『知る』は世界をもっと『不思議』に見せる
最近『ディグる』系のnoteをたまたまですがよく書いてます。
私がそういう『知識の探求』に関心が高いからだと思いますが、今日知った新しい知識は、今まで何も意識していなかったことが逆に不思議に感じるようになりました。
□テンセグリティと人体構造
ご存知の方も多いかもしれません。
『テンセグリティ』と呼ばれる概念・構造工学。
文字で読むと難解ですが、めちゃザックリ言うと、引っ張る力と支える力が最低3本以上の支点(というか接合点)で結ばれている構造の物。
みたいなことらしい。
wikiの解説にもあるように構造システムとして難易度が高いため(宙に浮いているように見えるので不安定そうだし)建築物で見かける事は少ないようで、芸術的構造物や玩具として用いられることがほとんどの模様。
などなど。
確かにあまり頻繁に見かけるものではなさそう。
かと思いきや、テンセグリティ構造自体は自然界に溢れているもので、最も我々の身近なものが、私たちの身体そのもの。
脊髄という支柱(圧縮材)と筋肉や皮膚(張力材)などによって、人体構造は支えられています。
また、DNAの螺旋もテンセグリティの原則でできています。
そう言われると、「確かに骨と肉と皮だけで人体内外にある全てを支えて、生命活動に必要な機能に負担をかけること(かけ過ぎること)なく維持出来ている」というのは摩訶不思議なことのように思えてきます。
テンセグリティ構造のみで人体のオブジェを作った作品もあり、本当にヒトの身体が奇跡のような作りになっていることが分かります。
テンセグリティの代表的なものと言うと奇抜な物になってしまいがち。
ですが、実は知らないだけでとても身近にあるものだと理解すると、ものの見え方が変わってくるから不思議です。
これだからディグることを止められないって思いますね(o・ω・o)
また面白いものを発掘したらnoteにしようと思います。
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