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転職時☆年収UP☆に成功した話【転職編】
外資系キャリアの転職のフローにおける、内定通知後の給与交渉のコツを自身の経験を踏まえて紹介したいと思います。
[心構え] 嘘はつかない
私の3回の転職経験上、源泉徴収票と直近数か月分の給与明細は必ず提示を求められるので、嘘は禁物です。
正しく、賢く、申告しましょう。
[下調べ] 応募しているポジションの給与レンジ、アッパーリミットを知る
JDに給与レンジが書いてあることもありますが、エージェントから教えてもらうこともできます。
もし、あなたの実績給与が、既に記載されている年収のアッパーリミットを超えているようでしたら、それ以上の給与交渉は残念ながら基本的に難しいと思います。
その場合、あなたがとても素敵な人材で、先方企業が頑張ってくれたとしても、「会社の業績が100%達成、個人評価が期待通りだった時に●円」という条件付きになったりします。その条件の実現度合いが現実的かどうかはその会社の業績や、自身が入社してどれくらい貢献できるかを冷静に検討し、見極めた方が良いです。
私の経験では、1次面接を終えた段階で、先方は採用したい意欲があるが、現状の給与より上回ることが難しいときは、先方から事前に打診があることがほとんどでした。(「うちの会社的には頑張っても●円なのですが、それでも次の選考に 進みますか?」という感じで)
それでは実際に交渉はどのようにしたらよいのでしょうか?
私のおすすめは、事実である範囲、交渉ベースとなる金額をできるだけ高く申告することです。
当たり前ですが、交渉事というのは、基本的に双方の間に着地するものです。
あなたが100と言って、相手が50と言えば、その間に着地するのが基本的です。
そのため、あなたが100というところを、少しでも高く、110とか120と言えるようにすることで、最終的な着地点を少しでも引き上げることができます。
具体的に2つの方法を紹介します。
[実践] 交渉ベースとなる給与バーを上げる方法① 自身の給与はポテンシャルMAXで申告する
年収は大きく分けて、【ベース+ボーナス(固定/業績連動)】となります。ベースとボーナス(固定)は変えることはできないのですが、ボーナス(業績連動)は年によって変わりますよね。
源泉徴収=過去実績においては、例えば、前年の業績がイマイチだった場合、 実績の年収は、本来であればもらえるはず100%の額面より下がっている時もあ ります。
そんな時には、昨年の実績金額を正直に伝えると共に、「〜な理由で昨年はボーナスが満額支給されませんでした。もし、業績達成率が100%だった場合は、●円になるので、こちらをベースに考えたいです」と、もらえるはずのポテンシャルの最大金額を伝えることをお勧めします。
この時の業績不振の理由は、自分自身に起因するものでなく、会社起因(一部事業を売買したとか)や環境起因(コロナや業界におけるホットトピック)のものしましょう。
[実践] 交渉ベースとなるバーを上げる方法② 他企業からのオファー金額を伝える
もう1つの方法として、他にも内定をもらっている場合、比較対象として、そのオファー金額を提示することもできます。
「他企業からは●円の金額でオファーをいただいているので、もう少し検討いただけませんか?」と伝えることで、金額UPを狙うことができます。
このような方法で交渉を試みますが、以下の点も交渉のカードとして用意しておくと良いです。
[バックアップ] 条件面で譲歩できるポイントを提示する
こちらの言い分ばかりを主張しても心証が良くないので、入社日は先方の希望に合わせる、など譲歩できる交渉条件をあらかじめ自分の中で用意しておきましょう。
在職時における給与交渉については、こちらの記事をご覧ください。
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