嘘日記13日目
猫100匹位に埋もれて寝てる夢を見ていた。
目が覚めたら顔の上に猫が乗っていた。最近は入れるように格子のある窓を一カ所開けてある。
起きると猫は出ていく。
雨が降っていた。
風呂を洗って、お湯を入れている間にちょっと庭に出てみた。雨の匂いと植物の香りがした。みんな嬉しそうに見えた。
風呂入るしちょっと濡れてみるかと思って、傘をやめて雨に打たれて空を見ていた。
尾崎豊みたいだなと少し恥ずかしかったけど気持ち良かった。
寒くて長くは続かず、震えながら風呂場へ走った。
体を洗って風呂に入っていたら雨の音しか聞こえなくて、これもいいなと思った。
ふろから上がってコーヒー牛乳を飲んだ。体中に染み渡った。
ミルメークを買っておこうと思った。
雨なので、朝食をゆっくり作った。
なめこ汁と、目玉焼きとベーコンを焼いた。それと米。
今日は何をしようかと考えながらゆっくり食べた。
ラジオって作りやすいはずだよなと考えて、そこから、目覚まし時計も作れるのか?っていいう事を考えて、いや無理だろなと思った。
朝食を終えて、少しだけエッセイの本を読んで、新聞を隅から隅まで読んだ。
その後、手と足の爪を切った。
2時間程作品作りをした。作りながら、前から考えていた小説のアイデアを頭の中で盛り上げていた。
作品作りを終えて、コーヒーを淹れて、小説の準備をした。
小節を書き始めるに当たって心と呼吸を整えた。
そこからしばらく小説を大雑把にダーッと書いてみた。あらすじか。
決めていた終わりまで辿り着いて、あとは、細かい項目として入れようと思う事を箇条書きに紙に記した。
こんなけやっとけば次やる時にも思い出せるなと思ったところで手を止めた。
少しぼーっとして、ちょっと公園に行こうと思った。
水筒に暖かい緑茶を入れて、出かけようとした時にメールが届いた。
メールには、夕方に行ってもいいですか。ご飯を食べましょうとあった。
文だけ見て、勝手にユリーちゃんどうしたのって思ったけど、冷静になってみたらマイキーからだった。
オッケーと送って、携帯を置いて家を出た。
歩いて5分もしないとこの公園について、屋根のあるベンチに腰を下ろした。
それで、空を見ながら、雨の香りを感じていた。
下校の小学生が立ち止まって水たまりに入ったり傘で川を作って遊んでいた。
もうそんな時間なんだなと思った。
そのままお茶が尽きるまで、空を見ていた。
財布を持ってきていない事に気付いたので、家に帰って財布とリュックを持ってまた出た。
八百屋でレタスとキノコをかった。変わったキノコがあったので試してみようと思ってそれも買った。
その後、肉屋で豚肉を買って帰った。
マイキーに酒を買ってくるように頼んで、鍋に水と昆布を入れておいて、炬燵に入ってラジオを聴いた。
しばらくしてマイキーが来た。
マイキーは傘を差さずに来た。雨やんでたよと言ったけど、そこそこ濡れていたのでタオルを出してあげた。
二人でレタスしゃぶしゃぶをやった。彼はとても喜んでいた。
レモンハイとウイスキーを買って来たので、僕は家にある日本酒を飲んだ。
酔っぱらって来て、マイキーに英語しか話さないように言った。
その後は、何を言っているかほとんど分からなかった。
帰る時のグッドナイトブラザーは聞き取れた。
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