昨日とは過去のもの。明日とは未知のもの。今日の日はもうけもの。それは天からの贈り物。

今日のタイトルは、今までで一番長いです。笑
ある映画の中に出てくるセリフです。

今日Netflixで「カンフー・パンダ」を見ていました。
子供向けのコメディ映画です。
まさか２０歳になって見ているのは珍しいですよね。

でも、この映画から「今を生きる」とは、どういうことか学べる素晴らしい映画なんです！！
ぜひ、皆さんにも見てほしいし、お子様のいる方には、”絶対″見てほしい。
本当に素晴らしい映画です。

※ここからは、ネタバレを含むので見たくない方は飛ばしてください！
　

◇簡単にあらすじを…

中国の「平和の谷」では、伝説の龍の巻物があり、それを手に入れたものは真の龍の戦士になれるといいます。
雪豹の「タイ・ラン」は地下の刑務所に投獄されていましたが、龍の巻物を手に入れるため脱獄をします。

ガラパゴスゾウガメの「ウーグウェイ導師」は真の龍の戦士を選ぶために演武会を開きます。
ウーグウェイ導師によって選ばれたのは、カンフーオタクの実践はできないブクブクに太ったパンダの「ポー」でした。ポーが主人公です。

最初は疑いながら、修行をしていきました。その末に戦士とはなにかを学び、ついに龍の巻物を開きました。
ですが、なんと巻物は白紙。鏡のようにポーの顔が映し出されました。
つまり、龍の戦士とは「自分を信じること。」という意味が理解できたものです。
その意味を理解できたポーは、タイ・ランを倒し、村には平和が戻りました。

◇何を学べるのか

最初にも出した、「今を生きる」ことです。
タイトルは、ウーグウェイ導師の言葉です。

昨日とは過去のもの。明日とは未知のもの。今日の日はもうけもの。それは天からの贈り物。

元々、アメリカの歴史家「アリス・モース・アール」が著書の中に書いたもので、後にルーズベルト大統領夫人のスピーチに引用されたことで有名になったそうです。

Yesterday is history, Tomorrow is mystery, and Today is a gift.
That is why we call it “present”.

直訳すると、
「昨日とは歴史、明日は神秘、今日は贈り物。だからそれをプレゼントと呼ぶ。」
です。

そして、後から知ったのですが、「present」には、「現在」という意味もあるので、そこに引っ掛けを入れたセンス抜群の言葉なんです。

今を生きることで、あなたは心が楽になる。

世の中で悩みながら生きている人はたくさんいると思います。
落ち込んでいたり、不安を抱いていたり。
落ち込んでいるのは、過去に何か失敗したり、「こうすればよかった、ああすればよかった」などの後悔からくるもの。
不安を抱くのは、このような過去を持つ自分がダメだからろくでもない未来が来るに違いないと信じ込むことからくるもの。

しかし、あなたは失敗した過去を変えることができますか。できませんよね？できたとしたら、嫌なことで涙を流す人が激減し、なんて人間味のない世界が広がるでしょうか。
嫌な過去はそこに置いてきていいのです。
置いてくれば、楽になるから。

そして、未来を今のあなたが決めることができますか。これもできない。
もしできたら、藤子・F・不二雄はドラえもんなんて描かなかった。
ドラえもんの世界が当たり前なのに、誰が漫画にしますか。
つまり、誰も未来なんか決定できないし、分からない。

あなたが過去や未来について考えることで、自分にとって悪いことばかりひきつけることになります。
「過去」や「未来」は、僕たちにはどうにもできない。
どうするべきでもない。

僕たちがやるべきことはひとつ。
「今を生きること」
これだけを一生懸命に。
それが僕たち人間のできることであり、やるべきことです。

あなたが落ち込んでいるとしたら、あなたはかこに生きている。
あなたが不安だとしたら、あなたは未来に生きている。
平穏な心なら、あなたは今を生きている。

これは、ポーの師匠であり、ウーグウェイ導師の弟子であるシーフー老師の言葉です。
あなたが本気で今を生きれば必ず未来は輝いているはずです。

あなたにそんな未来が訪れますように。
願っています。

では、また！👋