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9月10日 自動車整備産業の市場規模は5.6兆円!

1年間に渡って投稿してきました「ビジネス頭の体操」からの再録です。
従来は5日分まとめて投稿していましたが1日づつに分解して投稿します。

ご自身の仕事を離れた「頭の体操」ネタにご活用ください。
(最後に「問い」の例を載せています)



兵庫県自動車整備振興会が制定した「車点検の日」だそうです。
「く(9)るまてん(10)けん」の語呂合わせ。

そもそもどれくらいの市場規模があるのか。
自動車整備産業の市場規模は5.6兆円
日本には8,000万台の車があり、9万2,000の整備工場54万人の従事者がいるそうです(2019年)。

ちなみに、中古車市場が1兆9,800億円、カー用品市場が1兆7,000億円(いずれも2018年)です。

内訳としては、
☑️ ディーラーが2.8兆円
☑️ 街の整備工場が1.9兆円
☑️ ガソリンスタンド等の兼業が0.7兆円
☑️ 自家(タクシー会社など)が0.2兆円

また、業務の内訳では、
☑️ 車検関連が2.2兆円
☑️ 事故整備関連が1.1兆円
☑️ 法定点検関連が0.4兆円
☑️ その他1.9兆円

1事業所あたりの売り上げで見てみると、
☑️ 専業:3,470万円
☑️ 兼業:4,350万円
☑️ ディーラー:1億6,900万円
とディーラーが圧倒的なことが分かります。


→最近は車の電子化が進みディーラーでないと整備が難しい場合もあるようで街の整備工場の売り上げは減少している。ディーラー側もメンテナンスパックとして新車販売時に提供したり、定期点検などのタイミングをコンタクト機会として力を入れている。売り切りでなくメンテナンスで儲ける、というのはどの業界でも見られるが、今後、ディーラーの立場、整備工場の立場で、それぞれ成長を狙うとしたら、どのようなマーケティングが考えられるだろうか?


過去の「頭の体操ネタ」は以下のマガジンにまとめています。


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