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私のカラダの好きなところ

おしりと太もも

10代の頃はずっと嫌いだった…
日本人にしてはふくよかなおしりと太もも。銭湯に行くと、私だけがアンバランスに見えた。

恋人たちはよく褒めてくれた。「女性らしくて素敵だね」「グラマラスだね」「綺麗な体だね」と。ヨーロッパの絵みたいって言われたこともあった。ぜんぜん嬉しくなかった。


ところが、ハタチになってトキメキが起きた。
2本の映画のおかげ。

フランスが好きで、フランス映画をよく観るうちに出会った憧れ。
はじめは憧れだった、自分とは関係無い。
でもだんだん似てるところがあるって気づいた。




『勝手にしやがれ』
ジャン=リュック・ゴダール監督

パトリシアを演じるジーン・セバーグ


『読書する女』
ミシェル・ドヴィル監督

コンスタンス/マリーを演じるミウ=ミウ




小さい頃からひたすら憧れを見つけては追いかけてばかり。そんな私が言えるのは

「人が何かに憧れるとき、自分自身にも似たところがある。」

…なんか名言チックで変な感じ。笑


まあ、さておき。

嫌いなところはそっとして置いて、心がうごくことをしてみて。私なら散歩や銭湯、雑誌や写真集、いつものカフェや遠くのカフェ。これを読んだあなたは何だろう?

ホントに何も感じたくなければひたすら寝たりぼけ〜っとしよう。

とは言え、やっぱり泣いたり喚いたりするのも大事だよね。

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