【ビジネスパーソンの朝ラン習慣】#目覚めの質を向上させろ編
こんにちは!
習慣の達人くるーめです。
私は、いわゆるJTC(Japanese Traditional Company、財閥系のお堅い会社)に勤めるアラフォーリーマンです。
同時に、500日以上、1日も欠かさずに「朝ラン」を続けている習慣の達人でもありあります。
今回は、ビジネスパーソンにとっての「朝ラン」という切り口で、朝ランを通じた人生向上手法をご紹介していきたいと思います。
第6回のテーマは
ビジネス要素もありますが、ビジネスパーソンじゃない方も、人生向上スキルとして参考になると思います。
ぜひ読み進めて頂けますと幸いです。
ビジネスパーソンの朝ランと目覚め
1日1日を無駄にせず毎日全力投球したいビジネスパーソンであれば、1日の始まりである「朝の目覚め」は重要ですね。
二度寝したり、寝坊でもしようものなら、朝からバタバタ、バタ子さん状態。
午前中はグダグダ。午後もリズムを乱したまま、1日が慌ただしく終わってしまいます。
逆に、
仕事のできるビジネスパーソンであれば、この状態を目指すべきですね。
今回は、朝ランを通じて、「目覚めの質」を向上させる方法をご紹介します。
朝ランを軸とした朝型生活の実践
朝ランを軸として「目覚めの質」を向上させる実践的アプローチを、5つの観点からご紹介します。
1.朝型生活の効用を理解する
まず、朝ランで手に入る効用を学びましょう。
健康に良さそう。ダイエットになる。生活リズムが安定する。すべて正解です。
いろんな効用があるので、詳しく理解しておくと取り組む意欲が高まりますね。
中でも一番、意外で重要な効用は、
1日って、実は「24時間ではない」のです。朝型生活に切り替え、1日の始まりに運動により心身を整えると、午前中の時間の価値が3倍になります。
9時から12時までの3時間は、3倍の価値になるので、6時間増えたことになります。
朝ランによって集中力が高まるので、仕事も効率的に片付くようになります。
今まで1日かかっていた作業が、半日でできるようになり、実際に可処分時間も「増えます」。
仕事のできるビジネスパーソンにとっては、時間はお金よりも重要なはず。
朝ランを軸とした朝型生活で、時間を増やさない手はありませんね。
2.体内時計をリセットする
人の体内時計は、24時間よりも若干長いので、放っておくと、少しずつ夜型になっていきます。
この体内時計をリセットするのが、朝の光です。
朝ランで早朝に日光を浴びると、24時間より長い体内時計を一旦リセットすることができます。
「睡眠ホルモン」と呼ばれているメラトニンの分泌が抑制され、覚醒状態になっていきます。
「睡眠ホルモン」メラトニンは、覚醒してから14〜16時間後に再び分泌され始めます。早朝5時に日光を浴びると、19時頃から眠たくなっていきます。
これにより、日中の活動や夜の休息のリズムが整い、睡眠の質が向上します。早朝に、シャキッと目覚めることができるようになります。
なお、冬に朝ランする場合は、まだ太陽が出ておらず真っ暗です。
でも、大丈夫。30分ほど継続してリズム運動をすることで、「幸せホルモン」でもあるセロトニンが分泌され、頭と心がスッキリして覚醒します。
朝ランで早朝から日光を浴び、体を動かし、新たなエネルギーを得て、健康的な生活リズムを整えていきましょう。
3.アルコールを控える
朝から一日中、バリバリと仕事をこなしてきたビジネスパーソン。大きな商談もまとまった。
「よし、今日も頑張った!ビールで乾杯!」
これ、よくありません。お酒は、睡眠の質を著しく悪化させるからです。
お酒の飲み過ぎは、肝臓に良くないイメージが強いですよね。だから、「飲み過ぎは、肝臓に強い負担となるので気をつけましょう」となる。
これは一面に過ぎません。
本当にアルコールが恐ろしいのは、
私は、健康診断の前日以外、364日欠かさずに必ず晩酌をしていました。缶ビール1、2本のささいな楽しみです。
寝つきも良くなるし、二日酔いになるでもない。完全に習慣になっていました。
それが、朝ランを始めて、平日の晩酌をやめて気づいたのです。
アルコールを摂取すると、肝臓で分解されます。その時に、アセトアルデヒドという毒性物質が生成されます。
アセトアルデヒドには覚醒作用があるので、寝る前にアルコールを摂取すると、お酒の分解過程の中で、覚醒しやすくなる。眠りが浅くなるという訳です。
ただでさえ、早朝に起きて、朝ランして、バリバリ仕事をこなそうというビジネスパーソン。
アルコールを控えることは必須ですね。
4.朝型生活の起算点
朝型生活と睡眠は切っても切り離せない関係です。睡眠時間が短ければ、早起きが辛い。
だとすれば、早く寝て、しっかりと睡眠時間を確保するしかありませんね。シンプルな話です。
アメリカ国立睡眠財団は「働き盛り世代は、7~9時間の睡眠が理想」としています。
世界的に、睡眠時間が短い日本(OECD加盟33カ国で最下位)ですが、7時間は睡眠を確保した方が良いと言われています。
7時間の睡眠を確保するとなると、朝起きる予定の8時間前には寝室にいるようにしたい。
朝5時起きなら、前日夜の9時台に寝室に向かい、布団に入る。22時には寝ている状態が理想です。
「22時就寝なんて、今どきの小学生より早い」、「多忙を極めるビジネスパーソンに、そんな生活は絶対ムリ」
そう思った瞬間に思考停止です。朝型生活への移行を志向するビジネスパーソンであれば、どうしたら22時に寝れるのかを考えましょう。
朝型生活は、つまるところ、どうしたら22時に就寝できるかの勝負。
前日の「22時に就寝する」ことを発想の起算点に、生活を見直しましょう。
朝起きることがスタートではなく、「寝る→起きる→走る」の順番です。
5.そして、習慣になる
意識的にでも、辛くても朝型生活を続けていると、次第に習慣になります。
体が朝型のバイオリズムに馴染んでいきます。
5時にセットした目覚ましがなる前に、シャキッと目が覚めるようになります。夜21時にもなれば、眠たくなっています。
その頃には、思考が朝型のマインドに変化しているはずです。脳のOSが、朝ランを中心とした生活を優先するように変わっているはずです。
睡眠の質を下げるだけの飲み会は避けるようになったり、無駄な残業は極力しないようになっています。
定時で帰れるように、仕事を効率的に行ったり、不要な仕事を断ったりしています。
放っておいても、夜は眠くて仕事にならないので、早く帰る努力をするようになるんです。
さらに、夕方より朝の仕事が圧倒的に効率的であることも体感しています。
「グダグダ仕事するくらいなら、早く帰って、早く寝て、朝に集中して仕事しよう」こう考える習慣が身についていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私は20年近く会社員をしていますが、「朝は弱いけど、仕事はキレキレ」というビジネスパーソンを1人も知りません。
誰でも皆んな朝は眠い。
それでも、仕事のできる人は朝時間の効用を理解して、生活リズムを意識的に調整し、朝型に整えているはずです。だから仕事ができる。
朝ランを実践、習慣化して、イケてるビジネスパーソンの必要条件「朝シャキッと目覚める」を満たしていきましょう!
*ビジネスパーソンの最強の朝ラン習慣についての実践編。詳細をまとめています。ぜひこちらもチェック頂き、『最強の朝ラン習慣』をスタートさせてくださいね!
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