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【朝ラン習慣の心理学】#セルフ・エフィカシーを高めろ編

こんにちは!
習慣の達人くるーめです。

朝ランを習慣にしたいなら、「習慣化の方法」こそ学んだ方がいいですよね。

運動の方は、言ってしまえば「走るだけ」ですから。

競技として取り組む人は別として、特別な技術はいりません。

運動(朝ラン)が、ダイエットや健康増進に良いことも分かりきっています。

その手の本や情報は溢れていますからね。効用よりも続け方を教えてくれよと。

私は、普通の会社員ですが、2022年6月28日から、365日以上連続で毎朝走っています。今も続けています。今朝も走ってきましたよ。

試行錯誤して体得した朝ラン習慣には、心理学の要素もたくさん含まれていました。

そこで、朝ランを習慣にしたコツを、心理学テクニックの側面からご紹介したいと思います。

参考にしていただけたら幸いです。

セルフエフィカシーを高めろ

セルフ・エフィカシー(Self-Efficacy)って、聞きなれない言葉ですよね。

日本語では「自己効力感」と言うらしいです。

セルフ・エフィカシー(Self-Efficacy)

心理学用語で、個人が自分自身の能力を信じ、さまざまなタスクや目標を達成できるという信念や自己効力感を指します。アメリカの心理学者アルバート・バンデューラ(Albert Bandura)によって提唱されました。

セルフ・エフィカシーが高い人は、新しい習慣を確立する際に、自分の能力を信じています。

自分が習慣化できると確信しているので、行動に移りやすいです。習慣化過程では困難や誘惑がありますが、それらに打ち勝つ自信を持って対処します。

そして、習慣を維持しつづける自信を持っています。この自信が継続的なモチベーションを養い、習慣が根付くのを助けます。

みんさんの「セルフ・エフィカシー」は強いでしょうか。

「自分は絶対に達成できる」という信念。

私はけっこう、いや、かなり高めです。日々、高くなっているという方が正しいかも知れません。

私の場合、大学受験での成功体験が、セルフ・エフィカシーの源になっています。

その一つの成功体験から、毎日の朝ランの継続で、セルフ・エフィカシー(自己効力感)が積み上がっています。

自分は絶対にできる。毎日少しずつ「自信が確信に変わっている」感じですね。

毎日の朝ランは「セルフ・エフィカシーを高めるため」とも言えます。

人は誰でも、ちょっとした成功体験を持っているはず。

「あの時、アレができたんだから、今回だって達成できるはずだ」

朝ランは小さなセルフ・エフィカシーを高めてくれる最強の育成装置。

高まったエフィカシーは、明日の朝ランに、習慣につながっていきます。

朝ランでエフィカシーが高まるポイント

・毎日を続ける

・雨の日でも走る(10倍ポイント)

・二日酔いでも走る(10倍ポイント)

・会社の研修所でも走る(5倍ポイント)

・旅先でも走る(5倍ポイント)

・大晦日・元日も走る(10倍ポイント)

・Xで走ったことをドヤる

セルフエフィカシーを潰さない

コレだけはやめるべき、と言えることがあります。

いきなり30分走ることです。

習慣化の初期段階で、毎朝30分を続けることは、けっこう大変。

いきなり高い目標を自ら掲げて、それが達成できないと、セルフ・エフィカシーが育ちません。

「また続けられなかった。ダメな自分。」

こうして、セルフ・エフィカシーが萎んでいき、今まで以上に自己否定的になってしまいます。

セルフ・エフィカシーを育てる意味でも、習慣化の初期段階は、スモールステップを刻みましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

最後に、世界最強のエフィカシーの持ち主、タイガー・ウッズ選手のエピソードをご紹介します。

2005年10月、世界ゴルフ選手権最終日。タイガー・ウッズとジョン・デーリーが優勝争いをしていました。

最終ホールが終わった段階で同スコア。勝負はプレーオフに持ち越し。

そしてプレーオフ2ホール目。タイガーが先にパー・パットを決めます。

相手が距離1メートルのパー・パットを決めれば、さらに勝負は持ち越し。

あなたがタイガー・ウッズの立場だったら、どう思いますか。

私なら、全力で「外せ!」と祈り、フルパワーの念力を送ります。

相手が外せば自分の優勝が決まる場面。タイガー・ウッズは、相手のパットを本気で「入れ!」と願っていたのです。

「外せ!」と思ってしまうと、無意識に自分は相手より格下と評価していることになってしまう。

「相手が外すことで優勝できる」と考えるということは、「相手が外してくれないと自分は勝てない」と自分に言っているのと同じ。

タイガーには「自分は世界ナンバーワンのゴルファーだ」という強力なセルフ・エフィカシーがあります。

このエフィカシーを維持するには、相手に「外せ!」なんてショボいこと願っていてはダメです。

「世界一のゴルファーの自分が、相手のミスで優勝するなんて、自分らしくない。もっと自分はすごいプレーができる人間なんだ!」

コレです。強すぎです。

朝ランを習慣にしようという人は、ぜひ、朝ランを通じてセルフ・エフィカシーを高めていってくださいね。

続けることが、明日の朝ランに、習慣につながっていきますよ!

*朝ラン習慣化のコツを網羅的にご紹介しています。コチラもどうぞ!


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