焚き火の方法を伺ってみました。焚き火台は私たちも持参しましたが、その方の焚き火台は、シートの上に乗せてあったからです。「すごいな~」と思いました。その理由は、土の上に直接火を焚くことは、土の中の微生物や森を作る植物の種子などを、焼き殺してしまうからです。豊かな土の中には、大量の微生物が土作りをしているよう

          真夏の川キャンプ

          森のセラピー『涼を求めて』

          2022年8月12日 森のセラピー3回目 里山を歩く「涼を求めて」2022の7月30日に開催しました。 参加者大人6名  あきる野市にある都立小峰公園を10時に出発。当日も暑い日でした。山百合が咲き残っていた桜尾根から、目的地へ続く道すがらの自然観察を楽しみました。赤いタマゴダケに目が奪われたり、ヒノキの香りにうっとりと目を閉じたりと、暑さも忘れがちでした。急な階段の途中にも、2枚だけの花びらをピンクに染めて開花している「ハグロソウ」に出会いました。 大型冷房機の吹き出

          森のセラピー『涼を求めて』

          冬のたき付けの準備と夏のキャンプの準備

          2022年7月9日 久しぶりに薪割りをしました。冬の焚き付けの準備です。 今までは杉の葉を拾い集めて焚き付けにしていました。我が家の北側に新築の家が出来たので、煙突からあまり煙が出ない工夫をしています。杉の葉の枯れたものは、火力が強く焚き付けには最高ですが、燃え上がる時に煙がもくもくと煙突から出ます。短い時間ですが風向きによっては、新築の家を直撃してしまいます。そこで、焚き付け用の薪を作っておくのです。なるべく細くほそく割ります。木片は250~300℃になると燃え始めるよう

          冬のたき付けの準備と夏のキャンプの準備

          「里山を歩く」=「森の香り」

          2022年6月11日 梅雨入り一日前の、晴れたり曇ったりの日です。予定されていた「森林セラピー」の日です。私を含めて大人8人で出かけました。 「里山を歩く」=「森の香り」を、私のテーマにして案内をしました。前半は杉林の中を一人ひとり無言で歩いてもらいました。足元から耳から、目から皮膚感覚から感じるモノを、それぞれに感じてもらい五感を眠りから目覚めさせてもらいました。それぞれに、木漏れ日の美しさや暗い杉林中の湿潤な空気感などと、いろいろと感じたことを言葉にしてくれました。

          「里山を歩く」=「森の香り」