黒木製作所

生まれ育った宮崎県都城市に二十数年ぶりにUターン。 故郷の温かさと厳しさを噛みしめなが…

黒木製作所

生まれ育った宮崎県都城市に二十数年ぶりにUターン。 故郷の温かさと厳しさを噛みしめながら、自分の生きる&活きる道を模索中。 人や物事の関係や仕組みはすぐに把握してアイデアにできる人。 得意技はモノづくり。 ※黒木製作所は趣味で自称のヴァーチャルカンパニーです

最近の記事

#010 投資マンションの勧誘電話に逆勧誘?したお話し

もう10年以上前だと思うのですが、携帯にかかってきた投資マンションの勧誘電話を受けた時のお話しです。 「優良企業」にお勤めの方の名簿に ある日、自分の携帯電話に東京からだったと思うのですが固定電話の電話番号から電話がかかってきました。 今でこそスマホに発信元名が表示されたり迷惑電話リストから警告が出たりしますが、当時はようやく相手の電話番号が表示されるようになった頃。(今は当たり前ですが一昔前のアナログ携帯や固定電話では出るまで相手が誰かわからなかったものです…) 電

    • #009 お客様を「怒らせない」ということ

      お客様にとっては同じ結果でも、言葉の選び方や対応の方法ひとつで反応が全然変わってくるんですよね 長年の経験で様々なお客様と接していると自然と身に付いているスキルがあるんですが、それがお客様にとっては同じ結果の対応でも「お客様を怒らせない」ということ。 今回の短期の仕事でもそういった点が何度も役に立ったのですが、業務の内容上具体的な内容に触れられないので、前回の投稿と同様に架空の「秋のキノコの選別場」の仕事で例えてみたいと思います。 (前回の投稿は下のリンクからご覧ください

      • #008 開票作業に学ぶ「疑問票」というシステム

        短期集中&人海戦術の仕事を効率的に進めるための役割分担のシステムとは? まちづくりに携われる仕事という希望を持って、生まれ育った故郷にUターンして就いた仕事を退職してから約1年になります。 実家暮らしになって家賃はかからないとはいえ、生活のために短期や単発の仕事でなんとか喰いつないでいますが…。 いくつか経験したのはいずれも特定の時期に集中する業務を、短期の勤務が可能な経験の浅いスタッフを集めて人数で捌くというような仕事。 それでいてミスは許されず確実な作業が求められると

        • #007 コンプライアンス意識のない会社に共通して置いてあるモノ

          今回は、私が実際にかなりの確率で経験した、とある“指標”に触れたいと思います。 博多駅前の路上でタクシーを拾うな 福岡に住むようになって、ひとつ先輩から教えてもらったことがあります。 それが、博多駅前からタクシーに乗る時は、必ず「タクシー乗り場」から乗って、駅前のバス停や交差点の横断歩道とかで客待ちしているタクシーには絶対に乗るなという教えでした。 現在の建物に建て変わる前の当時の博多駅は、駅前にやたらと広いタクシープールがあったのですが、その割に乗り場が少なく、天候や

        #010 投資マンションの勧誘電話に逆勧誘?したお話し

          #006 映画「ハッピーフライト」の接客のワザから、ホテルの「アップグレード」サービスを考えてみる

          実は描かれているのが完全に架空の世界だと、現実の世界を忘れてどっぷり感情移入したりすることができない性格なんで、普段はほとんど映画やドラマって観ることがないんです。 そんな私が時々何度も観る映画が、綾瀬はるかさんが新人キャビンアテンダント役を演じた矢口史靖監督の名作「ハッピーフライト(2008年/東宝)」です。 ストーリー的には今でいうコンプライアンスとか安全面のミスや緊急着陸のシーンがあったりと、航空会社として若干どうなの?みたいな内容もあるんですが、そこは映画の中のお話

          #006 映画「ハッピーフライト」の接客のワザから、ホテルの「アップグレード」サービスを考えてみる

          #005 お客様からの“隠れ場所”になる旅客機の「ギャレー」の存在

          お客様相手の接客業が学ぶべきは航空業界だと思います 普段から例えば接客業のお店のカウンターとか役所の窓口とかを見ていると、お客様と接するスタッフが常時待機しているような場所って、持ち場を離れずに一時的に引っ込めるスペースがすぐ近くにある構造だといいのになぁ…と思うことがあります。 そこが直接お客様から見えないレイアウトならドアがなくても良くて、普段は通路だろうが荷物置き場だろうが椅子や机がなくても構わなくて、広さもホント狭くて大丈夫なんです。 例えば、接客中に起きた問題

          #005 お客様からの“隠れ場所”になる旅客機の「ギャレー」の存在

          #004 上司と部下の関係を超えた「教祖&信者」が組織の中で引き起こす問題

          皆さんの会社や組織の中に「尊敬する上司」や「慕われる部下」はいるでしょうか? 今回は私自身の経験も踏まえて、そういう関係の中に潜む上下関係の罠について触れたいと思います。 ひろゆきが呆れる「頭の悪い人の特徴」ワースト1(ダイヤモンドオンライン) 以前に見た「Yahoo!ニュース(※)」の記事でこのような話題を見つけました。 インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」の元管理人である、ひろゆき氏の記事です。 ※現在はYahoo!ニュースでの配信が終了されているため元記事の「

          #004 上司と部下の関係を超えた「教祖&信者」が組織の中で引き起こす問題

          #003 都城市の中心市街地に潜む「アーケードトラップ」問題

          前回までの投稿では、先日放送されたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の放送内容に見た、都城市の中心市街地の現状を考えてみました。 今回はそこで触れた「中央通りアーケード」について考察してみたいと思います。 (前回までの投稿は下のリンクからご覧ください) 都城市中央通りアーケードの現状 前回の投稿でも触れたとおり、都城市の市街地を通る国道10号線(正確には国道269号線との重複区間)は「中央通り」と呼ばれていて、かつては文字どおり都城市の中心市街地となるデパートや店舗がひしめく商

          #003 都城市の中心市街地に潜む「アーケードトラップ」問題

          #002 「鶴瓶の家族に乾杯」の放送から見た都城の現状(2/2)

          前回に引き続き先日放送されたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の放送内容の一部から、地元の抱える問題に触れてみたいと思います。 とりあえず向かった先は“市内” 最初に番組ロケのスタート地点として登場したのは、都城市の中心部からはやや北の郊外にある「大島畠田遺跡歴史公園(都城市金田町)」。 この遺跡自体は周辺の開発にともなう発掘調査で見つかったもので、公園が整備されて開園したのも2017年で、周辺の宅地にも県外から移住された方などの新しい住宅が立ち並ぶ比較的新しい街並みです。

          #002 「鶴瓶の家族に乾杯」の放送から見た都城の現状(2/2)

          #001 「鶴瓶の家族に乾杯」の放送から見た都城の現状(1/2)

          今回は先日放送されたNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の放送内容の一部から、地元の都城市が抱える問題に触れてみたいと思います。 「日本一の肉と焼酎のふるさと」都城市を巡る旅 2022年9月5日(月)と9月12日(月)の2回に分けてNHKで放送された「鶴瓶の家族に乾杯」の舞台は、私の地元の都城市でした。 都城市は平成27年度・平成28年度・令和2年度と、ふるさと納税の寄附額が過去3回も日本一(※)となった街。 令和3年度は北海道紋別市(152億9,700万円)に抜かれて日本一連

          #001 「鶴瓶の家族に乾杯」の放送から見た都城の現状(1/2)

          #000 【自己紹介】noteはじめます

          皆様どうぞよろしくお願いいたします。 Facebookなどでは皆様に読んでいただいた内容もあるかと思いますが、こちらのnoteでより深く情報発信ができたらいいなと考えています。 はじめましての方もそうでない方も、よろしくお願いいたします。 こんなヤツです 生まれ育った宮崎県都城市から就職にともなって福岡県に移り住んだのが2000年。 二十年ちょっと勤務したとあるNGOを退職し、昨年7月に都城市にUターンしました。 一度は何の魅力も感じられずに離れた故郷でしたが、離れてい

          #000 【自己紹介】noteはじめます