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誰かのためのnote

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少しでも読んでくれた方のためになれば良いと思い、執筆しています。
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記事一覧

【心の穏やかさは、”性格”ではない】

世の中には、何時でも落ち着いた心で、何事も淡々とこなしてしまう人がいる。 例えば、プロサッカー選手の長谷部誠選手。 約150万部を売り上げたベストセラー「心を整える」を出版し、 「心の穏やかさ」代表のようなイメージをお持ちの方も多いだろう。 どんな大舞台でも平常心で戦っているように見える彼の姿を見て、 彼は優れた素質を持っていると思った人は多いのではないだろうか。 つまり、心の穏やかさを「性格」だと認識している人は多いと思う。 でも実は、そうではなさそうだ。

【”無意識に”生きていると、不幸になってしまう社会において…】

動物には本来、「危険察知センサー」が搭載されている。 動物として天敵から身を守り、生き延びるために、危険を予測・察知し回避する仕組みである。 これは人間である我々も同様で、「何かがおかしい」という違和感に対して常にアンテナを張っている。 よって、自分にとってネガティブなことが起こりそうな状況を、察知することに長けていると言うわけだ。 それも、僕たちはこれを”無意識に”行っている。 これは言い換えると、「出来ない事ばかりに目が向く性質」とも言える。 何かに挑戦してい

【”全集中の呼吸”遊びする子は、大きく育つ】

先日映画が公開され、破竹の勢いで観客動員数を伸ばしている 話題の漫画「鬼滅の刃」 原作は最終回を迎えたが、今も尚凄い盛り上がりを見せている。 子どもだけでなく、大人も熱中している人が非常に多い。 それに伴い、先日プロ野球の選手が試合後インタビューにて 「鬼滅の刃」の作中でキャラクターが使う技の名前の一部を捩って 「全集中ですね」と答えているシーンもあった。 衆院予算委員会で、菅総理も同様に使っていた。 それ程に、人々の生活に馴染んできたと感じている。 「全集

【やる気スイッチは”デザイン”するもの】

「やる気スイッチ、僕のはどこにあるんだろう? 見つけてみせるよ。君だけのやる気スイッチ」 CMでよく流れているこのフレーズ、誰もが一度は聞いた事があると思います。 そして、この言葉を受けて 「自分のやる気スイッチはどこにあるんだろう?」 そんな風に真剣に考えた事がある人も多いのではないでしょうか。 そして、ついついやる気が無い時には、「今はやる気スイッチがOFFだ」 なんて言って、簡単に諦めてしまう人も中にはいたんじゃないでしょうか? 今日は、そんな方々に向け

【多くの人が知らない”笑力”の凄さ】

皆さん、普段からどれくらい笑ってますか? いつも口角は上がってますか? また、どんな時に笑ってますか? つらい時でも笑えてますか?口角あがってますか? そんなこと考えたこと無いという方が多いと思いますが、 これ結構重要なことなんです。 なぜなら、「笑い」には 僕たちが知りもしない”大きな”可能性が秘められているから。 だから、今日は「笑い」の可能性をまだ知らない方々に向けて 日々新たなことに挑戦している、その背中を後押ししたいと思い、 「挑戦」に負けないと

【メタ認知】成長したいなら外の世界ではなく、内の自分と向き合う

「自分が何をどう感じて、どのように打てているのか説明できたとき、超一流の仲間入りができた」 イチローさんが、いつかのテレビの取材で仰った言葉です。 単に「どのように打てているのか」と振り返るだけでなく、「どのように感じているのか」という自分の内側の感情にも目を向ける。 猛者が集まるメジャーリーグにおいても、外野の声や常識に囚われることなく、淡々と自分自身と向き合ってきた姿が印象的なイチローさん。 だから一見、実にイチローさんらしい、イチローさんの研ぎ澄まされた感覚の世

【noteを書くことはコーヒーを淹れることに近い】

今日は、今の時代に生きる私たちにとって noteを書くということがどのような意味を持つのか 私が感じた事について綴ります。 * 現代人を取り囲む圧倒的情報量 文明の発展により、生活様式は昔と比べて大きく変わってきました。 今ではインターネットが普及し、情報が溢れかえっている時代です。 こんな時代において、 「現代人の私たちの脳は、たった1日で中世の人が一生に出会うのと同じだけの刺激に晒されている」 らしいです。 …ん?ってなりましたよね。 突然言われると

【家族喧嘩を少なくするために】

先日外食に行った時、家族喧嘩を目の当たりにしました。 隣の席の3人家族のうちの女の子が泣き出し、大きな声を上げています。 食べ物で遊んでしまった女の子に対し、激怒し「言うことをきけ」とお母さん。 「言うことを聞かない子だから」と、子ども用の椅子を用意され、ベルトで縛られようとしていました。 それがよっぽど嫌いなようで、「絶対に嫌だー!!!」と叫ぶ女の子。 泣き喚く彼女を落ち着かせようと、お父さんも絶えず声をかけますが全く効果は有りません。 結果、優しそうなお父さん

【性格は変わるではなく、”選ぶ”が正解だった】

昔の私を知る人から、 私は性格が大きく変わったと言われます。 そう言われると、 確かに新たな考え方をもったりや前向きになったとは思います。 とは言え、性格が変わったと言われた時 私は猛烈なる違和感をいつも感じていました。 そんな変わったかな?と自問自答しても実際は良くわかりません。 別に、「あ〜自分という人間は変わったな〜」なんて感じませんからね。 況してや、 めちゃくちゃネガティブに考えてしまう時もたまにありますからね。 まあでも、これだけ何度も言われる

【他人を変えることは意外と簡単って話】

私は喜多川泰さんの著書「手紙屋」の世界観が大好きです。 「手紙屋」という著書は、手紙屋という謎めいた人物と、将来に悩む大学生と高校生についてのお話です。手紙屋さんはまさに”手紙のやりとり”をすることを仕事にしています。そして、手紙の交換を希望する方に対して、人生の学びや教訓をシェアすることで、その方が人生で実現したいことを実現するためのお手伝いしています。 手紙屋さんが手紙によって人々を導くように、 私も私の言葉で誰かを勇気付けたり、元気付けたりしたいという思いを持って

緊張する時の対処法知っていますか?

大事な試験や試合、面接など手に汗握るような緊張する場面を想像してみてください。重要なプレゼンやスピーチでも結構です。 こんな場面で、気持ちが昂り過ぎると力んでしまい結果が出ないから、大きく深呼吸だ!そんな風にリラックスしようとする姿をよく目に見かけますよね。 でも、逆に意識的にリラックスし過ぎることもあまり良くないって知っていますか?ある程度緊張している方が良いがむしろ良い結果が出るって知ってますか?そうです。それが最適な精神状態なんです。 今日は、この最適な精神状態に

ハーバードの心理学講義、この言葉を皆のモットーに

今から約4年前に翻訳出版された 自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義 この本を読んで、本当に人生が豊かになった話をします。 また皆さんにキーワードとして、心に刻んでもらいたい言葉についての話。 そして、この経験をまだまだ若い世代に伝えたいという思いで綴ります。 ハーバードの心理学講義を読む前の私この本に出会う前のまだ学生だった頃の私は、周りと自分自身を比較してしまう傾向にあり、常に自分に無い物に気を取られては憂いてばかりいました。 例えば、学歴。これは言