手の届く世界
昨日、夜勤から帰宅して、朝食後に何気なくYouTubeを見ていた。確かノラジョーンズのライブ動画でも見ながら食器でも洗おうとしてたんだと思う。
すると、ふいにこの広告が流れてきた
僕は犬が好きだ。だから泣いた。いい歳して涙が止まらなくなった。
僕は犬・猫とか身近な動物の内面を擬人化して彼らの感情を想像してしまう癖がある。これは甚だ幼稚な考えなのかもしれない。
だけど仕方ないではないか。
僕は彼らにも僕らと同じような【心】や【感情】があるような気がしてならない。もちろん僕に詳しいことはわからない。しかし、個人の人生を作るのはその個人の思いであり、思い込みであり、感受性であり、考え方であり、受け取り方であると僕は思う。
兎に角、彼らにはそれがあると僕は感じている。
……売れ残った犬や猫、捨てられた犬や猫がどうなるのか。きっと大体の大人の人ならなんとなく想像はついてしまうんじゃないでしょうか。
僕はそれは仕方ないことだと、よく考えもせずに割り切っていた。何よりもペットショップやブリーダーさんだってビジネスでやられていることだ。誰も望んで”処分”なんてしたいはずがないだろう。
割り切るしかない。そこは見ないようにするしかない。見てもできることなんて何もないんだから、気にするだけ無駄だ。そう思っていた。
でも僕は間違っていたんだと今は思う。
この世界は、以前よりも確実に個人の手が届く範囲が広がっている。それはビジネスや交友関係、趣味や恋人探しなどだけではなく、【誰か】や【何か】をほんの少しの行動で、ほんの少しの<あなた>や<僕>の行動で救うことができる可能性がある世のなかになったんだと思います。
もしくはなってきている。
知らないことは罪である、と誰かが言ったがそれはそれとして僕が言いたいことは単純である。
こんな辛く、苦しく、不条理な死に方があっていいのか。
こんなふうに殺して、それで終わりでいいのか。
こんなのアウシュビッツとなんら変わらない。
どれだけ彼らは、心細い気持ちであそこに居るんだろう。恐くて恐くて震えるような気持ちであそこに連れていかれるんだろうか。どれだけ無意味に苦しめられて亡くなっていってしまうんだろうか、どれだけ絶望感と虚無感に襲われるんだろうか。
命が勿体ない。
僕は間違ってるかもしれない。これはただの憶測だ。
だけど彼らは生きたかったはずだと僕は思う。また誰かを愛したり愛されたりできると思っていたはずだ。そして人を喜ばせて人の人生を豊かにする新たな家族として生きていくことも、絶対できたはずなんだ
彼らも産まれたときは、野生の母の愛に抱かれて、当たり前のように兄弟がいて、いっしょに、無邪気に、その瑞々しい命のままにみんなで戯れていたんだろう
どう言おうが、その素朴な自然の愛を引き離しているのは僕ら人間だろう。かと言ってもはやペットなしで生きられる人間のほうが今や少数派であるように見える。
製造業でここ数年言われていることはもはや<大量生産>ではなく、必要なところに【必要な分だけ】供給すること。
これはペット業界にも言えるのではないだろうか。過度な供給による弊害はもう倫理は確実に崩壊するところまできてしまってるように思う。サプライチェーンからしっかり見直す必要があるのではないだろうか。
そして何よりも、家族としてペットと向き合う覚悟がないなら飼うな
動物は玩具じゃない。たったひとつしかない命だ
宗教が命をどう定義しようが命の価値は命ひとつ分の価値だろう
世界を俯瞰してみればそこの両者の生命を平等に扱う訳にいかないことはわかっている。
だけどこの動画のようなことは、もう絶対に受け入れたくない
自分にできる範囲の、微力ながらの寄付をすることにした。
これが偽善でもいい。無為よりははるかにましである。無気力さからの無関心よりははるかにましである。何より誰かがどうにかすると、あらゆることに対していまだにその考え方をもっているよりは、はるかにましである。
偉そうに、支離滅裂に語ったが夜勤明けのふらふらな状態なので勘弁していただきたい。
手は伸ばせば絶対に届きます。
みなさんに、、<あなた>に救える命が目の前に絶対にあります。あなたは彼らのヒーローです。少しでもご自分の心が動いたなら、すぐに行動なされるといいと、僕は強く思います。
最後に僕のお気に入りのバンドの曲貼っておきます。
※あまり、とうかほぼ関係はない。眠気疲労マックスのためどうかお許しいただきたい。すみません。
https://www.dropbox.com/s/17rdz86bayr994o/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%2819.2.9%29.m4a?dl=0
デモ音源ですが(-_-;)これ聴けるのかな。。できもあまり良くないとう最後の最後に中途半端に睡魔に負けました。。すみません。限界なので寝ます。ではまた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?