Kaoru

文章を書くことが好きです📒 ▷小説/エッセイ/日記etc. ▷社労士試験に挑戦中! ▷…

Kaoru

文章を書くことが好きです📒 ▷小説/エッセイ/日記etc. ▷社労士試験に挑戦中! ▷ゆるーく投稿していきます✎お気軽にフォローしてください☻

最近の記事

  • 固定された記事

ごあいさつ🍃

言葉を綴ることが好きです。 じっくり考えて伝えることができるから。 話すことが苦手です。 変なことを言わないかと心配になるから。 (いわゆるコミュ障ですが、 営業の仕事をかれこれ5年ほどしています。 なぜ今の職業を選んだか、 いつかお話できたら…しないかもしれません🤦) 思ってることは、たくさんたくさんあるのに、 上手く伝えられない。 ずっとそう思っていて、 noteを知りました。 ただ、読んでもらえるだけで良い。 そう思い、 noteを始めました。 (noteさ

    • 【#いい時間とお酒】見えなくなる夜の先

      窓枠で切り取られた夜の風景が好きだ。 見えなくなる景色の先に想像を超える未来が待っている気がしてドキドキする。そう思うようになったのは、あの日からだった。 --- 「あの雑居ビルの2階のカフェ、意外にウマイよ」 もう数年前のことだ。 当時、新卒2年目のわたしに上司が話しかけてきた。営業の仕事が板につかずに四苦八苦していたのを見かねて、息抜きでもしてきなよ、という意味を込めて教えてくれたのかもしれない。 あの頃のわたしは仕事だけじゃなくてプライベートも散々だった。大人

      • 2022年2月25日に思うこと

        こんばんは。今日は話が暗くなってしまいます…。 綴りたいことは、ウクライナの今を知って思うことと、自分の夢のこと。 noteでは、読んでくださる方がいたら、少しでも前向きになる内容を綴っていきたいと思っていたけど、今ばかりは…。 乃木坂46の「シンクロニシティ」ではないですが、悲しみを抱いているたくさんの人たちの涙を、少しでも自分ももらうことができたらという気持ちです。ただただ怖い。戦争反対。世界に平和な未来を。 昨日、衝撃的なニュースを知ってからは、ぼんやりと過ごしてしま

        • 衆議院選挙の前に!「YOUTH QUAKE」

          今回は、今週末にある衆議院選挙の前に読んで良かったなあって思った本について、書きます* 読んだ本はこちら! 「YOUTH QUAKE」 U30世代がつくる政治と社会の教科書 編著:NO YOUHT NO JAPAN  読んでいて溢れてきた想いをダラダラ書きました!ご興味がある方は、読んでくださると嬉しいです! * * * * * 「U30」という言葉と、可愛くてツボなデザインに目が惹かれた。衆議院選挙の前に手に取れて良かった。 ある程度の人間社会の酸いも甘いも知って

        • 固定された記事

        ごあいさつ🍃

        マガジン

        • エッセイ
          3本
        • こころに残る一文
          2本

        記事

          #2 こころに残る一文

          このページを開いてくださって、ありがとうございます! 自作のマガジン『こころに残る一文』 #2です! (※好きな本について語るということで、テンションが高めです。) 前回の、#1『マザーテレサ あふれる愛』では、 一文を紹介しますと言ったものの、長文の紹介になってしまいました…。 今回はちゃんと一文にします! ご紹介するのは、こちら。 #2 『思考の整理学』 外山 滋比古 (1983年) P.44 ものを考える人間は、自信をもちながら、 なお、あくまで、謙虚でなくては

          #2 こころに残る一文

          乗り越えるという選択肢

          「もう辞めたいんだけどぉ!」 騒がしい大衆居酒屋の中で、 ビールジョッキを片手に次々に愚痴をこぼすミカ。 「課長がまじウザいんだけどぉ。どうして契約が取れないんだ。  今年度は計画達成するんだ。って、営業数字のことばっか!  家なんてさ、人生で何回もない買い物じゃん?  そんなに簡単に契約できっかよ!」 「まあまあ、ミカ。落ち着いて」 幼馴染のタカシが手を上下にしながら、なだめる。 ビールをグビグビ飲んで、口の周りに着いた泡を手の甲で拭う。 「辞めてやる!」 「でも、会社

          乗り越えるという選択肢

          だから、秋が好き

          秋が好き。 朝のひんやりとした空気や、 夜に「リーンリーン」と聞こえてくる鈴虫たちの声。 クローゼットの奥から引っ張り出してきたニットの匂い。 好きなのは、季節としての秋だけじゃない。 服も好き。 真夏の半袖シャツは、頼りにならない警備員のようだけど、 長袖の服は、外の冷たさから守ってくれる恋人みたい。 ついつい、袖を伸ばしてギュって手で握っちゃう。 タートルネックのニットとか、 もう少し寒くなってストールを着けたりすると、 顔をモフモフ埋めちゃう。 特別に温かい訳じゃな

          だから、秋が好き

          #1 こころに残る一文

          本を読んでいると、 グッとくる表現とか、 ここは忘れたくないッと思う文章に出会いませんか? (私だけだったらすみません…ハズカシイ…) そんな「こころに残る一文」があった本について、 語らせてください。 #1 『マザーテレサ あふれる愛』 沖 守弘 (1984年) P.110~  親切で慈しみ深くありなさい  あなたに出会った人がだれでも  前よりももっと気持ちよく  明るくなって帰るようになさい  親切があなたの表情に  まなざしに、ほほえみに  温かく声をかけること

          #1 こころに残る一文

          富士山にお辞儀をした日の写真

          2020年の年が明けた頃のこと。 新型コロナウイルス感染症が流行する前に、山梨県へ行った。 河口湖の湖畔に佇む、『風のテラスKUKUNA』に宿泊した。 車での長距離移動の後、ホテルマンが案内をする駐車場に着いた。 今にも雨が降り出しそうな曇り空。 ドアを開けて外へ出ると、冬の凍っているように冷たい風が頬を流れた。 「さむーいっ!」 身震いをしながら、駆け足でホテルへ急いだ。 翌朝、窓から差し込む白い太陽の光で目が覚めた。 窓の外には、晴れ渡る水色の空の中、 堂々とした富士

          富士山にお辞儀をした日の写真

          【#2000字のドラマ】2秒で繋ぐ

          今日もすり減らした―。 暗いベッドの中に潜り込む。 夜が明ければ、また、眩しすぎる朝が来る。 高校2年生の春。 私には友だちがいない。 黒縁メガネに、肩まで伸びた黒い髪。 他人と話すことも群れることもニガテだ。 同級生たちは、みんなで一緒に薄い氷の上に乗っているように見える。 何かあれば、すぐにパリンと割れてしまいそうな危うさ。 ひとりでいい。 浮かないように、決して目立たないように、 空気のように存在していたい。 気持ちとは裏腹に、 空気のように過ごせば過ごすほど、

          【#2000字のドラマ】2秒で繋ぐ

          【#2000字のドラマ】さまよい時

          「マコ~、カフェ行こ~」 放課後を迎えた高校の玄関付近。 猫のように甘えた声が耳に入ってくる。 「いいよ~」 だらけて、答える。 甘えた声の持ち主は、幼馴染のエリカ。 エリカは、ファッション雑誌の読者モデルをしている。 茶色に染めた髪の毛には、カールが施されていて、胸元で毛先が儚げに、揺れている。 最近、オープンしたばかりのカフェは、SNS映えするらしい。 店舗の外壁は、一面、空の絵になっている。 この壁の前で、ポーズを決めれば… それはもう、空で優雅にドリンクを飲む姿を

          【#2000字のドラマ】さまよい時

          【#2000字のドラマ】きょうの音

          白い線となった太陽の光が窓から降りそそぐ昼下がり。 ミサキは壁際でゴロンと横になって、目を閉じる。 数秒後に「ふぁ~」と、あくびが出る。 家の中では洗濯機が、ゴーゴーと動いている。 お父さんのシゲルは、静かにギシギシと歩いている。 網戸の向こうで小鳥が、チュンチュンと鳴いている。 毎日、響いているはずの音。 休日はこの音たちが重なりあって、子守唄になる。 平日もこんな風に心穏やかに、聞くことができたらいいのに。 明日からは、学校という喧騒の中で、この音たちはかき消されて

          【#2000字のドラマ】きょうの音