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すっきりとした酸味や軽やかな風味が楽しめる【くるくるカンカン 焙煎缶詰ブルーグリーン】

コーヒーの生豆が3種類入っている「焙煎缶詰」。ブルーグリーン缶に入っている豆は全て「ウォッシュド」方式です。コーヒーの種子を文字通りじゃぶじゃぶと水で洗う精選方法で、すっきりとした酸味や軽やかな風味になることで知られています。
今回はそんな「くるくるカンカン ブルーグリーン缶」の各豆の特徴を、編集部の独断と偏見でご紹介します!

すっきりとした酸味や軽やかな風味が楽しめるブルーグリーン缶

ウォッシュド方式で精選された豆をセレクト

コーヒー豆の精選方法は、大きく分けて「ウォッシュド」と「ナチュラル」があり、ブルーグリーン缶では「ウォッシュド」方式で精選された豆がセレクトされています。

精選についてはこちら

同じウォッシュドの豆でも、その味わいは品種や地域によって異なります。その違いを確かめながら楽しんでみてください。

ライムの酸味とアーモンドの香り「カメルーンジャバロングベリー レッドマンドリル」

産地/北西州バメンダオク山麓(カメルーン)
品種/ジャバ

レッドマンドリルという豆の産地であるカメルーンは、アフリカ大陸西部に位置する共和国です。その北西州は火山地帯で標高も高く、火山灰土壌と豊富な水資源を有しており、コーヒー豆栽培に向いています。
この豆は、アプリコットやカシス、ライムを感じるきれいな柑橘系の酸味が楽しめ、アーモンドやキャラメルを想わせる香ばしさもあります。そして、しっかりとしたコクとやわらかな蜂蜜のような甘みが、クリーミーな口当たりを感じさせます。

甘みと苦みを同時に楽しめる「グアテマラ レタナ農園 レッドブルボン」

産地/アンティグア(グアテマラ)
品種/レッドブルボン

グアテマラの都市・アンティグアは、1880年代に同国で最初にコーヒー栽培が行われた元祖コーヒー産地です。3つの火山に囲まれた盆地で、火山灰質の豊かな土壌はコーヒー作りに最適な環境とされています。
この地で作られたレッドブルボン種の豆は、酸味が少なく、華やかな香りと甘みがレッドアップル、黄桃、黒砂糖を思わせます。また、柑橘系の爽やかな口当たりも特徴で、しっかりとしたボディと苦みも同時に感じられます。深煎りにすることで、奥ゆきのあるコクも楽しめます。

深煎りで一層のコクが楽しめる「コロンビア ブーゲンビリア農園EX」

産地/サンタンデール県(コロンビア)
品種/カスティージョ

コーヒー大国コロンビアの中でも、2016年にコーヒー生産を始めたブーゲンビリア農園は新興の生産者ですが、すでに評判は上々です。コロンビア北部らしいマイルドな味わいの豆を作ることで知られています。
こちらの豆は、レッドアップルやサクランボ、ミルクチョコレートのような芳香と豊かなコクが特徴。深煎りにすることでより際立ち、かつ爽やかでフルーティな酸味も感じられるバランスの良いコーヒーです。マイルドで飲みやすく、甘さもしっかり楽しめ、ミルクとの相性も抜群です。

ブルーグリーン缶は以下のサイトから購入できます。

各豆は125g入り。焙煎缶詰は単独(スタンドなし)でも購入できます。


焙煎した豆をより香り高い粉にする「みるっこ」

誰でも手軽に初めてのコーヒー豆焙煎に挑戦できるアイテムが「くるくるカンカン」。業務用コーヒー焙煎機器メーカーの富士珈機が開発した個人向けの手回し式焙煎器です。スタンドと生豆入りの焙煎缶詰のセット商品なので、購入してすぐ焙煎を楽しめます。使い方や特徴については、こちらの記事をご覧ください。

今回は焙煎した後の工程と、それを手助けしてくれるアイテム「みるっこ」を紹介します。
生豆から美味しいコーヒーになるまでには、大まかに①豆を焙煎する ②豆を粉にする ③コーヒーを抽出(ドリップ)するという工程を踏みます。①の焙煎工程を担うのが「くるくるカンカン」。②の豆を粉にする工程で力を発揮するのが「みるっこ」です。
コーヒーの楽しみ方にはドリップ、エスプレッソなどさまざまな抽出方法がありますが、いずれにしても焙煎した豆をいて粉にする必要があります。そのための器械をコーヒーミルと呼び、手動と電動があります。電動はスイッチを入れるだけで簡単にコーヒー粉を作ることができるので、より手軽です。
富士珈機が開発した電動コーヒーミル「みるっこ」は、丸みを帯びたシンプルなデザインが印象的。そしてダイヤル一つで粉の挽き具合を細かく設定できる機能が特長です。さらに、挽き漏れやムラなどがない均一さもコーヒー好きに評価されている点です。

一度見たら忘れられないフォルム
ダイヤル式なのもレトロ調でいい

また、通常は豆を挽く際に大きな音が出ますが、それが気にならないよう静音設計もされています。開発元である富士珈機は、コーヒー専門店に機械を卸しているプロ御用達の会社。業務用のクオリティを家庭でも体験できるのです。

上がりはプロ級

挽きたての粉は本当に香り高くて驚くほどです。どんなに丹精込めて焙煎した豆も、そのままではコーヒーとして味わうことができません。美味しいコーヒーになるための大切な工程を支えてくれるのが富士珈機のコーヒーミル「みるっこ」なのです。

関連記事「自家焙煎飲み比べ」

豆を粉にしたら、いよいよドリップの工程へ! 次回のコラムでは、上級者向けのコーヒー豆が詰まった焙煎缶詰レッドの特徴と、焙煎したコーヒーを楽しむための最後の工程を手助けしてくれる器具「ねるっこ」を紹介します。

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