【未来が過去を変える⁉️】
やっぱり、福山雅治は、普通のヒトが演じられない。
褒めてますよ。
ガリレオ先生も、
龍馬さんも、
古くは、
ちぃ兄ちゃんだって、
彼は、
特別なヒトしか、
似合わない。
顔が美しいのは、
今更だし、
声が官能的なのも、
日本国民の常識だけど、
やっぱり、
彼の魅力は、
その異常性だ。
異質感。
『マチネの終わりに』
WOWOWで、
今、終わったところだ。
公開日に、
映画館で観た時より、
数十倍、
面白かった。
違いは私の方にある。
環境だけでなく、
考え方や捉え方、
更には、
生き方さえも、
変わってしまった私。
そう、
未来が過去を変えてしまうように、
当時と何も違いのない2時間が、
全く別の何かに、
なってしまっていた。
それは、
私にとっては、
とても幸福なコトであるし、
残酷なコトでもある。
もう、
あの頃には戻れない。
たった2年の間の、
数えきれない葛藤や混乱や、
そして、
決断の結果、
私は異質なモノとして、
自分を、
ハッキリと自覚するに至った。
まるで、
映画の中の、
蒔野のように、
洋子に囚われてしまい、
パリのレストランで、
誰もが耳を疑うような、
それでいて、
なんて真っ直ぐな想いを、
発してしまう。
そこには、
戸惑いも躊躇いも衒いもない。
ただ、
その瞬間の胸の内を、
曝け出してしまう。
当然に、
誰もが受け取れない。
困惑があるだけだ。
当の本人さえ、
驚いている。
あれっ、何でそんなコト、言ったのかな⁉️
でも確かに、
その場でしか、
伝えられないコトなんだ。
福山雅治には、
そこに、
しっかりとした説得力があった。
ルックスは勿論、
外しては考えられないし、
唯一無二の低音ボイスも、
大きな影響力を発揮する。
それ以上に、
彼の佇まい、
存在感、
30年の歴史の重み、
が、
大きい。
彼の身体と同じように、
大きい。
福山雅治としての、
ステージでの彼は、
光を放つ。
私には、
ほんとうに発光体として、
映る彼の姿が、
残っている。
映画での彼は、
それとは違う。
光ってはいない。
が、
圧倒的な異物としての、
違和感をもって、
蒔野が、
ギターを弾いている。
2年前には、
どうだったかな、、、
今回、
洋子との出会いの場面から、
私の涙腺は、
休む間がなかった。
ラストシーンを、
知ってるからかもしれないし、
テーマ通りに、
未来が過去を変えるコトを、
分かってるからかもしれない。
この2ヶ月の間、
私の中で、
大きな理解があった。
背景としては、
新しい仕事が始まったコトにあるが、
そこでの私の取り組みが、
いつか、
どこかで、
ほんとうの意味で報われるコトを、
想像してしまうのだ。
そのために、
私は、
やるべきコトをやるのだろう。
いまだ来てない、
過去のために。
それでは。
【いつか、また、どこかで】
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