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#1 こころに残る一文

本を読んでいると、
グッとくる表現とか、
ここは忘れたくないッと思う文章に出会いませんか?
(私だけだったらすみません…ハズカシイ…)

そんな「こころに残る一文」があった本について、
語らせてください。

#1
『マザーテレサ あふれる愛』 沖 守弘 (1984年)
P.110~

 親切で慈しみ深くありなさい
 あなたに出会った人がだれでも
 前よりももっと気持ちよく
 明るくなって帰るようになさい
 親切があなたの表情に
 まなざしに、ほほえみに
 温かく声をかけることばにあらわれるように
 子どもにも貧しい人にも
 苦しんでいる孤独な人すべてに
 いつでもよろこびにあふれた笑顔をむけなさい
 世話するだけでなく
 あなたの心をあたえなさい

 (『マザー・テレサのことば』半田基子訳、女子パウロ会刊より)

「一文」と言っておりましたが…お許しください…
#2では一文にします…たぶん…。

タイトルにもあるように、愛に満ち溢れていたマザー・テレサ。
この本を読み始めると、マザー・テレサの偉大さにたじろいでしまいます。
そして、私は、他人のために何も出来ていない、
なんてちっぽけな人間なのだろうと思えてきます。

無力感が襲う中で、登場するこの文章たち。
マザー・テレサに優しく囁かれているかのように感覚に。

誰かのために、出来ることは、私にもあるのかもしれない。
読み返す度に、そう教えてくれます。

おわり。最後まで読んでくださり、ありがとうございます!

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